タイの信者を 驚かせた三人の僧侶たち ・・・

　　
　“三日坊主” という言葉、実は タイの仏教 （小乗仏教） から来ているとか。　

“タイ人男性は、一生のうち一度は仏門 （出家） に入る” と言われますが、出家する期間は、仕事の
都合や家庭の事情によって 人それぞれ。　短い期間は 三日という人もおり、ここから “三日坊主” と
いう言葉が生まれたと言われているんですネ。　日本では、余り 良い意味では使われませんが ・・・

　

　タイでは ここの処、僧侶に纏わる驚きのニュースが、頻繁に起きているようです。

一時的に仏門 （出家） に入っていたのでしょうが、先月 二人の僧侶が 3,800万バーツと600万バーツの
宝くじに当選したという出来事がありました。　当然 出家して僧侶となれば、三カ月なら この期間を 寺内で

読経や瞑想で過ごしながら修業に励みます。　そして 277もの厳しい戒律を 守りながら毎日を 送ります。　
大変で、逃げ出す僧もいるそうですからネ。　宝くじなんか買えることなんかできません。

その一人の僧侶は、出家の前日15日に購入して、僧侶となった16日に600百万バーツが当選したそうです。
これは 出家の前日だから許されるのかな …　還俗後は、お母さんに家を 建ててあげて、米国人の父親に
会いに、米国へ行きたいそうです。　600万バーツといったら、約２千万円ですからねぇ～

　

もう一人は、3,800万バーツ （約１億２千５百万円） ですからネ、さぁ～ もう大変です。　この僧侶は
出家して８ヶ月で、当選が分った後に 行方を くらましており、連絡も取れなくなっているようですヨ。
許されない行為で没収されると思って逃げちゃったのでしょうねぇ～

二人の僧侶とも、パタヤにあるワット・タムサーマッキーといお寺での珍しい事態に、周りの住民は
勿論 遠方からも 多くの市民が 同寺へタンブン （徳を 積むこと） に やって来ているという話です。

　もう一つの僧侶の話は、タイに居た日本人の僧侶のニュースです。

　

長年にわたり （38年間） カンチャナブリー県のパースナンタワナーラーム寺院の住職を 勤めてきた
柴橋光男氏 61歳（光男カウェーサコー師）が、僧籍を 離れ 突然 還俗されて、日本に帰国しました。

同氏がお寺を 去ったこに、信者の多くがショックを 受けていたといいます。　同氏はベンチャマポピット
（エメラルド寺院） で、最後の説法を 行なった後、６月にチャナソンクラム寺院で還俗したようです。

著名な僧侶でもありますから、健康問題やら、日本で瞑想コースを 開くとか、いろいろとタイ人信者の
間では 噂されていました。　本人も 「信奉者の多くが、私のことを 案じているのを 知っているが、
心配しないでほしい」 と、彼が設立した慈善団体から コメントが報告されていたんですが ・・・

　

　実は、タイ人女性と結婚したことが分かり、憂慮から驚きと失望に変わったというのです。　タイでは
僧侶は結婚どころか、女性に触れることも出来ませんので、尚更です。　日本では問題ありませんがネ。

報道によりますと、その女性は52歳のある美容クリニック・センターの会長で、女性企業家とのことです。
タイの人に 日本の僧侶は結婚できると説明すると、タイのほとんどの人は驚きます。
　日本人は許されても、タイの信者にとっては、裏切られたという感覚でしょうかネ … …　　



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