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いとうな日々

MLB、プロ野球他野球全般、ニュースなどについて、勝手にコメントさせて頂いてます!

札幌地検 朝鮮総連道本部を捜索

2007-02-05 | 北朝鮮・拉致問題
札幌地検と道警などは五日午前、所得税法違反や税理士法違反の疑いで、札幌市中央区の有名ジンギスカン店「だるま」や同市中央区北一東八の在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)北海道本部、朝鮮総連系の業者の許認可業務を支援している同市中央区南五西一の在日本朝鮮北海道札幌商工会など約十カ所の家宅捜索を始めた。札幌地検などは、だるまの経営者や商工会幹部ら計四人を取り調べ、容疑が固まり次第逮捕する方針。

調べでは、朝鮮総連北海道本部の元幹部だった「だるま」の経営者らは、札幌・ススキノにある「だるま」の本店と支店の二店舗での売り上げを過少申告。三年間で約二億円の所得を隠し、数千万円を脱税した疑い。

また、商工会幹部は「だるま」の経営者から無資格で税理士業務を引き受けて所得を少なくみせかけたうえ、経営者から寄付名目で多額の金を受け取っていた疑い。

札幌国税局の告発を受けて、札幌地検が捜査を進めていた。地検は脱税した金が総連を通じて北朝鮮本国に流れていた可能性もあるとみて調べている。だるまは一九五四年に開店。雑誌などに頻繁に紹介される老舗で、近年のジンギスカンブームの草分け的な存在として知られている。

(北海道新聞)

本質は北朝鮮への送金問題であろう。送金といっても所謂銀行送金ではない。「万景峰号」へ積み込んでの現金持ち出しである。度重なる北朝鮮系への家宅捜索で当局には相当の証拠が蓄積されているようである。今後の摘発に期待したい。

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物貰い国家の本性現わす

2007-02-04 | 北朝鮮・拉致問題
3日まで北朝鮮を訪問していた元米国務省当局者ジョエル・ウィット氏は4日、北朝鮮の金桂寛外務次官らが核放棄に向けた「初期段階の措置」を受け入れる見返りとして、年間50万トン以上の重油供給や米国によるテロ支援国家指定解除などを求めたことを明らかにした。帰国途中の東京で共同通信に語った。

北朝鮮が米国の金融制裁解除だけでなく、さらなる見返りとしてエネルギー支援などを求めていることを意味する。6カ国協議の首席代表を務める金次官は8日から北京で再開される同協議でも同様の主張を展開する可能性が高い。

ウィット氏は米シンクタンク科学国際安全保障研究所(ISIS)を主宰するデビッド・オルブライト氏とともに北朝鮮側の招待で1月30日から五日間、平壌を訪問、金次官や李根外務省米州局長らと会談した。

ウィット氏によると、金次官らは一連の会談で、初期段階の措置として米国が求めている寧辺の実験用黒鉛減速炉稼働停止や国際原子力機関(IAEA)の査察官受け入れの意思を表明したが、その見返りとして、第一にエネルギー支援を挙げ、具体的な重油要求量を提示した。

さらに「すべての経済制裁の撤廃」という表現で、米国によるテロ支援国家指定解除や金融制裁解除を求めたという。

ウィット氏は米朝枠組み合意当時、ガルーチ朝鮮半島担当大使の上級スタッフを務めた。オルブライト氏は元IAEA査察官。(共同)

北朝鮮の本音が見えてきた。やはり物貰い国家だった。北朝鮮は建国以来自前のものは何もない。常に他国に物乞いの連続だ。今度はアメリカに50万㌧の重油の供給を再開してくださいというのが本音だ。

経済制裁の効果は予想以上に大きい。中国、ロシア、アメリカ、韓国とは関係なく、日本は独自で「拉致問題」一本で責めるべきだ。人権問題は必ず世界的に支持を得られるからである。


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マカオで隠とん中の金正男氏、その暮らしぶりは?

