<昨日の前橋は『初市まつり』でした。
昔、日本の繭の取引価格は、前橋の糸繭商の店頭価格が基準だったんですって。その頃、本町には糸繭を扱う商家が集まってて、毎年、1月9日に、糸繭の取引がはじめられ、あわせて縁起物のだるまを売る初市も開かれたんだそうです>
「昔はね、だるま屋さんしか出てなかったんだよ。食べ物なんか売る露天はなかったよ」、これは、長くまちの中で暮らしてきたユキ子さんの伯母さんの話。
「だるまを売る市はね、6日の高崎少林山と9日の前橋だけだったから、桐生や太田からも大勢の人が買いに来てたのよ。賑やかだったの、売り声も、手締めの掛け声も…」
八幡さまから渡御してきた八坂さんの仮宮にお参り、お札をいただきます。だるまさんと一緒に神棚に上げて、一年の無事をお願いするんです。
お札をいただくと福引が出来ます。三等賞、初市まつり限定酒をもらっちゃいました。嬉しいな、中身は町田酒造のセイリョウです。
家にまつるだるまと、京都で暮らす二男に送ってやる小さなだるまを買いました。
これはね、露天商のお店ではなく、本町に店を構える大気堂さんの出店、福袋のほかに、ノートや筆記用具なんかをものすごく安いんです。この日だけ、お店の商品も全て2割引、便箋、封筒、熨斗袋なんかを買いこみました。
すっかり葉が落ちたメタセコイアの枝が光ってます。今月でお手伝いをやめなくちゃなりません。でも、この木の芽吹きは見にこようと思っています、きれいなんだから…
学校の裏を流れる佐久間川の向こう岸、勢多農の桜並木にヒヨドリがたくさん集まってました。行ったり来たり、飛び交って、賑やかさん…
風のない、温かな放課後、子どもたちの歓声がすごく賑やかだなって思っていたら、何のことない、補聴器つけてるんですよね、子どもたちの高い声って、こんなに賑やかだったんですね…
寺子屋すませてから、もう一度初市へ、伯母さんが暦を欲しいって、いろいろ書いてある『高島暦』、いつも初市で買っていたんですって、見つかりましたよ…
まちなかの駐車場はガラガラ、でもね、バス停や上電の中央駅はたくさんの人、初市の日だけは、バスや電車が見直されるんですね…
<初市の日はな、まちん中あぶなくてさ、歩けやしない、こまらいね、じっとしてるしかないんだいね…>、まち猫の初市…
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