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いとうな日々

MLB、プロ野球他野球全般、ニュースなどについて、勝手にコメントさせて頂いてます!

2位は九国大 3位に西南大

2008-10-07 | 九州六大学野球
九州六大学野球秋季リーグ戦(西日本新聞社など後援)最終日は5日、福岡市南区の桧原球場で3試合を行い全日程を終了、2位九国大、3位西南大が確定した。最優秀選手賞には優勝した福岡大の甲斐雄平主将(3年・博多工)が選ばれた。上位3チームは、11月の明治神宮大会出場をかけ、九州大学選手権に出場。九国大と西南大は予選トーナメント(18、19日・熊本県営八代野球場)に出場し、福岡大は31日にヤフードームで行われる決勝トーナメントから登場する。

●副島初先発で猛打賞

○昨夏の甲子園決勝で逆転満塁弾を放った福岡大の副島浩史(1年・佐賀北)が大学初スタメンで猛打賞の活躍を見せた。右肩痛の影響で守備に就けず、練習でもノースローながら、持ち前の打力を買われて指名打者で登場。二回の第1打席で中前打を放ち、波に乗った。「最初のヒットだし、うれしい」。関東の大学に進んだ甲子園優勝メンバーの中には、すでに試合に出ている選手もいる。「同期の活躍が励みになっています」。来春以降の構想をにらんでの起用に応え、決意を新たにしていた。

●九国大立て直し誓う 

○前日まで2位に並んでいた九国大と西南大は、九国大が九州大に逆転勝ちして2位、西南大は雨天コールドで久留米大と引き分けで3位となった。ともに九州大学選手権に出場するが、打線が振るわなかった九国大の伊藤監督は「2週間でやり直す」と野手陣の立て直しを誓う。11年ぶり出場の西南大はこの日、1点を追う九回に代打の切り札・小林の投ゴロが敵失を誘って執念の引き分け。小林は「予選を突破して、大学の近くのヤフードームで(決勝トーナメントを)戦いたい」と意気込んだ。

 (福大2勝)
福大 00010012=4
北九 00000000=0
▽勝 古舘1勝
▽敗 浜本2敗
▽二塁打 大原成、石井、甲斐2▽失策 麻生▽盗塁 副島▽ボーク 今重

 (九国大2勝)
九国 00000110=2
九大 00100000=1
▽勝 酒井3勝1敗
▽敗 崎山1勝2敗
▽二塁打 西本、猿渡▽失策 西本▽盗塁 田中、越智(九)2

 (西南大1勝1分け)
西南 00000001=1
久大 10000000=1 (九回雨天コールド引き分け)
▽三塁打 牧山▽二塁打 井上、相浦▽失策 高田、豊岡、山下大輔、犬丸▽暴投 川本▽盗塁 豊岡



西日本新聞

福大が3連覇 北九大にサヨナラ勝ち

2008-10-05 | 九州六大学野球
九州6大学野球秋季リーグ戦(西日本新聞社など後援)最終週第1日は4日、福岡市の桧原球場で3試合があり、福岡大が3季連続47度目の優勝を決めた。エース左腕の門脇康太(3年・中津工)が延長11回165球を投げ切り1失点完投、北九大に2-1でサヨナラ勝ちした。福大は11月の明治神宮大会の出場権をかけ、31日に行われる九州大学選手権決勝トーナメント(ヤフードーム)に挑む。西南大は5-0で久留米大を下し、九国大は九州大を1-0で破った。5日も同球場で同カード3試合がある。

 ●エース門脇 意地の粘投

 福大が4度目の3連覇を成し遂げた。同リーグ史上初の4連覇への挑戦権をつかみ、樋口修二監督は「だから何が何でも勝ちたかったんです。来春が大事になる」と満足そうに笑みを浮かべた。

 先発の左腕・門脇がエースの意地を見せた。変化球は高めに浮き、直球もシュート回転するなど制球もままならない。だが「いかに粘るかだけを考えました」と10回一死満塁をゼロにしのぐなど奮闘。その気迫が打線に流れを引き寄せ、1-1で迎えた延長11回一死満塁、ショートへのサヨナラ内野安打を呼んだ。