2007-02-02 | 北朝鮮・拉致問題
「金正男(キム・ジョンナム)は酒に強い方ではないが、最近はしばしば深酒をし、爆弾酒(ウイスキーのビール割り)は10杯ぐらい平気で飲む。以前は爆弾酒が飲めなかったのに、神経に何か異変が生じたかのようだ。政治、理念、南北問題に関する話は絶対にしないが、酒に酔うとひとしきり身の上話をする。“北朝鮮の39号室(金正日(キム・ジョンイル)総書記の秘密資金の調達、管理組織)で自分の側近だった人たちが皆粛清されたり自分のもとを離れたので寂しい、とよく嘆いている」(マカオのある消息筋)

北朝鮮の金正日総書記の長男、金正男(キム・ジョンナム)(36)が、マカオで家族と共に10年余りにわたって隠とん生活を送っていることが判明した。マカオで正男氏に会ったという、現地の複数の人々は「金正男は偽名を使ってドミニカ共和国とポルトガルのパスポートを作り、毎年少なくとも7、8回マカオに出入りし、ここを拠点として北京、バンコク、ウィーン、モスクワなどへ行き来している」と証言している。

正男氏は2番目の妻のチャン・ギルソンさん(33)と長男(12)とともに、10年ほど前からマカオのコロアネ島にある高級別荘地「竹湾豪園」に住んでいた。ここはマカオの中心地から車で15分ほどの所で、3階建ての高級別荘が80軒ほど軒を連ねている。南シナ海に面した風光明媚な景観を誇り、またプールや太陽光採光システム、衛星放送受信アンテナなどを備えており、マカオでも指折りの富裕層の街として知られている。1軒あたりの価格は1500万香港ドル(約2億3200万円)を超える。正男氏の一家は、窓にヒマワリの花をかたどったマークがついている「361号」と、通路でつながっている「371号」の 2軒の建物に住んでいる。3階建ての建物の1階は車庫で、2、3階が住居スペースになっている。各階の広さは約50坪で、建坪は100坪を超える。

匿名を条件に取材に応じたある消息筋は「チャン・ギルソン夫人は北朝鮮の“喜び組”出身の美人で、長男は近くのインターナショナルスクールの小学部6年生に在学中だ」と話した。また、別荘の警備員のリャン某さん(55)は「361号と371号はほとんど一日中カーテンが閉まっている上、近所の人たちとの交流も全くない」という。記者が数回にわたってインターホンを鳴らしたが、全く応答はなかった。だが、彼をよく知る現地の人たちは、この日彼はマカオにとどまり、知人らと連絡を取っていたと証言した。

正男氏はまた、マカオの中心地である雅廉房の大通り沿いにある、「芬香閣」という16階建てのマンションにも生活の拠点を置いている。現地の消息筋らは「ここには金正日のプライベート・ガード3人がいることが多く、金正男がナイトクラブやカジノ、バーなどで夜遊びした後、コロアネ島の自宅に帰らずここで寝泊まりすることがたびたびある」と証言した。ある韓国料理店のオーナーは「車はたいがい家族が乗っていて、金正男は主にタクシーやバスで移動している。昨年の中盤まではシャツにGパンや短パンなどの軽装で、韓国料理店や日本料理店によく行って、焼酎を飲んでいた」と話した。

夜には主にリスボアホテル、マンダリン・オリエンタルホテル、ゴールデン・ドラゴンホテルなどが林立するマカオ半島一帯で過ごしているという。このエリアはマカオを代表する歓楽街だ。匿名を条件に取材に応じたある消息筋は「彼はマンダリンホテルなどでブランド品を買い漁ったり、ホテルのナイトクラブやスナックで酒を飲んで、寂しさを紛らわせている。カジノにも時々行くが、香港ドルで数千ドルしか賭けず、あまり興味はないようだ」と話した。

