タイでゴルフ友達になりましょ。

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違法賭博場の取締り強化の最中に逮捕者が ・・・

2021年01月10日 | タイの出来ごと、あれこれ
 日本と較べたら可愛いもんですが、タイの累計コロナ感染者は1万人を突破しました。

ラヨーン県など近隣に日系企業も多く、一万人の日本人が暮らしていると言われている
チョンブリ県シラチャ郡での感染も広がっており 昨日の新規感染者は35人でした。

このエリアの感染拡大は、ラヨーン県の闇カジノでクラスターが発生したことが要因の
一つと言われています。昨日もプラユット首相が「感染元となった違法賭博の対処にも

 
 <賭博現場を襲撃>

本腰を入れ始めた」と書いたばかりですが、タイ警察は8日、チョンブリ県パタヤにある
コンドミニアムの部屋を急襲し、違法に賭博を行なっていた21人を逮捕しています。

逮捕者の内訳はタイ人5人、中国人14人、シンガポール人1人、カンボジア1人とのこと
ですが、彼らは当然 近隣県を跨いで違法賭博に加わっているので感染も広まるでしょう。

  

先月から、タイの新型コロナの感染拡大の大きな要因は、密入国の外国人出稼ぎ労働者と闇の
賭博場という、タイで以前から社会問題化していた違法行為からです。 一部の有識者からは、
“国が取締りなど怠っていたことが、皮肉にもコロナ拡大に繋がってしまった” と嘆いています。

プラユット首相は5日、違法賭博場の存在とその実態を明らかにすべく特別委員会を設置する
よう指示を出したばかりです。同委員会は警察庁、タイ版FBIの法務省特別捜査局(DSI)、
資金洗浄対策室(AMLO)、政府反汚職委員会(PACC)の代表で構成されるといいます。

 

タイ近隣国ではタイ国境近くにカジノが開設され、多くの中国系タイ人も足繁く通っていることは、
結構 知られています。改めて政府は国民に外国のカジノにも出かけないよう呼びかけもしています。

タイでのコロナ感染による死亡者は累計で67人と少ないんですが、つい最近、ラヨーン県で
違法賭博場で遊んだ息子から癌の治療を受けていた88歳の父親が感染して死亡しています。

 

そんなこともあってか、新型コロナウイルス発症元となった同県では、違法カジノの取締りが
できなかった県警本部長(警察少将)が更迭されています。 政府も本気度を増してきました。

COVID-19管理センターのタウィーシン報道官によると、“ギャンブラーたちは、一つの賭場で
負けると運気を変える為、他県の賭場に移動する傾向があり、多くは仲間数人で一つになって
行動する為、一人が感染したらグループ全員が感染する確率が高い” と述べています。

 

ラヨーン県にて賭場で発生した感染が、隣県のチョンブリ・トラート・チャンタブリー県での
クラスターに繋がり バンコクにも感染が及び 一気に広げました。ホント困ったものでした。
各地の賭場を渡り歩くギャンブラーたちは、自身の行動や濃厚接触者について隠しますから
追跡も困難になりがちです。今更ですが、一刻も速く違法賭博を無くしてほしいですよネ。  


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