国内女子ツアーは、ここ10年近くから 年々 人気が高まり、試合数と賞金額が
増えて、シードへのラインも年々アップして来ています。 昨日からの続きです ・・・
昨季の50位の賞金は1,791万6,000円でしたが、10年前は1,444万5,600円。 この10年間で
500万円以上も上がったことに ・・・ 今や2,000万円を獲得しなければ50位に入れません。
そうなると、今月29日から行なわれるファイナルQTで上位に入るしか、来年の
出場権を掴む方法がありません。 O・サタヤ選手も頑張ってほしいですネ。
<馬場プロ、昨年のファイナルQTでも51位でした>
そう言えば、2011年の日本女子オープンゴルフ選手権など、ツアー3勝の実力者・馬場ゆかりプロ
33歳 (今年68位・昨年もシード権なし) は、今日から始まるサードQTを受験しないことを明言。
あえて来年は、推薦など最大で9試合出場という選択をして話題となりました。 実力もあり、
まだ33歳という年齢を考えても、まだまだ 挑戦し続けてほしい気もします。
全国の3 地区で、すでに8月からスタートしているクオリファイング トーナメン (QT
= 予選会) ですが、トーナメントは4ステージから成り、ファーストQT、セカンドQT、
<ファイナルQT40位までが、来季の出場権を確保できます>
サードQT、ファイナルQTとして、ストローク・プレーで実施されます。 一般選手なら
ファーストQTからサードQTまで勝ち残ってファイナルQTに進みますが、大変です。
が、今季のシード権者 及び 賞金ランキング50位までの選手は、サードQTまで免除され、千葉県の
東急セブンハンドレッドクラブ 東コースで、今月29日から行なわれるファイナルQTに出場できます。
その他、セカンドQTが免除されるのは、ステップアップ ツアー優勝者、「三菱電機レディス」 終了時の
賞金70位までの選手らです。 今年はどんな選手が勝ち抜いてファイナルQTに進んでくるんでしょう?
<有村智恵プロも上位を目指します>
今日から54ストロークで争われるサードQTで多くの強者揃いが出場します。 セカンドQTを
通過したメンバーには、有村智恵、諸見里しのぶ、斉藤愛璃プロらがいます。 また、セカンドQTを
何なく 突破した新たな韓流美人 ユン・チェヨン、アン・シネ選手と言った実力者も顔を揃えています。
そして、美人プロと言われる豊永志帆プロ、今年のプロテスト1位合格の永井花奈プロ、今年の
賞金ランク55位までに入れなかった56位の川満陽香理、57位の武尾咲希プロらも出場します。
<元賞金女王の森田理香子プロも負けられません>
今季のシードを持っていた森田理香子、香妻琴乃プロらは、ファイナルQTからの出場です。 賞金女王に
なってからシードを失った選手は過去にもいましたが、3年での陥落は 「最短という不名誉な記録」 を
残してしまった森田理香子プロも、もうそんなことは気にしていられない状況でファイナルQTに進みます。
QTに出場するのはプロデビューした08年以来で、相当な重圧の中での戦いになるのは必至でしょうが、
それでも26歳の森田プロは諦めていません。 「100パーセントの力で臨む。 そして、必ず また 一番上に
戻って来る。 ここでゴルフ人生を終わらせるつもりはない」 と力強く語っています。
彼女たちは必死でしょうが、ファイナルQTにちょっと 応援に行きたくなりますねぇ~
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
残念ながら、タイのO.サタヤ選手は75位に終わり、来季のレギュラーツアー出場は絶望になりました。
例年ですと、35位あたりまでに入ると、レギュラーツアーにフル出場が出来ますが、75位だと、主催者推薦で出場するしかありません。
サタヤ選手は来季は下部ツアーが主戦場になります。
http://www.lpga.or.jp/qualify/qt/2016/9100/leaderboard/9/
どうなるのか、来年が心配です。