タイでゴルフ友達になりましょ。

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タイで一番 怖い災害は火事かも ・・・

2012年03月15日 | タイの海外安全情報
 
 日本人一人を 含む 60名以上の死者を 出した、三年前のナイトクラブ 「サンティカ」 の火災、
驚くことに、いろいろと 無残な状況だったことが 明らかに なりました ・・・

* 店内の収容人数が 500人で一杯のところ、1,000人以上の客を 入れていた。
* 非常口も3カ所しか無かった。
* 建材には 燃えやすいものが使用されていた。
* 非常灯・誘導灯・スプリンクラーといった基本的な防火設備が無かった。
* 壁材などにも有毒ガスを 発生する可燃性のものが使用されていた。

 

医師曰く、「火災に おける負傷で、 熱傷だけなら治療は比較的容易。 だが、有毒ガスを 吸引した場合は
治療も困難で致死率が大きく上昇する。 今回は犠牲者の多くが一酸化炭素中毒死だとみられる」 と
述べていました。 上記の無残な状況は まさしく一酸化炭素中毒死を 大歓迎している状況です。

  
 
しかも サンティカは 04年から無許可で営業を 続け、賃貸契約の延長ができなかった為、この日で閉店し
移転する予定だったと … しかも 四カ月前から火災保険は 切れていた …火災発生時に 誘導すべき
店員が 我先に と 逃げたことに よって、犠牲者が 更に 増加したとのことですから、 もう最悪でしたネ。

刑事裁判所は、ナイトクラブ経営者の男性と 管理会社役員の男性に 対し、業務上過失致死の罪で禁固
三年、遺族・負傷者への賠償金として8,700万バーツ (約2億1,800万円) の支払いを 命じていました …

 

が、救われる美談も話題になりました。 この火災で亡くなった東京の会社員 和田桂一さん (38歳) 、
火災時、いったんは 店外に 逃げ出したそうですが、 一緒に いたタイ人女性が 取り残されているのに
気付き、救出の為 再び店内に 入って、床に 倒れていたこの女性を 助け出し、そのまま倒れ 病院に

担ぎ込まれたと … 女性も入院しましたが、軽傷で すみ、和田さんは 数日後に 亡くなりました。 その
女性と家族が 「命の恩人」 として、 和田さんを 見舞っている姿が、何度かニュースにもなりました。  

 

タイのビルは 法に 則って建てられていない建物も あるだけに、バンコクでは 火災が一番 恐い災害かも
知れませんネ。 最近 起きたビル・ホテル火事も 然り、スプリンクラーが設置されていませんでした。

中層以上の古いビルにも スプリンクラーの据え付けを 義務づける条例制定を 慌てて検討していますが、
どうなりますか。 スプリンクラーの設置は コストがかかるので、最低 火災報知器システムだけは付けろ
と 言っているとか ・・・ バンコクに宿泊の折は、火災の備えが 十分に 必要ですよ、皆さん! 


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