 今秋はこれで5戦5勝、27イニング連続無失点も記録するなど2完封の大黒柱について樋口監督は「代える気は全くなかった。よく踏ん張ってくれた」とねぎらった。

 6月の全日本大学野球選手権で三重中京大(三重)に1-3と貧打に泣いた。苦い教訓を生かし今秋、樋口監督は「打てなくても点を取れるチームを目指す」と臨んだ。その意識はこの日、8犠打を確実に決めるなど浸透しつつある。「全国で雪辱したい」と門脇。九州制覇を見すえ、口元を引き締めた。 

 (福大1勝)
北九 00000100000=1
福大 00000001001=2(延長十一回)
▽勝 門脇5勝
▽敗 小宮1勝2敗
▽二塁打 小野(北)▽失策 麻生2、門脇2、小島2▽盗塁 吉次2、藤原

 (西南大1勝)
久大 000000000=0
西南 03000200x=5
▽勝 八木3勝1敗
▽敗 千代島1勝4敗
▽二塁打 牧山、下田▽失策 相浦2、井上(久)▽暴投 千代島▽盗塁 中野3、岡崎、牧山、相浦

 (九国大1勝)
九大 000000000=0
九国 00000100x=1
▽勝 酒井2勝1敗
▽敗 藤田3勝4敗
▽三塁打 猿渡▽二塁打 中間、新地▽失策 工藤、加藤▽盗塁 加藤2


西日本新聞

福大逆転負け 優勝持ち越し 

2008-09-29 | 九州六大学野球
九州六大学野球秋季リーグ(西日本新聞社など後援)第4週第2日は28日、福岡県飯塚市の筑豊緑地球場で3試合があった。単独首位の福岡大は九国大に3-4の逆転負けを喫した。2位の北九大も西南大に1-3で競り負けたため、福大はあと1勝すれば、3季連続47度目の優勝が決まる。九州大は久留米大に9-0で大勝した。第4週を終え、首位の福大が6勝2敗、2位に4勝4敗で九国大、西南大、九大、北九大の4チームが並んだ

●新人・大木が好投も8回乱れ逆転負け 「簡単には…」指揮官ため息

勝てば優勝が決まる大一番で思わぬ落とし穴が待っていた。福大は8回表まで2点のリードを奪いながら逆転負け。つかみかけたリーグ制覇をあと一歩で逃した。「簡単には勝たせてくれませんねぇ…」。樋口修二監督はため息交じりに振り返った。

終盤まで、先発した期待の新人右腕・大木康智(1年・中津南)が快投を見せた。182センチ、88キロのどっしりした体から放たれる自己最速146キロの速球にキレのいいスライダー。7回までは三塁を踏ませなかった。国学院大から4月、福大に入り直した“秘密兵器”は躍動した。

だが、8回裏に初の連打を許す。1死二、三塁から「スライダーが甘く入った」と痛恨の2点二塁打を浴びてKO。救援も打ち込まれた。樋口監督は「(大木は)まだ球がきていた。まさか、あそこで二塁打とは」と裏目に出た続投の決断を悔やんだ。打線も12残塁と決定力不足。突き放すチャンスを逃したのも響いた。押し出し四球の1点だけに終わった5回2死満塁を振り返り、「あそこであと1本出ていれば…」。

ただ、あと1つ勝てば優勝という有利な状況に変わりはない。大木は「もう一度チャンスをもらったら全力でいく」と闘志を高ぶらせる。「うちらしい戦い方はできていた。ダメージはない」と指揮官の表情に曇りはない。最終週の2連戦に向け、「1勝1敗でいいんだから」と自らに言い聞かせるように繰り返し、球場を後にした。

(1勝1敗)
福大 100 010 001=3
九国 000 000 04x=4
▽勝 安永 1勝
▽敗 大木 2敗
▽三塁打 加藤▽二塁打 坂井、大原隆、工藤、岳野▽失策 阿南▽盗塁 猿渡