また、ある知人は「金正男は“中国にいるよりも、身元が分かりにくいマカオにいる方がずっと気が楽だ。マカオがおれの新しい家だ”と言っている」とも話した。

朝鮮日報

北朝鮮の国民の多くは飢えて痩せ細っているというのに、金の子豚はよく肥えて食えば美味そうだ。

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ポールがめぐみさんの曲を

2007-01-29 | 北朝鮮・拉致問題
この曲は「SONG FORMEGUMI」というタイトルで、アメリカの有名なフォークグループ「ピーター、ポール&マリー」のメンバー、ポール・ストゥーキーさん(69)が作りました。「ピーター、ポール&マリー」はベトナム反戦運動などにもかかわり「風に吹かれて」や「花はどこへ行った」などの数々のヒット曲で知られています。ポールさんは、自分の娘と同じ年ごろのめぐみさんが13歳で拉致されたことを知ってショックを受け、去年の秋から曲作りに取り組んできました。完成した曲は、海を隔ててわが子と離ればなれになっためぐみさんの両親の悲しみや、救出を願う思いが日本語の歌詞も交えて歌われています。ポールさんは来月、日本を訪れてこの曲を発表する予定で、曲の収益を「めぐみさん基金」として両親の活動に寄付する方向で話が進められています。取材に対してポールさんは「拉致問題の先行きが見えない中、めぐみさんの両親の苦痛が少しでも和らげばと思った。この曲によって人々が国を越えて、1人の人間として、お互いを思いやれるようになることを願っている」と話しています。また、めぐみさんの父親の滋さんは「ポールさんはアメリカの良心と言われている人でもあり、世界的に大きな反響を呼ぶと思います。夢のような話で、拉致問題解決への大きな力になると思います」と話しています。母親の早紀江さんは「拉致問題は今いちばんの山場ですので、いろいろな国の方に聞いていただいて、世界中が拉致のことを知るきっかけになれば」と期待を込めています。

(NHKニュース)

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拉致・特定失踪者、学校や学歴に共通性 「選定者」存在か

2007-01-28 | 北朝鮮・拉致問題
北朝鮮による拉致被害者や、拉致の可能性を排除できない「特定失踪(しっそう)者」の出身校や経歴などを調べたところ、学校や学歴に共通性がみられるケースが40人以上にのぼり、特定失踪者全体(約460人)の1割近くに達することが27日、拉致被害者を調べている「特定失踪者問題調査会」(荒木和博代表)の分析で分かった。分析結果は、周辺に“ターゲット”を選定する協力者がいた疑惑を浮かび上がらせている。

調査会によると、政府認定被害者で神戸市出身のラーメン店員、田中実さん=拉致当時(28)=が卒業した神戸市立の小学校と中学校は、調査会が「拉致濃厚」とする金田龍光さん=失踪当時(26)=も卒業していた。田中さんと、金田さんは同じ神戸市灘区の児童養護施設で育ち、東灘区の同じラーメン店で働いていた親しい間柄だった。

田中さんは、当時店主だった男から、海外旅行に誘われ、成田空港から出国し、オーストリア・ウィーンを経由して北に拉致された。田中さんが出国して半年後、金田さんの元に手紙が届く。「オーストリアはいいところで、仕事もあるから来ないか」。差出人の名は田中さんだった。金田さんは、旅行の打ち合わせのため上京すると言い残して消息を絶った。

田中さんが警察当局の捜査で被害者認定されていることをみれば、手紙は書かされたものか、他人が書いたものだった疑いが濃厚だ。

千葉県内で昭和48年7月に失跡し、「拉致濃厚」とされる会社員、古川了子さん=失踪当時(18)=は、1年後の49年7月に失跡した女子高校生2人=ともに同(17)=と同じ県立高校を卒業している。小学、中学、高校は、通学区域が限られており、調査会は「明らかに不自然」としている。

全国から学生が集まる大学でも、失踪者の不自然な集中がみられる。京都市のある大学では、昭和49年から平成10年にかけ、ほぼ5年間隔で在校生や卒業生が失跡。昭和27年までさかのぼると、計8人の特定失踪者の存在が明らかになった。

また、昭和63年に東京都世田谷区の寮から失跡した厚生省(当時)技官、石坂孝さん=同(29)=は、薬物・毒物の専門家。石坂さんが卒業した国立大学の薬学部には、特定失踪者がもう1人存在する。

調査会の荒木代表は「大学は4年制のため、ほぼ5年で学生が入れ替わる。失跡した形跡がなくなり、ほとぼりが冷めるのを待ったのかもしれない」と指摘。さらに、「学歴の一致が拉致に関係があるとすれば、学校関係者や周辺地域に工作員や協力者がいて、拉致対象の適合者を選定していた可能性がある」と指摘している。

(産経新聞)

◆ 角田参院副議長、政治献金未記載疑惑で関与否定

◆ 拉致被害者、95年に伝言 死亡時期の説明虚偽か?

