リディア・コー選手(ニュージーランド)の最年少記録を更新したアッタヤ・ティティクル選手。
タイの先輩で17歳で初優勝したアリヤ・ジュタヌガーン選手をも抜いてしまいました。
昨日からの続きです ・・・
振り返って見れば、アリヤ・ジュタヌガーン選手が17歳で初優勝したのも欧州ツアーでした。
米国女子ツアーは例外を除いて18歳にならないと参戦できませんから、17歳でもOKの欧州女子の
QT戦をトップで通って、その年に出場した欧州ツアーで アリヤ選手は初優勝しています。
<17歳で初優勝を飾ったアリヤ選手>
恥ずかしがり屋ながらも、常に笑顔を絶やさないというアッタヤ・ティティクル選手はどんな少女
なんでしょう。 ここからは「ホンダLPGA」で宮里藍プロのマーシャルとして10年間、調子の良く
ない時も 優勝した時も間近でサポートしてきた筧(かけい)由紀夫さんから聞いた話になります。
筧さんについては、タイ在住の日本人で宮里藍プロのことを最もよく知るお一人として、
当ブログでも紹介させて頂いています。 そのブログはこちらからになります ・・・
<タイでは有名なスーパージュニアです>
ニックネームはジーンのアッタヤ・ティティクル選手。タイ・ナショナルチームのメンバーの
一人で国際試合はもちろん、タイのジュニア大会でも数えきれないくらい勝っているようです。
以前 筧さんは「タイで女子のスーパージュニアが数名いる」と言っていたことを思い出します。
筧さんは現在、日本ジュニアのタイアマチュア選手権出場支援やプロアマ問わず、冬の合宿運営など
携わっていると同時に、タイの若いゴルファーが日本で活躍できるようサポートもしています。
アッタヤ選手は日本のツアーにも出場したい願望が強いようです。 今年2月の「ホンダLPGA」や
6月の「サントリーオープン」で出場の機会がありましたが、この時は残念ながら予選落ちでした。
<プロになったパチャリー選手(左)とホンダに参戦したアッタヤ選手(右)>
出身地はタイ西部・ラチャブリー県のバンポーン市ですが、ちょうどカンチャナブリとナコン
パトムの間でしょうか。現在はナコンパトムのインターナショナルスクールに通う14歳です。
地方のインター校ですから外国人は少ないと思いますが、英語の授業は盛んのようでインタビューでも
英語で答える場面も多くありました。ゴルフはいつも付き添っているお父さんとお爺さんの影響を受けて
6歳頃から始めたようです。今は平日の昼間は学校に通学した後、夕方 家に帰り食事をしてから、夜に
数時間の練習する毎日だと聞きます。土曜日曜・祭日はナショナルメンバーとして練習や試合に励んています。
この環境で優勝できたのは、クラスでは級長をやるなど、普段は恥ずかしがり屋ながらも活発
な女の子で、何度失敗しても諦めず物怖じしない性格が、オールラウンダーとして国際試合でも、
どんな時でも大崩れしないことが、功を奏したんではないかと、筧さんは分析しています。
絶えず人気者のジーンちゃんと聞きますが、その分 学校の宿題などインター校での環境は
大変なようです。ですが、世界ランク上位にいるアリヤ・ジュタヌガーン選手という身近な
目標もいますので、これから 一層頑張れるでしょう。 とても楽しみな選手が出てきました。
アッタヤ・ティティクル選手も注目の一人になりました ・・・
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます