昨日は資源ごみの収集日、ごみ出ししながらカレードスコープで遊びました。先端のワンドをはずして、風景を眺めてみました。
右側の写真が、ご近所の通りの風景です。それなりの面白さなのですが、写真に撮ると良く分かりません。
<これはなあに? 何見たの?>
「分かるかな、分かると良いけどな…」
朝日町から三河町にかけて、二中地区区画整理事業が行われています。もうずいぶん長いことかけてやってるのですが、工事区域がだんだん西へ進んできて、中川小学校周辺が工事の中心になっています。
写真の新しい道路は、子ども公園の北側からマニハ食品の工場を抜けて、中川小学校の西側へ抜ける新しい道です。
中川小学校の正門です。門の脇にはタブの木が暮らしています。
この正門前の塀に沿った道は廃道になります。廃道になるってことは、きっと、この見慣れた風景がなくなるってことです。
学校のコンクリート塀がいつできたのかは知りません。でも、ずいぶん長いこと、ここにあった気がします。
この塀も、きっと、なくなって、新しいものが作られるんだと思います。
町がきれいになって、消防や救急がうまくできない狭い道がなくなるのは良いことです。でも、慣れ親しんだ風景は失われます。
路地が消えます。長屋もなくなります。
昔、まだ芳町(よしちょう)、百軒町(ひゃっけんまち)って呼んでいた頃から見慣れていたものが消えていきます。少し寂しい気分になります。
<寂しいんならさ、今のうちだよ、よく見ときな…>、顔見知りの三河町の猫です。
「そうか、この界隈の風景、今のうちによく見ておこうかな…」
<『懐かしの芳町界隈』なんて、ノスタルジックで良いじゃん、爺さん向きだいね…>
確かに、爺さん向きですね。
住む人も少なくなった路地は、日曜だというのに子どもの声も聞こえません。
しばらくかけて、記念写真を撮っておきましょうか…、もう、なくなることは自明なのですから。
まちでは、こないだ紹介した『学市』が開かれてました。
若い人たちの明るい声が響いてます。すこぶる健康的、いいやいね…
こうして、若い人たちの新しいつながりができて、新しいことが始まるんだよね。こっちは、『消えてく風景』ではなくて、『始まる風景』だいね。
用足しすませて家に戻って、フローズンヨーグルト作りました。干しブドウ入り、ママレード入り、それにプレーンの三種類できました。
私は、アイスクリームよかこっちが好きなんだけど、市販品があまりなくて、時々作ってます。
それから、外に置いておいた漬け物桶から、菜漬けをみんな揚げました。左は杓子菜、右は白菜、両方とも去年の12月に漬け込んだもの、強烈な醗酵臭のする古漬けになってます。
気温が上がる前に、冷蔵庫に移さないと、酸味が強くなりすぎて食べられなくなっちゃいます。
古漬けの杓子菜の保存はこんな具合にしてます。空気に触れると味が変わるので、一株ずつラップで包んで空気を遮断して、ポリ袋に詰めます。手前の小さな袋入りは、年末にまた漬けるときの乳酸菌の種にする漬け液と小さな1株です。左は、当座食べる分、細かく切りました。
刻んだのは、水でちょっとさらして、醗酵臭と塩分を少し除きます。それから良く水気を絞って、胡麻油で炒めます。しょうゆを少し加えて味付けする人もいますが、私は味付けはしません、そのままです。
みんな片付けて、冷蔵庫に納めて、そして晩酌。左が杓子菜、右のが白菜です。白菜は、細かく切ってさっと水をくぐして絞るだけ、炒めてありません。炒めてもおいしいです。
酒の肴、湯漬けご飯にいいですよ…
そして、独り麺喰いの夕食は、ありもので五色そば、左から、おろし大根にいくらのしょうゆ漬け、薄焼きたまごに刻み海苔、長芋のおとろに桜花の塩漬け、キンピラゴボウに白菜漬け、ホウレン草の炒りたまご、おいしくできました。
ちなみに、朝食はトマ玉うどん、昼食は納豆汁のつけ麺、三食麺喰い、麺は、青井食堂のおばさんにもらった富士見町の石田製麺の乾麺です。
直派若柳流舞踊会『美登利会』は、この春、71回目を迎えます。前橋の春の催事として、みなさまに支えられて、長く続けてまいりました。今年は、4月6日に前橋市民文化会館で開催いたします。
今回は、フィナーレで『ぐんまちゃんダンス・ミンナノグンマ』をやることといたしました。ぐんまちゃんにも特別出演していただきます。
どうぞよろしくお願い申し上げます
直派若柳流 若柳糸駒
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