最も興味をいだいたのは、野村旗守氏の話だ。旧社会党は党の中に「共和国連絡部」を設置して、人材、資金、情報について北朝鮮の要請を受けて活動していたということだ。まさに朝鮮労働党・日本支部だ。美濃部亮吉、田辺誠、土井たかこ、評論家では小田実など売国奴の巣窟であったのだ。日教組や官公労の一部が加担していたということであるから、拉致被害者の数が相当数に達していることも理解できる。やはり国内に「拉致問題が解決すること」に恐怖を抱いている輩らがかなりいるのである。今後のキーパーソンは「尾上健一」とかいう奴らしいので注視していきたい。元中核派ということなので程度はだいたい想像できますが・・・。
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産経抄(2007/1/28)

民主党のことを「ブーメラン政党」と言うのだそうだ。自民党のスキャンダルを攻撃すると、常にそっくり自分の所へ返ってくる。国民年金未納や最近の事務所費問題がそうだった。そして極め付きが参院副議長を辞めた角田義一氏の献金疑惑だ。

 ▼ 旧社会党の出身である。委員会で大声をあげ閣僚や官僚をどなりあげる迫力は「昭和の社会党」を彷彿(ほうふつ)させた。その迫力で平成14年には、自民党出身議長秘書の疑惑を追及した。それがこんどは、自身の団体への献金を報告しなかった疑いで副議長のイスを棒に振ったのだ。

 ▼国民の側は、またも「民主党も自民党も同じ」との思いをさせられた。だがそれも仕方ない。「格差拡大」とは逆に、日本の社会は質的には確実に均等化しつつある。そこから選ばれる政治家や政党が「似たもの同士」になっていくのは当然とも言える。

 ▼ただ、角田氏の場合、一点だけ民主党いや旧社会党らしいことがあった。ヤミ献金の中に、朝鮮総連系の商工団体からの金もあったとみられていることだ。外国人の団体からの政治献金は禁じられている。事実とすれば明確な法律違反であることは間違いない。

 ▼しかも、献金を受けたとみられる平成13年には、北朝鮮による日本人拉致事件がかなりはっきりと姿を見せていた。その中で北朝鮮に連なる団体から金を受け取って、何の痛みも感じている風もなくシラを切る。そんな人が参院副議長の要職についていたのである。

 ▼民主党としては、辞職で「けじめ」はついたとしたいのだろう。自民党も事務所費問題と相討ちにできれば、もっけの幸いかもしれない。だがこの献金だけは「政治とカネ」で一括(くく)りするわけにはいかない。そのことを忘れてもらっては困るのだ。

角田参院副議長、政治献金未記載疑惑で関与否定

2007-01-23 | 北朝鮮・拉致問題
角田義一参院副議長(民主党会派を離脱中)は23日午前、国会内で記者会見し、平成13年の参院選の際、自身の選挙対策本部で総額約2520万円の寄付を受けながら、政治資金収支報告書に記載しなかったとされる疑惑について「選挙資金の問題は私の認識の外にあった」と述べ、自らの関与を否定した。

角田氏は「このまま引き続いて淡々と政治活動を続けさせていただきたい。副議長職は職責を全うさせていただければ大変ありがたい」と述べ、議員辞職や副議長辞任をしない考えを強調した。

また、「(自身の)後援会など3つの団体に陣中見舞い(献金)の入金がないことは事実。陣中見舞いは民主党群馬県連が処理している」と説明した上で、「2500万円というお金が一人歩きしているが、それを裏づける証拠は今日、まったくないし、私としてはそれ以上の答えはできない」と述べた。

寄付が禁じられている外国人の団体である在日朝鮮人総連合会(朝鮮総連)系の団体から50万円の献金を受けたと伝えられることついても、「会計責任者が『そういう団体からは金銭の授受はない』と言っているので、それを信じている」と語った。

