卒業式

歳を重ね経験豊富になることは、誇らしいこと。でも、気をつけないと、不感症になりかねません。慣れは恐い。



下の娘の中学の卒業式に出席して、そんなことを思いました。会場内に想像以上に充満する「祝福の気」と「三年間をやりきった納得の気」。ハッとさせられました。良いものですね、こういう空気に触れられることは。ここのところ忘れがちだったものに、心を洗われました。



会場の受付に、子供からの感謝の手紙がそれぞれの親に向けて用意されていました。封をされた手書きのものです。素晴らしい企画だと思います。思いがけず涙腺が緩んでしまいました。





卒業式の後、編集室に向かう途中で代々木の「めじろ」に寄りました。醤油味が食べたかったんです。「焦がし葱らーめん」をスープまで飲み干して堪能しました。深い味わいです。