(久大2勝)
久大 000 000 000=0
九大 102 150 00x=9
▽勝 藤田 3勝3敗
▽敗 楠原   3敗
▽二塁打 古賀翔、佐藤、清水▽失策 坂井▽盗塁 鍬本2、越智、田中(九)、則武▽打撃妨害 古賀翔▽守備妨害 永井

(西南大2勝)
北九 010 000 000=1
西南 100 000 20x=3
▽勝 川本 2勝3敗
▽敗 栗林   2敗
▽二塁打 山内▽失策 片山、徳岡▽暴投 江原▽捕逸 岡崎、小野▽盗塁 岡崎2、山内 


福大 きょうにも優勝決定

2008-09-28 | 九州六大学野球
九州6大学野球秋季リーグ第4週第1日は27日、福岡県飯塚市の筑豊緑地球場で3試合を行い、福岡大、西南大、九州大がそれぞれ勝利した。福大は先発・門脇康太(3年・中津工)が4安打1失点完投の好投、九国大を3-1で下した。西南大は終盤に勝ち越し北九大を5-4で振り切り、九州大は久留米大を9-0で零封した。6勝1敗で福大が単独首位、2位が4勝3敗の北九大。きょう28日も同球場で同カード3試合があり、福大が勝ち、北九大が敗れると福大の3季連続優勝となる。

●門脇「自分でV決める」
福大のエース左腕門脇が4安打8奪三振1失点完投でリーグトップの4勝目を飾った。「調子はよくなかったので、打たせて取ることだけを考えた」と序盤は変化球でかわし、後半は速球で押した。今秋4戦すべて完投し2完封。この日5回に1点を失うまでは、27イニング連続無失点など抜群の安定感。樋口修二監督は「悪いなりに抑えてくれる。試合を任せられる」とたたえる。門脇は「投げる試合はすべて勝つつもり。できれば自分で優勝を決めたい」と力を込めた。

(福大1勝)

九国 000010000=1
福大 00201000 =3

▽勝 門脇4勝
▽敗 新井1勝1敗
▽三塁打 岳野、猿渡▽二塁打 猿渡、松尾浩▽失策 吉岡、永松▽捕逸 藤本2▽盗塁 加藤、小島、森木、甲斐

(西南大1勝)

西南 120010010=5
北九 001021000=4

▽勝 川本1勝3敗
▽敗 栗林1敗
▽三塁打 麻生▽二塁打 岡崎、下田、吉本、田原、下村、池田将、山内▽失策 片山、吉本、川本、山内▽暴投 八木2▽盗塁 岡崎3

(九大1勝)

九大 000050004=9
久大 000000000=0

▽勝 藤田2勝3敗
▽敗 千代島1勝3敗
▽本塁打 永井▽失策 相浦、錦織2▽盗塁 石永、鍬本2

西日本新聞

福岡大 首位キープ

2008-09-23 | 九州六大学野球
九州六大学野球秋季リーグ戦第3週第2日は22日、福岡県春日市の春日公園球場で3試合を行い、福岡大、九国大、北九大が勝った。

福岡大は斉藤翔平(1年・延岡学園)が完封で大学初勝利、九国大は蓑田圭介(1年・九州学院)の本塁打などで4-2で久留米大を下した。

第3週を終えて、福岡大が5勝1敗で単独首位、北九大が4勝2敗で2位、九国大が3勝3敗で3位。4位には西南大、久留米大、九州大の3チームが2勝4敗で並んでいる。

(福岡大2勝)
福大 011 100 000=3
西南 000 000 000=0
▽勝 斉藤 1勝
▽敗 川本 3敗
▽二塁打 弓削 坂井 ▽失策 橋本2 小島 吉次 岡崎 ▽ボーク 斉藤

(北九大2勝)
北九 100 110 001=4
九大 000 000 001=1
▽勝 坂田 1勝
▽敗 崎山 1勝1敗
▽二塁打 片山 佐藤 田中(九)池田将 ▽盗塁 越智(九)清水

