宗恵の「一期一会」

茶道教室の様子を中心に日々感じたことなどあれこれ綴ります。

荘る(かざる)

2011-01-17 20:53:21 | 宗恵の茶の湯日記
昨年12月16日の記事に


裏千家では「かざる」を「荘る」と書きますが何故なんでしょう?
どなたかご教示くださいませ。


と書きましたら雪和さまから「荘厳(しょうごん)に由来する」とコメントをいただきました。
コメントだけにしておくのはもったいないので
ここに記事にして皆さまにお知らせいたします。

答えはウィキペディアにありました!
裏千家では入門の次に小習(こならい)という許状をいただきます。

【小習】裏千家では前八ヶ条・後八ヶ条の16条としている。前八ヶ条は貴人点・貴人清次・茶入荘・茶碗荘・茶杓荘・茶筅荘・長緒茶入・重茶碗、後八ヶ条は包帛紗・壺荘・炭所望・花所望・入子点・盆香合・軸荘・大津袋である。前後の区別は14代無限斎(淡々斎)からのものである。なお「飾」を「荘」と表記する慣習があり、これは仏教の荘厳(しょうごん)に由来する。


【荘厳】荘厳(しょうごん)とは、仏語で仏像や仏堂を美しくおごそかに飾ること。また、その物。お飾りともいう。宗派により異なる。
智慧・福徳・相好で仏などの身を飾る(包む)ことも意味する。
サンスクリット語のvyuha(分配、配列)が語源とされ、「みごとに配置されていること」「美しく飾ること」の意。漢字の「荘」「厳」はいずれも「おごそかにきちんと整える」 という意味。「立派で厳かな」という意味の荘厳(そうごん)は荘厳から派生した言葉。荘厳は一般には「そうごん」であるが仏教では「しょうごん」と読む。





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4 コメント

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何か・・・・・・ (kiza)
2011-01-17 21:01:36
何か・・・・・・

凛!!!!!!!!

とした感じですね~
返信する
そうだったんですね。私も知らなかったものですから (お福)
2011-01-18 15:28:38
そうだったんですね。私も知らなかったものですから
ほんとにいい勉強をさせていただきました。
いつか宗恵さまから、このようなブログを拝見できるのでは・・・と思っておりました。雪和さまにも機会がありましたら、よろしくお伝えくださいませ。何かありがたい気持ちになりますねぇ。
ありがとうございました。

返信する
[E:clover]kizaさま (宗恵)
2011-01-18 15:32:23
[E:clover]kizaさま

日本語って素晴らしいですよね。
茶席の会話も難しくまた楽しいものです。
返信する
[E:clover]お福さま (宗恵)
2011-01-18 15:43:05
[E:clover]お福さま

ずーっと気になっていたことが解決して
本当にブログってありがたいな、と実感いたしました。
これからも疑問に思ったら即ブログで問いかけてみようと思います。
雪和さまはどうも通りすがりの方のようです・・・。
これをご覧になってくだされば良いのですが・・・。
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