自民党の安倍幹事長代理は、フジテレビの「報道2001」に出演し、日朝実務者協議で北朝鮮から示された資料について、「ごまかしがある」と批判した。安倍氏は「努力の跡が見られると総理はおっしゃっているが、わたしには、ごまかそうという努力が見られる。今までは乱暴で無礼だったのが、いんぎん無礼になったという程度」と述べた。
安倍氏は、北朝鮮が実務者協議で示した資料について、「うその上にうそを重ねている」と指摘し、北朝鮮の交渉態度についても、日本に拉致問題の解決をあきらめさせようとする無礼な態度だと批判した。
そのうえで、北朝鮮政権の現状について、「命がけで人が逃げ出す国が、今後存続するのか」と述べ、政権が交代することも選択肢に入れた交渉を今後検討すべきとの考えを示した。
賞味期限切れの小泉が歴史に名を残すための作業にはとても付き合っているわけには行かない。「国交正常化」は北の政権が交代してからの話だ。ここは、安倍氏を推したてて、一手打つべきである。