(九国大2勝)
九国 102 000 100=4
久大 000 002 000=2
▽勝 畑  1勝1敗
▽敗 楠原 2敗
▽本塁打 蓑田 ▽二塁打 猿渡 加藤 ▽失策 加藤 ▽暴投 楠原 ▽盗塁 加藤 米良



福大・門脇 西南を完封
九州六大学野球秋季リーグ戦第3週第1日は20日、春日球場で3試合あり、福岡大、北九大、九国大が勝った。福岡大は先発の門脇康太(3年・中津工)が西南大を完封して1-0で勝利。北九大は1-0で九州大を下し、九国大は4-1で久留米大に逆転勝ちした。

(福岡大1勝)
西南 000 000 000=0
福大 000 010 00x=1
▽勝 門脇 1勝
▽敗 八木 2勝1敗
▽二塁打 田原 ▽失策 吉次

(北九大1勝)
九大 000 000 000=0
北九 000 000 10x=1
▽勝 小宮 1勝1敗
▽敗 藤田 1勝3敗
▽本塁打 山下 ▽二塁打 片山 ▽盗塁 鍬本 西本

(九国大1勝)
久大 001 000 000=1
九国 001 201 00x=4
▽勝 新井 1勝
▽敗 千代島1勝2敗
▽本塁打 山中竜 ▽二塁打 藤崎 松尾浩 加藤 矢沢 ▽失策 猪口 錦織
▽暴投 新井 ▽捕逸 山下輔 ▽盗塁 加藤2

西日本新聞

九大・崎山 完封初勝利 

2008-09-17 | 九州六大学野球
九州6大学野球秋季リーグ(西日本新聞社など後援)第2週第2日は16日、福岡市の桧原球場で3試合が行われた。九州大は先発右腕・崎山亮(1年・田川)が5安打完封で西南大を下した。北九大は九国大に逆転勝ち。福岡大が久留米大に快勝した。第2週を終えて3季連続優勝を狙う福大が3勝1敗で単独首位に立った。北九大、九大、久大、西南大が2勝2敗で2位に並び、九国大が1勝3敗で最下位。

■4年間で目標「20勝」
ルーキーとは思えない落ち着き払ったマウンドさばきだった。9イニング中6度も得点圏に走者を背負いながら、最後までホームを踏ませない。九大の崎山が大学初勝利を5安打完封で飾った。

「自分の持ち味です」と胸を張る、緩急で打たせて取る投球が光った。MAX139キロにスライダー、カーブ、フォークのコンビネーション。併殺を2度奪い、スタミナが課題の終盤8回は「球数を減らしたかったし狙い通り」と、2球で2死に追い込むなどテンポよく投げ込んだ。「まだ自分のデータはないだろうと、思い切っていったのがよかった」。冷静でしたたかな計算も光った。

無名の右腕だ。福岡・田川高時代は1年からエース。だが3年間、北部大会2回戦どまり。それでも「勉強と両立して大学で野球を続けたかった」と農学部に現役合格した。春は体づくりを優先させ登板なしに終わったが、大学初登板初先発となった今秋開幕週の福大戦は6回途中降板で1失点。勝利の予感はあった。

チームは3季連続最下位ながら、春はエース藤田翔平(3年・下関西)が3勝を挙げるなど上昇機運にある。作田耕太郎監督は「9回を投げきってくれたのは大きい」と2枚看板誕生に目を細めた。つかんだ確かな手応え。「今秋、自分が投げた試合で負けはないんです」と笑う“勝利を呼ぶ男”は「このまま負けなしでいきたい。そして在学4年間でMAX145キロ、20勝が目標」とさらなる進化を誓った。

崎山亮(さきやま・りょう) 1989年7月25日生まれの19歳。福岡県大任町出身。大任小3年から大任無限で軟式野球を始める。大任中1年から硬式野球の田川ホークスで投手。田川高1年夏から登板、同年秋からエース。好きなプロ選手は新垣渚(ソフトバンク)。血液型A型。遠投95メートル。180センチ、68キロ。右投げ右打ち。

