猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

おヒゲの常食うどん、基本の汁の作り方 キキの料理教室第38回

2013-10-05 07:34:42 | キキの料理教室

Dscf3661 <おヒゲがさ、お仕事と、なかんじょうと、佐久間川で少しお疲れなんで、今日は、キキの出番です
お待たせしました、キキの料理教室ですよ>

 

 

 

 

Dscf3670 <実はね、日曜日から吉駒伯母さんとユキ子さんは東京のお稽古場へ出かけててお留守、昨日の晩に帰ってきたの。
「何食べてたの? ブログに料理がちっとも載らなかったけど…」、ユキ子さん、ブログ監視してんだね…>

 

 

Dscf3672<というわけで、今回は、お二人が不在の間におヒゲが作ってたべてたもん紹介しますね。キキはずっと一緒だったから、知ってんだ。
実はね、うどん食べまくりだったの…>

 

 

 

Dscf3444 <『卵とじうどん』です。鳥山海苔店の焼き海苔をもんで、庭先で採れた茗荷を添えて。
「昔ね、今のスズランの脇に『田毎』ってうどん屋があってさ、連れてってもらうと必ず卵とじのうどんだったんだ。学校上がる前の話…」と言ってました>

 

 

Dscf3447_2 <これはね、青ネギいっぱいの『舞茸と若布うどん』、たまごが1個お月見みたいに落としてありました。
「やっぱ、月見は寂しいやいね、賑やかにしなくちゃ」だそうです>

 

 

Dscf3445 <『肉汁つけ麺』です。めん汁に麦ミソを少し足して沸かして、牛肉と牛蒡の有馬煮を入れて、卵を落とした汁に、冷たいうどんをつけていただきます
牛蒡と牛肉の有馬煮はさ、るなぱあくの園長してたときのお弁当のおかず、毎日食べてたんだ」そうです>

 

 

Dscf3587 <『溶き卵うどん』です。めん汁に葛ひいて、割りほぐした卵を流し込みます。トッピングは梅酢に漬けた新ショウガの千切りです
「谷中に居たときさ、餡かけうどんの美味しい店があったの、冬の寒い日の銭湯帰りに食べたな…」だそうです>

 

 

Dscf3617 <『とろろつけ麺』です。添えてあるのは、牛肉と牛蒡の有馬煮と刻み茗荷、うどんには千切りのピーマンをゆで込んで、鳥山海苔店の焼き海苔をたっぷり
「おとろは、濃いめん汁で割って食べるの。うどんは、めん汁つけて、別に食べるんだ」、つまり、おヒゲはうどんをおとろにつけないのです>

 

 

Dscf3654 <『かき揚げおろしうどん』です。玉葱と干し桜海老のかき揚げ、たっぷりの大根おろしで割っためん汁、うどんには千切りのなすがゆで込んであります
「うどんをゆでるときにね、おしまいの2分か1分半のところで、千切りにした野菜加えて一緒にゆでて、一緒に水でさらすんだよ。そうすると、やさいも食べられる。ナス、ダイコン、ニンジン、ピーマン、青菜、みんなおいしいよ」だそうです>

 

 

Dscf3586 <『トマトカレーつけ麺』です。めん汁で味付けしたトマトのカレーに冷たいうどんをつけていただきます。
「前にさ、『信太カレーうどん』っての紹介したいね、しょうゆ味のカレー作れば、何のカレーでも美味しいよ」だって>

 

 

Dscf3656_2 <5日間で8種類のうどん作って食べたんだ。その間にさ、力丸町の『こむぎ』まで出かけて、こむぎうどんも食べてんだよ。好きだね、おヒゲは。
「夕方になるとさ、『うどんぶったから、食ってきない…』って声かけてくれるおばさんがいてさ、うまかったな…」少年の日の思い出のようです>

 

 

 

