食堂おがわは愛用していたが、予約が取れないのと、一品だとなかなか出てこないこともあり最近ご無沙汰。この系列のラーメンと聞いて、つけめんのこはく、麺大盛(950円)を頼むと、ビール冷蔵庫の横で落ち着かない。また、白木が多く、天井のルーバーなど汚れが心配になる。隅に、懐かしい自作の10㎝フルレンジ・スピーカーが組み込まれている。
つけめんの出汁は熱いが、すすると薄い感じがする。あご出汁に鶏、塩っぱめで底に胡椒も。薄い色彩を重ねたのみで陰影の無い絵のようなイメージ。レアと炙りのチャーシュー、中にはいっているサイコロのチャーシュー、大量の笹切りと白髪葱に助けられて、ごわごわした弾性がなく、粘りはある沖縄そばみたいな麺を食べる。粉のうま味はまったく感じない。
卓上には胡椒などないため、味の変化は付いてくるレモンのみ。入れると少し奥行きが。チャーシューはレア、炙りともうまいため400円のつまみでお酒も良いのかもしれない。
スープ割は、いよいよ塩っぱい。胡椒も感じる。これならラーメンのスープが良かったかと思う。テニスの後でも半分しか飲めなかったくらいの塩分だ。うまみはあるがやはりまとまりがない。羅臼昆布や鯖節あたりで力強さを出すのが良いと思う。
発展途上のお味だ、当面行かない、なお近隣は駐輪できない。食後に清涼感はある