プロ野球のコミッショナー事務局は１９日、ことしのフリーエージェント（ＦＡ）有資格者として大リーグ挑戦が注目されるソフトバンクの城島健司捕手（２９）ら６９選手を公示した。○ＦＡ有資格選手一覧
【パ・リーグ】
▽西武 上田、西口、○石井貴、○高木浩、○豊田
▽ロッテ 垣内、初芝、堀、諸積、○井上
▽日本ハム 上田、金子、田中幸、中嶋、○岩本
▽オリックス 的山、水口、吉原、○谷
▽ソフトバンク 井出、大道、田口、鳥越、吉田、○城島
▽楽天 飯田、大島、河本、紀藤、小池、酒井、関川、高村、中村、星野、吉田、○金田
【セ・リーグ】
▽巨人 江藤、清原、工藤、小久保、ローズ、◎前田
▽ヤクルト 土橋、古田、宮本、山本、○山部
▽横浜 石井、佐伯、種田、万永
▽中日 落合、立浪、山本昌、○井上、◎川相、◎谷繁、○野口
▽阪神 石毛、久慈、町田、◎矢野
▽広島 浅井、緒方、木村拓、佐々岡、高橋建、前田
（注）○は初取得、◎は再取得
やはり注目はホークス・城島健司捕手である。このブログでもたびたび述べたように是非大リーグに挑戦してもらいたい。野茂が海を渡り日本人投手がまず活躍、イチローが外野手の評価を上げ松井秀がそれに続いた。松井稼が内野手として大リーグ入りしたが評価はいまいち、ところが井口が今年日本人内野手の実力を実証してくれた。
残ったポジションは捕手である。城島は大リーグに挑戦する日本人捕手の第一号になる宿命を背負っている。幸いにもオリンピックが彼の評価を上げてくれた。自信を持って大リーグに挑戦し成功して、後に続く捕手達の先陣を切って欲しい。
森、野村、古田といった日本国内で評価されている捕手像と大リーグの現在活躍している捕手達の実像は違う。最近テレビ中継を見ていると、むしろ、メジャーの捕手の方にきめ細かさを感じるのは私だけではあるまい。
日本シリーズ終了後に城島は王監督と直接会談するようであるが、「世界の王」は必ず城島の意見を尊重してくれるはずである。城島は自分事より日本野球の将来を考えて結論を出してもらいたい。
◆城島が王監督と直接会談へ
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