Dscf3674 <これが8つ目、『野菜煮込みうどん』です。
これは、普通のうどんでなく、『ひもかわ』という群馬や埼玉で食される独特のうどんを使ってます。
「ひもかわは冬のうどんだったよ、煮込みで食べるんだ。まちの人はあまりおっ切り込みはしないでさ、ひもかわの煮込みだったな。宇都宮生まれの母は、うどんが嫌いだったよ、ひもかわはもっと大嫌いだった。だからあまり作ってくれなかった」そうです>

 

 

Dscf3675 <おヒゲはね、うどん専用のめん汁を自分で作っているの。つくり方をおしえてあげるね。
まずは、水3カップにだし昆布5gぐらいを入れて、半日ほっとくのね…>
     

 

Dscf3704 <それを、弱火にかけて、ゆっくり煮るの。沸騰する直前に火を止めて昆布を取り出して、削り節(本枯れ節のね)を15gほど入れて、水を20mlほど加えてまた弱火、一煮立ちさせたら火を止めて、粗熱がとれるまでそのまま…>

 

 

Dscf3681 <お出汁とりながらね、別の鍋にみりん1カップとしょうゆ1カップ入れて、7吹きこぼさないように煮立てるの、1分ほど煮立てたら火を止めて、割り下の出来上がり。
割り下と出し汁とを合わせればめん汁完成、瓶詰めにして冷ましてから冷蔵庫なんだ。>

 

 

Dscf3677 <使う時はね、作るうどんにあわせて、水で適当に割って使っているの。時々、お味噌や食酢を加えたりして、味付けにも変化もたせてるよ。
「市販のめん汁は確かに便利、でも、自分の味を作る楽しさは別」と言ってます>
涼しくなってきて、キキが丸く坐るようになりました。秋が深まります。

 

 

 

Dscf3705 <この間使ってたうどんは、星の物産製の『手振りうどん・上州地粉もみ切りうち』と『上州ひもかわ』です。
星野物産は群馬が誇る粉と麺製品のメーカーだよ。HP見て、製品のラインアップもすごいけど、麺料理のレシピも充実してるから…>

 

 

 

Dscf3696 Dscf3698<昨日はね、もううどんでないの、二人が帰ってきたから。
常備菜に、ひじき煮て、クルミの飴炊きつくって、サツマイモのリンゴ煮と菊花の甘酢漬け…>

 

 

Dscf3699Dscf3700  <夕食は、焼きマツタケ、マツタケご飯とお吸い物、それと、牛肉と野菜の鍋蒸しをカボスのポン酢で、でした。
東京のホテル暮らしだと、野菜不足になっているはずだからって…>

 

 

Dscf3707 <そいでね、おかしいのはさ、伯母さんのおヒゲへの東京土産がさ、富山県の氷見市名産の『氷見うどん』だったの
伯母さんも、おヒゲのうどん好きをしっかり見抜かれてんだいね>

 

 

 

Photo 『お散歩ネコのキキとヒゲおじさんの日常』を、『猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日』に模様替えしたのは、昨年の10月6日でした。もう、一年が経ってしまいました。ありがとうございます。
読んでくださる皆さんがいて、それを励みに、この一年間で406本の記事を書いてきました。たくさんのアクセスをいただいています。前の『お散歩猫のキキ…』へもアクセスが続いています。ありがたいことです。
これからも、ノンビリした前橋のまちの毎日をお届けいたしますので、よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

2前橋市文化協会の『ふれあい体験教室・日本舞踊』でお稽古してきたお友だちは、10月26日に前橋市民文化会館で開かれます前橋市民文化祭『日本舞踊』に出演いたします。私、糸駒も『常磐の庭』を舞います。それから、10月19日に前橋臨江閣で開かれます『和のつどい』にも出演いたしますので、よろしくお願い申し上げます。(若柳糸駒)
『若柳糸駒日本舞踊教室のご案内』もご覧ください。

 

 

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