(産経新聞)

わけの分からない話だ。選挙資金の問題は私の認識の外にあった。ボケているのではないか。さっさと辞任すべきだ。国会議員をもだ。

宮崎県知事になった東国原英夫氏と比べると卑しさだけが目立つ。自民党も民主党もこれではソッポを向かれてしまうのも頷ける。

この人旧社会党の出身である。旧社会党で党中にあった「共和国連絡部」のメンバーではなかったのか? 群馬県では昭和45年に、群馬大学工学部応用化学科を卒業し、東邦亜鉛に入社して1年後の横田道人さんが失踪し、元NHKの手嶋龍一氏の小説「ウルトラ・ダラー」では偽ドル作りをさせられているのではということになっている。同じ群馬県だ。

民主党はやはり右から左までの野合では国民の信頼を勝ち得ない。今回の宮崎県知事選は自民党をも信頼出来ないことがはっきりした。 元自民党の江藤隆美の遠吠えが虚しく響く。

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拉致被害者、95年に伝言 死亡時期の説明虚偽か?

2007-01-15 | 北朝鮮・拉致問題
80年に欧州で失跡した拉致被害者石岡亨さん(当時22)と松木薫さん(同26)について、よど号乗っ取り事件(70年)のリーダーだった田宮高麿・元容疑者が95年に北朝鮮で死亡する直前、「石岡さんと松木さんはかえすから、家族に伝えてくれ」と言っていた、とジャーナリストの高沢皓司さんが14日、横浜市で開かれた拉致問題の集会で明らかにした。

北朝鮮側は02年9月、日本政府に「石岡さんは88年、松木さんは96年に死亡した」と説明しており、田宮元容疑者の発言が事実なら、少なくとも石岡さんの死亡時期についての説明は虚偽だったことになる。

高沢さんは90年以降、よど号事件メンバー支援者として訪朝を重ねた後、同メンバーらによる欧州での日本人拉致を取材し、98年に「宿命」として出版した。

高沢さんは95年春、北朝鮮で会った田宮元容疑者から「石岡さんと松木さんの家族に『元気でいるからもう少し待ってほしい』と伝えてくれ。今の状況では家族が騒ぐと事情は難しくなる。時期が悪い」と言われたという。(朝日新聞)



私は、「よど号犯」が関与した拉致事件について、八尾恵さんの証言があるにも拘らず、一向に解決の兆しがないことに憤懣やるかたない気持ちをいだいていた。直に話を聞きたいという気持ちで、本日の「北朝鮮による拉致・人権問題を考える神奈川県民集会」に参加した。壇上の顔ぶれは、有本さんご夫妻、松木薫さんのお姉様の斉藤文代さん、人権活動家の三浦小太郎氏、ジャーナリストの野村旗守氏、そして北朝鮮向け短波放送「しおかぜ」の責任者村尾健兒氏であった。また、高沢皓司氏と萩原遼氏も参加されており、ふだんから、書籍でなじみの顔ぶれであった。

「よど号犯による拉致」は犯人が日本人であること、そして国内に戻っている者もいる言う点では当局の取り組みが甘いといわざるを得ない。犯人が明確なのに何の手も下せない焦燥感がある。有本ご夫妻の姿を直に拝見して涙腺が緩むのを禁じえなかった。彼らが理想とした社会主義国のように「人民裁判」で罰することが出来れば・・・と。北朝鮮による「拉致事件」を特定失踪者問題調査会はケース別に五つに分類している。
  1. 工作員日本人化教育の教官とその配偶者にさせるために拉致されたケース
  2. 拉致した日本人を工作員として使おうとしたケース(よど号赤軍派がヨーロッパなどで拉致)
  3. 北朝鮮の工作活動に遭遇したため連れ去られた(遭遇拉致)
  4. 工作員は被害者になりすますために拉致する(背乗り拉致)
  5. 拉致の目的が1から4にあてはまらないケース(技術取得など)
2だけは洗脳されていたか、命令されたかにより、日本人が直接手を下した拉致なのである。犯人の引渡しすら要求しない日本政府の姿勢には不信感が募るばかりである。