■福大6盗塁 機動力光る 
福大は機動力が光った。6回に1イニング3盗塁を記録するなど、1番橋本の3盗塁を筆頭に計6盗塁。樋口修二監督は「打てなくても点を取れるチームを目指している。全国レベルではどこもこれぐらい走る」と満足そうにうなずいた。6月の全日本大学野球選手権では三重中京大(三重)相手に1-3と貧打に泣き、初戦敗退した。その苦い教訓を生かした。「春のままでは全国では勝てない。選手の意識も変わってきている」と3季連続V、そして神宮でのリベンジをにらむ。

■徳岡4打点に笑顔 北九大が逆転勝ち
北九大が終盤の猛攻で逆転勝利した。1-4で迎えた8回に徳岡の2点適時中前打などで同点。その裏すぐに1点突き放されたが、9回にも徳岡が2死一、二塁で右中間を破る決勝2点二塁打を放った。これで九国大に2連勝。徳永政夫監督が「最後まであきらめない姿勢がある」と終盤の粘りをたたえれば、4打点のヒーロー徳岡は「食らいつけば何とかなると思っていた」と笑顔を見せた。

西日本スポーツ

福大・門脇が13K完封

2008-09-15 | 九州六大学野球
九州六大学野球の秋季リーグ戦第2週第1日は14日、福岡市南区の桧原球場で3試合を行い、福岡大、西南大、北九大がそれぞれ勝った。

福岡大は先発の門脇康太(3年・中津工)が無四球、13奪三振の力投で久留米大を完封した。西南大は九州大に延長十回サヨナラ勝ち。北九大は八回に3点差を追いつき、十回に山下勇介(4年・苅田工)のサヨナラ犠飛で九国大に競り勝った。

(西南1勝)
九大 000 010 000 0=1
西南 100 000 000 1=2
(延長十回)
▽勝 八木 2勝
▽負 藤田 1勝2敗
▽三塁打 牧山 ▽二塁打 牧山 ▽失策 高田 ▽捕逸 岡崎 ▽盗塁 中野、越智、岡崎、高田


(福大1勝)
久大 000 000 000=0
福大 000 100 00x=1
▽勝 門脇 2勝
▽負 千代島1勝1敗
▽二塁打 山平 ▽失策 猪口、相浦 ▽捕逸 山下輔 ▽盗塁 吉次、甲斐


(北九大1勝)
九国 000 010 200 0=3
北九 000 000 030 1=4
(延長十回)
▽勝 今重 1勝
▽敗 阿南 1敗
▽二塁打 松尾浩、山中竜、山内、蓑田 ▽失策 徳岡、中野 ▽盗塁 山内、越智
安定抜群、緩急さえる

福岡大の門脇は抜群の安定感だった。最速141㌔の真っすぐがコーナーに決まり、カーブやチェンジアップを交え緩急もさえた。被安打2の無四球完封に「大学で一番内容がよかった」と納得の笑みを見せた。リーグ優勝した今春は4勝を挙げ、全日本大学選手権では神宮球場のマウンドも経験。「緩い球を使わないと、僕の身長(173㌢)では、上のレぺルは目指せない」

西日本新聞

久留米大が連勝

2008-09-01 | 九州六大学野球
九州六大学野球の秋季リーグ戦(西日本新聞社など後援)第1週第2日は31日、福岡県春日市の県営春日公園野球場で3試合を行った。九国大は西南大に6-2で雪辱。九州大は先発の崎山亮(1年・田川)の力投で福岡大に3-2で競り勝った。久留米大は北九大に7-2と快勝し、唯一の開幕2連勝となった。

 (1勝1敗)
九国 041000100=6
西南 001010000=2
▽勝 酒井1勝
▽敗 川本1敗
▽本塁打 中野(西)、加藤
▽二塁打 加藤▽失策 豊岡2、高田、岡崎、加藤、猿渡▽盗塁 中野(西)、高田2

