北代田町の住宅に囲まれた田んぼです。周りの田んぼは次々と埋め立てられて、住宅地になって、その中に取り残されたみたいになってます。でも、ちゃんと実りの秋を迎えています。
昨日は朝食をすませるとすぐに、赤城白川沿いの住宅地の中にある事務所を訪ねて相談です。何の相談かは内緒です。いろいろやらなくてはいけないことが次々と出てくるものです。
事務所の入り口の水槽の中に金魚が泳いでました。カメラを向けたら一斉に寄ってきちゃいました。餌をもらえると思ったのかな…、今度行く時は用意していこうかな…
家に戻ると、玄関に荷物が山のように積まれていました。子ども体験教室や、ALTの皆さんの体験教室などの夏の仕事が終わったんで、使った小道具や衣装なんかを倉庫に納めに行くんです。手伝わねば…
前橋駅前にある(株)上毛倉庫のレンタルルームを借りて、糸駒はいろんな道具やなんかを保管管理しているんです。
上毛倉庫の煉瓦蔵です。1895年(明治28年）につくられた煉瓦造りの倉庫です。写真の2号倉庫が、一番昔の姿をよく残しているそうです。倉庫の敷地の東側の市道から壁の見える蔵です。
少し前まで、前橋のまちのあちこちに煉瓦蔵がありましたけど、今、残っているのは数えるほどです。その中で、とにかく立派なのが、この倉庫と、住吉町二丁目の旧安田銀行担保倉庫です。
レンタルルームは、こちら3号倉庫の二階にあります。荷物用のリフトも取り付けられて、便利になっています。
衣装ケース二つ、木箱二つ、ダンボール箱四つ、その他三つを糸駒の自動車の後部シートを倒して押し込んで運んできたんです。えっちらおっちら、大変です。でも、自分ちにくらつくるよか安上がりですし、それに、年に何度か、128年を経た明治の風景の中に入りこめる幸福感は何とも言えません、良いものです。
荷物運びを終えて、昼食休憩の後、今度は下小出町へ。たいした用事ではありません。
桃ノ木側をのぞいたら、流れの脇の堆積土砂にシロタデが大群落をつくっていました。きれいです。
家に戻って来る途中、城東町3丁目の路地で顔見知り猫に出会いました。
涼しいので、ゆったりしています。「こんちは！」って声かけたら…
＜おヒゲのとこにさ、キキそっくりの子猫が来るって噂があるけど、ほんとう？＞
「うん、親切な方がいてさ、キキにすごく良く似た子猫を保護して連絡してきてくれたんだ。寂しそうにしてるのが見てられないって…」
＜で、もらうことにしたの？＞
「いいや、申し訳ないけどお断りしたよ」
＜どうして？＞
「おれ、もう73歳じゃないか。愛護団体の多くはさ、70歳以上の高齢者を保護猫の里親にしないことにしてるんだよ。だって、猫よか先に死んじまってしまう可能性が高いじゃない…」
＜それもそうだいね、里親が死んじまって遺された猫はあんじゃあないやいね…＞
そうなんです、ご好意には感謝します。でも、猫のために、もう決して一緒に暮らさない決心をしています。
昨日は、広瀬川に水が戻ってきました。満水の推移で流れています。
実はさ、水が止められてた一昨日と昨日、警察官が大勢川岸から川底を眺めて何か調べていたんです。わが家の前の私道にも警察車両が乗り込んできていて…
「何があったんか聞きゃよかったじゃない？」、あおい食堂のお母さんの意見です。
「とても尋ねる雰囲気ではありませんでした」、私の答えです。
「ピストルかなんか捨てた奴がいたのかな…」、下小出の人の感想です。そんな情報は決して流れていません。
「強盗がさ、盗んだもん投げ込んで逃げたんかね…」、近所のおばさんの見解です。でも、このあたりで犯罪行為があったというニュースはありません。
「飛び込んだ奴がいるのかな…」、まちで出会った知り合いの不吉な予感です。昔、魚屋のおじさんが落ちちまって、下流まで捜し歩いたことがありました。悲しい事故でした。
結局、何もわかっていません。ただ、広瀬川がいつもの姿に戻ってくれてほっとしています。
昨日の夕食です。チキンカツにトマトのカレーソースです。それと温野菜、ジャガイモの素揚げ、ピーマン、キャベツ、ナス、椎茸の炒めものです。それに、タマネギと椎茸の石突き入りの炒め飯です。
こんな具合にしていただきました。カレーは、8種類の香辛料を使いました。
「高価なトマトのレッドカレー＆チキンカツだぜ」と言ったら、
「ヤギカフェのパクリは止しときなさい、出入り禁止になったら困るでしょ！」、糸駒に叱られました。
でもね、野菜が値上がりしてます。とりわけトマトは大変です。直売の出荷量もものすごく減っています。葉物野菜も同じです。
写真は、昨日の夕方買い込んだ野菜です。キンシウリ、形の不揃いな赤ピーマン、菌床椎茸、ミニ白菜、それと紙パック入りのトマトの水煮です。レッドカレーは、この水煮で作りました。決して、こうかなフレッシュトマトを使って贅沢したわけではありません。念のため…
直派若柳流の若柳糸駒ことユキ子でございます。
祖母の初代若柳吉駒、そして伯母の吉啓、二代目吉駒と昭和12年から続けてまいりました美登利会を引き継がせていただきました。
二代目吉駒の遺志と教えをしっかり守って、一生懸命つとめてまいりますので、よろしくお引き立ていただきますようお願い申し上げます。
４月８日の第７５回美登利会の舞台の様子はコチラでご覧になれますす。
お稽古場は前橋市城東町四丁目です。詳しくはコチラをご覧ください。
9月15日(土)に国立劇場大劇場で東京新聞が主催する「推薦名流舞踊大会」に出演いたします。二代目が得意とした「広重八景」を舞います。