最も興味をいだいたのは、野村旗守氏の話だ。旧社会党は党の中に「共和国連絡部」を設置して、人材、資金、情報について北朝鮮の要請を受けて活動していたということだ。まさに朝鮮労働党・日本支部だ。美濃部亮吉、田辺誠、土井たかこ、評論家では小田実など売国奴の巣窟であったのだ。日教組や官公労の一部が加担していたということであるから、拉致被害者の数が相当数に達していることも理解できる。やはり国内に「拉致問題が解決すること」に恐怖を抱いている輩らがかなりいるのである。今後のキーパーソンは「尾上健一」とかいう奴らしいので注視していきたい。元中核派ということなので程度はだいたい想像できますが・・・。

「よど号犯による拉致」は日本国内でもかなりの証拠集めが可能であり、北朝鮮のガセネタにも悩まされることもなく捜査できるのである。従って、「拉致問題解決」の突破口として「よど号犯による拉致事件」を徹底的に糾弾することが最良のやり方だと考えるものです。

●北朝鮮礼賛集

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 ⇒よど号妻2人を拉致関与で告発

 ⇒西新井病院名乗る男性「数人の拉致関与









山崎拓氏:訪朝、成果見えず帰国

2007-01-14 | 北朝鮮・拉致問題
北朝鮮を訪問した自民党の山崎拓前副総裁は13日夕、成田空港に帰国した。山崎氏は同空港で記者団に「北朝鮮も対話を重ねたいと言っていた。今回はファーストステップだ」と訪問の意義を強調した。ただ、会談では北朝鮮側が「拉致問題は解決済み」と繰り返すなどにとどまり、政府・与党内には「成果は見えない」と冷ややかな評価が広がっている。

山崎氏の訪朝は、政府とは一線を画したもので、安倍政権の「圧力」路線とはズレがある。塩崎恭久官房長官は13日、記者団に「国民を代表する立場にある国会議員が北朝鮮へ渡航されたことは望ましくない」と改めて不快感を表明した。

自民党幹部は「山崎氏の議員外交にすぎない。内容がつぶさに分からないと何とも言えない」と語り、公明党の太田昭宏代表も「政府が(交渉の)窓口となるべきだ」と批判した。

ただ、日朝問題がこう着状態に陥っているのも事実。ブッシュ米政権は北朝鮮との金融協議を前進させる姿勢を示すなど、米朝間に対話ムードもあり、その場合に「圧力重視」の日本は取り残されるとの懸念が山崎氏にはある。同氏は13日「拉致問題の解決の糸口は核の問題の解決につながる」と語った。

山崎氏は会談した北朝鮮要人について、宋日昊(ソンイルホ)日朝国交正常化交渉担当大使以外の名前を明かしていないが、日朝交渉筋によると、金養建(キムヤンゴン)国防委員会参事と会談したとの情報もある。山崎氏の盟友でもある加藤紘一元幹事長は「批判覚悟でチャンネル作りをしてきた山崎氏を評価したい」と語った。

(毎日新聞)

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重村智計氏は近著、『朝鮮半島「核」外交』の中で次のように述べている。
北朝鮮では、外国から多量の食料や肥料を入手した人物が、評価される。多額のドル資金ならばもっといい。このため、個人の生家を自分のものとして報告しようとする高官や当局者が少なくない。成果を他人に譲れば、要職から追放されかねない。だから、高官たちは日本政府や自民党の実力者に、食糧支援を必死に要求したのだ。全ては自分の保身のためである。

今回、山崎氏が会ったといわれているのは、宋日昊と金養建という。まさに重村氏の指摘どおりの人物である。北朝鮮は金正日以外決定権はない。彼の回りは「茶坊主」ばかりなのである。従って、山崎訪朝は金正日に誤ったメッセージを伝えただけの無駄な行動だったのだ。