 (1勝1敗)
福大 000001010=2
九大 00000210 =3
▽勝 藤田1勝1敗
▽敗 大木1敗
▽盗塁 小島、鍬本
▽失策 西本、吉次、弓削

 (久大2勝)
北九大
001010000=2
41000002 =7
久留米
▽勝 犬丸1勝
▽敗 浜本1敗
▽三塁打 徳岡
▽二塁打 徳岡、中島
▽失策 麻生、猪口▽盗塁 猪口、平野、相浦

西日本新聞

西南 3季ぶり九国大に勝利

2008-08-31 | 九州六大学野球
九州六大学秋季リーグ戦は30日、福岡県春日市の県営春日公園野球場で開幕した。3試合を行い、福岡大、久留米大、西南大がそれぞれ勝った。

開幕試合では、昨夏の甲子園決勝で逆転満塁弾を放った福岡大のルーキー副島浩史(1年・佐賀北)が公式戦初出場を果たした。西南大は先発した八木修平(2年・武蔵台)の2安打一失点の好投で3シーズンぶりに九国大に勝利した。
九大 010 100 000=2
福大 103 010 10 =6
▽勝 門脇 1勝
▽負 藤田 1敗
▽本塁打 坂井、甲斐 ▽盗塁 河野、山平 ▽失策 石永2 (福大1勝)


西南・八木が12K完投
西南大の先発・八木修平(2年・武蔵台)が2安打1失点、12奪三振の完投で、チームに3季ぶりの九国大戦勝利をもたらした。初回に連打と四球で無死満塁とされたが、「力でねじ伏せようと、思いっきり投げた」と強気の投球。連続三振の後に押し出し四球を与えたが、続く打者も三振に仕留めた。そのまま波に乗り、二回以降は無安打に抑え込んだ。
西南 100 030 000=4
九国 100 000 000=1
▽勝 八木 1勝
▽負 畑  1敗
▽二塁打 岡崎2 ▽失策 蓑田、松尾浩 ▽暴投 八木 ▽盗塁 豊岡、中野(西)、岡崎 (西南1勝)


久大 113 002 003=10
北九 001 000 002= 3
▽勝 千代島1勝
▽負 小宮 1敗
▽本塁打 山下(北) ▽三塁打 平野 ▽二塁打 猪口2、相浦、金子
平野 ▽失策 篠原、相浦 ▽盗塁 金子、下村2、猪口 (久大1勝)


福岡大 2季連続V 46度目

2008-05-28 | 九州六大学野球
九州六大学野球の春季リーグ戦(西日本新聞社など後援)最終日は27日、北九州市の北九州市民球場で3試合を行い、福岡大が北九州大に6-4で競り勝ち、2季連続46度目の頂点に立った。3打点の岳野竜也(4年・九州産業)が好リードで投手陣をもり立てた。MVPは坂井貴大主将(4年・西日本短大付)。福大は6月10日からの全日本大学野球選手権(神宮球場など)に出場する。2位は北九大、3位には九国大がつけた。

最後の打者のバットが空を切ると、マスクを空高く放り投げた。岳野は猛ダッシュでマウンドへ。歓喜の輪に加わった。優勝に王手をかけた前日に逆転負け。連敗なら北九大に逆転で優勝をさらわれるピンチだった。
そんな修羅場で昨秋MVP男が躍動した。押し出し四球で1点を先制した後の3回、1死満塁で2点目をたたき出す右前適時打。2点差の7回にも2死二、三塁から左越えに2点二塁打を放つと、守っても左ひじ痛のため痛み止めを飲んで先発した榎田を好リードでもり立てた。「完ぺきに抑えるのは難しい。最少失点にしのごう」と緩いカーブを多投させるなど、打ち気にはやる相手を幻惑した。

今季のチームは前途多難の船出だった。開幕前、昨秋5勝を挙げて優勝の原動力となった藤崎真一郎(3年・鳥栖)が右ひじ手術のため戦列を離れた。投手力が不安視される中、開幕戦は西南大に3年ぶりに敗退。樋口修二監督が「やりくりが苦しかった」と振り返った投手事情を支えたのが岳野だった。

