いとうな日々

MLB、プロ野球他野球全般、ニュースなどについて、勝手にコメントさせて頂いてます!

攻城の法は、已むを得ざるが為なり

2005-10-18 | WEBLOG
孫子の兵法によれば、「敵の城を攻めるという方法は、やむをえない場合に行うことである」ということです。一つの城を攻めるには、5倍の兵力が必要だということであり、それだけの兵力を使っても、得るものはないということです。

今回の楽天のTBSへの仕掛けは兵法を無視した無作法であるといわねばなりません。価格不安定な株式を担保に調達した金で喧嘩を売るとは常人のすることではありません。いみじくも村上が指摘したように、TBSの不動産は戦うために十分な資金を捻出するでしょう。

阪神にしてもTBSにしても不動産が有効活用されてない等と村上は発言しているが、この様な「お家の一大事」のために、先人たちが残してくれたのである。

楽天は880億円の見せ金でTBSを攻め落とそうとしているようだが、とても資金的には無理な話です。TBSは長期戦に持ち込みフジテレビが犯した「短期の処理」というストリーにしないことが得策です。
三木谷氏は17日までに、テレビ各局の番組に相次いで出演し、「一文無しになってもやる」「日本を変えたい」と力説。世論を味方にしてTBSに短期決着を迫る狙いのようだ。
決着を急ぐのは、長期化で借金だけ増える事態を避けるためだ。過去最大の投資案件となったTBS株取得の資金は、主に金融機関からの借入金で賄った。9月には米国のネット広告会社を約460億円で買収すると発表したばかり。05年6月期の連結長期借入金は約1580億円で、売上高の約4.4倍に上った。市場では財務体質悪化を懸念する声もある。(Asahi Web)

日本の株屋は、配当目的ではなく、利食いで生きているのだから。時間をかけて株価を平準化してしまえば勝負がつきます。

日曜日の日本テレビで、ワタミ株式会社の渡邉美樹社長が指摘したように、①阪神タイガースフアンは甲子園球場に行くのをやめる、②TBS社員は場合によってはスト権を確立して戦う、この宣言をマスコミに公表すれば「株屋」は撤退を余儀なくされるはずである。

◆決着急ぐ楽天、じらすTBS 交渉長期化も


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