選手たちから ”やっかみ” が、生じるのも当然でしょうネ。LIVゴルフは、賞金が高額で、
開幕戦の賞金総額は2,500万ドル(約33億7千万円)。出場しただけで報酬が確約され、
最下位でも12万ドル(約1,600万円)が保証されていました。 昨日からの続きです ・・・
同時期に開催された新規「ASO飯塚トーナメント」の優勝賞金でも2千万円ですから
通常ではあり得ないことです。プロゴルファーは個人事業主ですのでサウジアラビアの
政府系ファンドが支援する「LIVゴルフ」などのツアーに参戦しようが、どのツアーに出場
しようと自由ですが、谷原秀人プロには、日本ツアーで選手会長という重責があります。
彼は選手会長に就任した際、“男子ゴルフをどう盛り上げていくか” と熱意を語っていただけに、
複数の優勝経験がある男子プロからも、“無責任としか言いようがない” と憤っていると聞きます。
<谷原選手会長>
“彼は一介の選手ではなく選手会の会長。やはり欠場した「ジャパンプレーヤーズ」は昨年、
選手会が主体となって苦労して立ち上げた、これも新しい国内大会のはず。欠場理由は腰痛と
いうことだったが、その直後のLIVゴルフ第2戦ではプレーし、16位タイで22万3,600ドル
(約3千万円)を獲得している。これではスポンサー離れが加速してしまう“ と懸念しています。
今年から選手会長に就任している谷原プロは、LIVゴルフへ出場を決めた際に、“新しいツアーを
どんなものか見てみたい。良いものがあれば、日本に持って帰りたい“ と語っていました。
基本的に同大会は、三日間のストロークプレーで個人、団体戦を実施し、全組が同時に
ティオフするショットガンスタートを採用します。これについても、”おもしろいと思う。
その他のイベントでも、良いものがあれば吸収したい。PGAも欧州ツアーも知っているので、
新しいツアーはいったい何をするんだろう、というところに興味がある“ と述べています。
あくまで選手会長として、視察を兼ねて参加しているという感じは受けますよネ。
<時松隆光前会長と新体制の中西直人副会長、小田孔明副会長らは何を想う>
それならば、何も日本ツアーの新規トーナメントである二試合を欠場してまで行かず、ネット
社会なんですから、関係者に問合せするなど、他にいくらでも方法はあるはずですからネ。
口の悪いベテラン選手は、“谷原会長の身勝手なふるまいが、男子ツアーの凋落に拍車をかける
かも知れない“ と心配しているよう。 JGTO関係者の一部も、”来年、他の選手が日本ツアーを
ほっぽり出して、LIVゴルフに参戦していくこと“ に危惧しているといいます。 今後に注目です。
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