見方を変えると、見識ある政治家がこの時期、批判覚悟で訪朝したということは、動かなければならない理由が山崎氏にあったと見るべきであろう。やはり、山崎氏の元愛人が北朝鮮のスパイだったのでは、という噂が信憑性を帯びてくるような訪朝だった。今回の訪朝が山崎氏の政治家としての終焉への序章とならなければよいのだが。

無視し続けることが最良の戦略:対北朝鮮

2007-01-04 | 北朝鮮・拉致問題
日本経済新聞によると、北朝鮮の労働党機関紙「労働新聞」が3日、日本政府の北朝鮮政策を非難する論説の中で「日本反動らが現在、反共和国(北朝鮮)策動とともに反総連(在日本朝鮮人総連合会)策動をますます露骨にしている」との金正日総書記の言葉を冒頭で紹介した。北朝鮮メディアが日本を非難する金総書記の発言を伝えるのは異例。平壌放送の報道をラヂオプレスが伝えた、ということだ。

さらに論説は、論説は金総書記の発言を受ける形で日本非難を展開。「狂ったような反共和国・反総連策動を直ちに中断し、かつてわが民族に犯した罪行について十分に謝罪し、補償すべきだ」などと強調している、という。

北朝鮮が経済的に行き詰りを見せている証拠だ。北朝鮮メディアが日本を非難する金総書記の発言を伝えるのは異例なのである。困り果てているのである。六カ国協議に日本は参加する必要も資格もないなどと強気に振舞ってみても、経済的にアテにできるのは日本しかないことを金正日はよく知っている。

制裁の中で「在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)」に対する当局による家宅捜索がいかに効いているかが今回の論説でよく分かる。どんな微罪であっても「朝鮮総連」に関係するものを徹底的に捜査し、摘発すべきである。朝銀を通して日本国民の財産を食いつぶしたが、もう野中広務はいないのである。特に、朝鮮総連が資金的な応援を行った国会議員を早急に公にすべきである。

北朝鮮のスポークスマンである一部自民党議員は協力の必要はないが、邪魔だけはしないでもらいたい。そして世界の最貧国・北朝鮮に対しては、重村智計氏の近著、『朝鮮半島「核」外交』にあるように、無視し続けることが最も効果的な戦略だ。それが、悲願である「拉致問題の解決」の最も近道であることを国民は理解すべきだ。

北朝鮮が頭を下げてくるまで待てばよいのである。自民党のバカな議員が言うようにこちらからアクションを起こす必要は全くない。今まで、日本側から仕掛けたことでうまくいった事がないことを肝に銘ずべきである。ここは安倍総理に期待したい。

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野中広務 『ウィキペディア(Wikipedia)』より

対北朝鮮宥和
外交的には、中華人民共和国・朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に対する宥和的態度からそれらの「シンパ」と言われたり、「拉致問題」等において北朝鮮の同調者と捉えられ拉致家族会に厳しく批判されている他、下記の発言等において強い批判を受ける。また、テレビなどでも北朝鮮との関係が囁かれており、さまざまな疑惑がある。北朝鮮問題の専門家である早稲田大学教授・重村智計は、関西エリアの情報テレビ番組で司会者から「野中広務氏の事をどう思うか」と尋ねられた際、「私この人の名前聞きたくも無いんですよ。北朝鮮の疑惑を調査していると幾らでもこの人の名前が出てきますから」と発言している。

よど号妻2人を拉致関与で告発

2006-02-25 | 北朝鮮・拉致問題
松木薫さん姉、よど号妻2人を拉致関与で告発

1980年の松木薫さん(当時26歳)拉致事件を巡り、姉の斎藤文代さん(60)は24日、日航機「よど号」乗っ取り事件(70年3月)の実行犯の妻2人が拉致に関与した疑いがあるとして、逮捕監禁容疑で警視庁に告発した。

告発されたのは、北朝鮮にとどまっている森順子(52)、若林(旧姓・黒田)佐喜子(51)の両容疑者(ともに警視庁が旅券法違反で国際手配)。

斎藤さんは東京都内で会見し、告発状が受理されたことを明かしたうえで、「森、若林両容疑者が帰国する見通しとの話もある。その2人が帰国できるのに、拉致された弟が帰れないのは納得できない」と話した。

