被害に遭った日タイのコース、今は完全に復旧しましたネ！

　　
　先月の台風18号による関東・東北地方の記録的な豪雨の影響で、甚大な被害に
遭った茨城県と栃木県周辺のゴルフ場、もう完全に復旧が済んだようですネ。　

このゴルフ場の被害ニュ－スを見て、2011年末のタイの大洪水を思い出してしまいました。
この時もアユタヤ方面のゴルフ場を中心に、30以上のコースが甚大な被害に遭い、何か月間も

　

封鎖され営業が出来ませんでした。日本の秋頃から洪水に見舞われ、タイのゴルフシーズンに
入る前だけに稼ぎ時のチャンスを失ったゴルフ業界に、大きな影響と甚大な被害を与えました。

その大洪水は冠水地域だけでも四国の面積に迫る１万6,000m2に及んだといいますからねぇ～　その為に
12月３日に予定されていた女子ゴルフの日韓対抗戦が中止になり、ガッカリしたことが昨日のようです。

多くのコースが完全に冠水してしまいましたが、アヨタヤリンクスのようにお金持ちのゴルフ場は、
全てを造形し直しましたが、タンヤタニCC（現タンヤCC）やローズガーデンGCなどは、同被害で

　
　　＜今年になって再開できたローズガーデンGC …＞

オーナーがやる気を失くしたり、資金調達ができず手放してしまいました。　現在は新オーナーに
代わって再開しています。　ローズガーデンは、正式には今年から再開したばかりですから４年も …

タイのゴルフ史上、初めてと言っていいほどの体験をした大洪水の被害によって、今では
各コースとも防御は万全としていますが、日タイでもこんな甚大な洪水被害はこりごりですよネ。

先の鬼怒川の決壊では川の東側に被害が集中しました。会場となった大利根GCの「アジアパシフィック
ダイヤモンドカップ」の開催が危ぶまれましたが、選手にもギャラリーにも何事もなく無事に終了しました。

　

もろに被害を受けゴルフ場も少なくありませんでした。鬼怒川沿いに広がる栃木県の鬼怒川CCでは
２ホールに川の水が流れ込み、最近まで９ホールのみの営業だったようですが、今では復旧しました。

甚大な被害は洪水だけではありませんでした。　同じく栃木県の鹿沼CCやエヴァンタイユGC、
ハーモニーヒルズGCでは、土砂崩れにより土砂がフェアウェイやカート道まで及んだといいます。

二次災害も心配されましたが、今では どこのコースでも18ホール営業出来ていると ・・・
日本も秋のベストシーズを迎えていて、このダメージと損害は計り知れないでしょうネ。

　

ゴルフ場運営大手のPGM（パシフィックゴルフマネージメント）では、埼玉と千葉で４カ所の河川敷コースが
冠水クローズ。が、冠水時のノウハウも明確にあり、近隣の系列コースや本社からの助っ人もいて各コースの
営業再開に向けての復旧は順調に進んだとか。ただ、沢山の予約がキャンセルになったと嘆いていましたがネ。

同じくアコーディア・ゴルフは、栃木と埼玉のコースで崩落や土砂崩れ等の被害があり、河川敷コースは
水没。ですが、近隣グループゴルフ場から１日約50人の応援で復旧作業を行ない、１週間後には一部営業を
再開していました。また、10月に開催されるトーナメントで募金活動を予定しているようです。
　日タイともに、二度とこのような災害のないことを祈るばかりです ・・・　　



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