新井将敬氏の妻が手記逮捕・自死・遺書・・・エピソードつづる
平成10年2月、証券取引法違反の疑いで逮捕される寸前に、都内のホテルで自死した新井将敬元衆議院議員の妻、真理子さんが手記「最後の恋文 天国のあなたへ」（情報センター出版局）を出版した。
手記では、自死前夜の新井氏の言動や逮捕が間近になって当時の橋本龍太郎首相をはじめ議員仲間が背を向ける中、「亀井静香元建設相だけが支えてくれた」など隠れたエピソードが明かされ、真理子さんあての遺書も公開している。
また、在日韓国人だった新井氏の父母が息子の将来を考え気化したことや、「『日本人』にこだわり、『日本人』として命をかけてきた」にもかかわらず、「浮き草のような生き方だ」といった批判を浴び、悩んでいた姿も、家族の目から率直につづられている。
（産経新聞）
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