22度目の出場となる6月の全日本選手権。樋口監督は「投手陣をつないでいく。全国に名前が知られていない分、意外とやれるのでは」と大暴れに自信を見せた。岳野は「2年前は代打で1打席立っただけ。三振だったので借りを返したい」と鼻息を荒くした。

現在の4年生14人のうち、岳野ら3人を除く11人が就職活動などのため今春で一線を退く。「このチームでどこまでも勝ち進みたい」と言う岳野。全国の舞台でも大事な仲間を引っ張っていく覚悟だ。
×      ×

 (1勝1敗)
福大 003000300=6
北九 000100300=4
▽勝 榎田2勝1敗
▽敗 山内裕2勝1敗
▽本塁打 麻生▽二塁打 山下、岳野▽失策 榎田、小宮▽盗塁 橋本


 (1勝1敗)
久大 200100000=3
西南 000000100=1
▽勝 楠原1勝2敗
▽敗 山内1勝3敗
▽二塁打 藤崎▽失策 牧山、豊岡、能勢、猪口▽捕逸 野方2▽盗塁 岡崎2、田中憲、牟田、中野

 (1勝1敗)
九国 110511000=9
九大 000001000=1
▽勝 木下渉1勝
▽敗 滝沢1勝2敗
▽本塁打 松尾浩▽二塁打 永松、脇谷、杉原▽失策 永松▽盗塁 鍬本、工藤




北九大が逆王手
九州六大学野球春季リーグ戦(西日本新聞社など後援)の最終週第1日は26日、北九州市の北九州市民球場で3試合を行った。北九大がエース山内裕喜(4年・直方)の力投で、福岡大に4-3の逆転勝ち。両校は首位に並び、きょう27日の直接対決の勝者が全日本大学野球選手権(6月10日から、東京・神宮球場など)の出場権を得る。このほか九州大、西南大が勝った。

●エース山内裕が粘投

負けたら終わりの土俵際で北九大が踏ん張った。必勝のマウンドを託されたエース山内裕が完投勝利。「絶対に勝つつもりだった」。強打の福岡大打線を相手に先制されても粘り強く投げ抜き、逆転劇を呼び込んだ。

腸に原因不明の潰瘍(かいよう)が多発する病気にかかり、開幕前から約2週間入院。「悔しくて仕方がなかった」。体重は3キロ落ちた。めげそうになる気持ちを奮い立たせたのは優勝争いを演じる仲間たちの姿だ。

最終週で迎えた天王山。右打者のひざ元にシンカーを多投し、活路を見いだした。今春限りで野球に別れを告げる。「最後に優勝して、みんなと一緒に神宮に行きたい」。右手に握りしめたウイニングボールが誇らしげだった。

●継投の時期悔やむ

「もう少し早めに代えておけばよかった」。福大の樋口修二監督は継投のタイミングを悔やんだ。7回までリードを奪いながら、ここまで無傷の4勝を挙げていた先発左腕の門脇が8回につかまった。「調子が悪く7回から球が浮き出した」と今季初黒星。試合後、最終戦の先発を告げられた左腕榎田は「負けられない。熱くなりすぎずにゲームをつくりたい」と力を込めた。

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 (北九大1勝)
北九 000000130=4
福大 020000100=3
▽勝 山内裕2勝
▽敗 門脇4勝1敗
▽三塁打 麻生▽二塁打 吉次、弓削、山下、片山▽失策 大原隆、山内拓▽盗塁 向井、甲斐

 (西南大1勝)
西南 000001000=1
久大 000000000=0
▽勝 川本2勝3敗
▽敗 千代島1勝3敗
▽二塁打 岡崎、田原▽失策 猪口▽盗塁 岡崎、中野、小八重

 (九大1勝)
九大 140000000=5
九国 002000000=2
▽勝 藤田3勝2敗
▽敗 宮脇大1敗
▽三塁打 鍬本、岩崎慎▽二塁打 清水、木之下▽失策 加藤、永井▽捕逸 木之下▽盗塁 鍬本、岩崎慎、加藤