(2006年2月24日14時20分 読売新聞)
石岡さん、松木さんそして有本さんの拉致は高沢皓司氏の「宿命─「よど号」亡命者たちの秘密工作─」(新潮文庫)に詳しく述べられている。「この作品は一九九八年八月新潮社より刊行された」と巻末に記されている。考えてみると、この事件は何年間放置されてきたのであろう。辛光洙と「朴」と名乗っていた工作員、チェ・スンチョルの逮捕状を請求に呼応して、松木薫さんの姉の斎藤文代さんが本日警視庁に告訴したということであろう。

これでもシラを切るのか北朝鮮 石高健次著

高沢皓司によれば、Iともう一人、熊本出身のMはスペインからウィーンに誘い出され、モスクワ経由で平壌に連れて行かれた。そして、偶然にもそれを裏付ける一通の手紙が私宛に届いたのである。
 手紙には、スペインでI、Mの二人とよど号の妻二人の間に何があったかが記されていた。テレビの一視聴者からのもので私が報道番組「サンデープロジェクト」で九七年四月二十日、高沢皓司の証言やスペインでの取材を交え、「よど号の妻による日本人拉致」を特集した直後、寄せられたものだ。そこには、マスコミが一切載せていないIやM、さらに、彼らを誘拐、拉致したよど号の妻が実名で記されていた。
 次のような書き出しだ。
「よど号の二人、Mさん、Iさん、私、それに私の友人の計六人は、一九八〇年の五月、ほとんど毎日のように会っていました。この拉致事件には絶句しました。言葉もありません。Y・Mさんが田宮高麿夫人だなんて、誰がわかったでしょうか」
 手紙によると、Y・MとS・Kの二人は五月の初め、マドリッドでアパートを借りた。家賃は日本円で約六万円、ワンベッドルームに、ダイニングキッチンがついている。当時のスペインでは高いと思ったという。
 四人の日本人男性は、よど号の妻二人がアパートで作る手料理を食べ、食後は、トランプやドミノゲームに興じた。夜九暗か十時に男性たちは引き揚げ、それぞれのホテルに戻った。
「日本に帰ったら毎年会おうと六人で住所を交換しました」
 この手紙の主は五月の中旬、Y・Mから旅行に行かないかと誘われた。行き先はウィーンだった。
「『私のフィアンセがウィーンに出張して来る。そこに住んでいる叔母の家に四人で遊びに行くことになったのだけど、あなたたちもどう?』と私と友人を誘いました。しかし、私たちはユーレイル・パスを持っていたので飛行機代がもったいないと断わりました。一緒に六人で行っていたら、私たちもまだ日本には帰っていないのだと思うと、ゾッとします」

※Iは石岡亨さん、Mは松木薫さん、Y・Mは森順子、S・Kは黒田佐喜子

よど号犯の家族は今年中に帰国するという。こんな理不尽なことが許されるのか?不幸にも拉致された人たちの消息や安否が判らないというのに。警察は彼等や彼女達が帰国したら即逮捕し、事件の全容解明に努力してもらいたい。特に、ヨーロッパを舞台にした拉致事件物的証拠、証人(犯人)が特定されており、日本人が深くかかわっているのだから立件することは容易だろう。

●拉致事件で逮捕状の2容疑者、北朝鮮に引き渡し請求
地村保志さん、蓮池薫さん両夫妻の拉致事件で警視庁などが国外移送目的略取などの疑いで逮捕状を取った北朝鮮工作員の辛光洙(シン・グァンス)(76)、通称「チェ・スンチョル」の両容疑者について、政府は24日、北京の大使館ルートを通じて北朝鮮に引き渡しを請求した。

北京の日本大使館職員が24日、北朝鮮大使館を訪れ、逮捕状が出たことを示す文書を手渡し、両容疑者の引き渡しを口頭で求めた。北朝鮮側は「本国に伝える」と答えるにとどまった。

政府はこれまで、別の拉致事件の実行犯として辛、金世鎬(キム・セホ)、魚本(旧姓・安部)公博の3容疑者の引き渡しを北朝鮮側に求めてきた。

(2006年2月24日21時13分 読売新聞)