タイ国の観光客数、日本人が救いの神になれるかも！

　タイ観光・スポーツ省が、先月３月の外国人旅行者 及び 徐々に緩和された昨年11月から

３月までの月別統計を発表しています。昨日からの続きです。　月別を見てみると ・・・

 

　　外国人訪問者数　　　　　　 日本人

　21年11月　91,255人　　　　2,238人

　21年12月　230,497人　 　　3,656人

　22年１月　133,903人　　　 2,400人

　22年２月　152,954人　　　 2,136人

　22年３月　210,836人　　　 4,704人

　

昨日の当ブログに 千一さんという方から、“日本の水際対策が緩和されない限り、日本人

観光客の訪タイは増えない” 旨のコメントを頂きましたが、その通りですよネ。日本の

水際対策がこれほど厳しくなければ、ロシア人に変わって、一桁 数字が違ったでしょう。

 

頼みの中国人観光客は、現在 国内でコロナ鎮静化に必死で 一部ロックダウンを行なうなど

外国旅行どころでは無いでしょう。　中国人観光客が 多少 増えても年末でしょうねぇ～

　

パタヤやプーケット島・サムイ島などのリゾートでは、観光客トップだったロシア人は激減し

欧州各国からの観光客も、ウクライナ情勢の深化で、海外旅行を控えているといいます。

 

特に南部のプーケットなどの島々は、ロシア人にとって大人気のリゾートの一つ。ビフォー

コロナの2019年には、ロシアから訪れた旅行者は、約148万人で欧米を上回っていました。

 

新型コロナウイルスの規制緩和が始まったタイミングで、ロシアによるウクライナ侵攻が

発生してしまいました。多くの航空会社が航空機の運航を停止され、３月下旬時点では

プーケット島にロシア人観光客一万人前後が、足止め状態となっていましたからねぇ～

　

航空便減少のほか、経済制裁の影響でルーブルやカードが使えず、リゾート地に足止めされる

ロシア人観光客が続出しているのは、既報されている通りです。　何もタイ国だけではなく、

ロシアによるウクライナ侵攻の余波は、東南アジアのリゾート地に及んでいるようです。

 

ウクライナ情勢が好転しても、今後はロシア人観光客にも期待はできないでしょうし、

あと 期待されるのは、日本の水際対策が平常化されれば、“日本人が「タイの観光客の星」に

なれるや否や” （苦笑）ですかネ。　タイのゴルフ関係者は、皆 そう願っているでしょう。

　

ただ 気がかりが …　日々の新規感染者数は２万人前後を推移していますが、コロナによる

死者数が22日128人、23日129人と、８日連続で一日の死者が120人を超えている事です。

 

ワクチン接種率も一回が人口の80.7％、二回が73.2％、三回は36.4％と 日本と変わりません。

接種の初期は中国製のシノバックワクチンがほとんどでした。死者が増えているには、“それが

要因の一つではないか“ と言う医療関係者も居るようです。 死者数の増加が心配です。