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いとうな日々

MLB、プロ野球他野球全般、ニュースなどについて、勝手にコメントさせて頂いてます!

メークレジェンド!

2008-10-11 | プロ野球
セリーグ史上最大となる首位との13ゲーム差をひっくり返し、連覇を果たした巨人。球団ワーストの開幕5連敗を喫するなど序盤は苦しみ、一時は単独最下位にも沈んだ。しかし、他球団から補強したラミレス、グライシンガー、クルーンの3外国人選手が投打の柱としてチームを引っ張り、坂本や山口ら若手の急成長もあって、夏場から徐々に地力を発揮。8月の北京五輪終了後は、前半不調だった上原や李承も復調。9月には12連勝をマークして、足踏みする阪神との差を一気に詰め、抜き去った。

阪神は巨人とは逆に開幕5連勝で波に乗った。安藤、下柳、岩田ら安定した先発投手陣と盤石のリリーフ陣を擁し、一発長打は少ないものの、ここ一番でたたみかける集中攻撃で首位を快走した。しかし、シーズン終盤にペースダウン。優勝マジックが点灯と消灯を繰り返すうちに巨人に追い上げられ、最後は巨人との直接対決に敗れて141試合目で首位から陥落した。

中日は投打とも昨年の迫力を欠いた。特に川上や朝倉ら投手陣の不調が響いた。広島は新外国人・ルイスや若手の前田健ら投手陣が頑張り、初のクライマックスシリーズ出場へ猛然と追い上げたが、最後に力尽きた。ヤクルトはラミレス、グライシンガーが流出した穴が埋められず、横浜はリーグで唯一防御率が4点台と投手陣が崩壊した。

●「まだ、大切な戦いが残っている」長嶋茂雄・元巨人監督
巨人のセ・リーグ連覇を受けて、長嶋茂雄・元巨人監督は「監督、選手、スタッフの方々そしてジャィアンツファンの皆様、リーグ2連覇おめでとう。今年の原監督は、前半戦は辛抱強く、後半戦は積極果敢に、シーズンを戦ったように思います。若手とベテランのバランスが巧く噛み合い、そして、選手を信頼して戦った事が、球史に残る優勝を可能にしたのでしょう。まだ、大切な戦いが残っています。気を緩めることなく「奪回」に向って、もう一踏張り…。」と祝福している。

▽小笠原 よかった。最高。先のこと(クライマックスシリーズ)はいいでしょう。聞かないで。

▽鈴木尚 ほっとしています。やっと監督に恩返しできた。クライマックスシリーズに向けて頑張ります。

▽イ・スンヨプ (シーズン前半は)貢献できなかったけど、最後に少しだけ貢献できた。

▽谷 最高の気分。出場したりしなかったりだったが、いい時もあれば悪い時もあるから。うれしいです。

▽坂本 試合途中に阪神が負けているのがわかり、緊張の中、試合に出ていた。これからの野球人生にこの経験を生かせるようにしたい。

▽クルーン 18年間のキャリアがあるが、1番のシーズンだ。あきらめかけた時にあったが、気持ちを切らさずに頑張ってきた。(九回2死から登板)グライシンガーの最高の投球を台無しにできないから、気合が入った。

▽木村拓 みんなで支え合った優勝。それがうれしい。

▽ラミレス 感激ひとしおだ。(ヤクルトにいた)去年は東京ドームで胴上げを見たが、今年は逆になってよかった。

▽山口 去年よりは(優勝に)貢献できたと思う。(ベンチ前で優勝決定の瞬間を待つ気持ちは)どきどきしました。

▽上原 前半戦は何も貢献できなかったので、(優勝を)素直には喜べません。


野球先進国の看板が危うい

2008-08-23 | プロ野球
きのう五輪野球の準決勝で、日本は韓国の鮮やかな集中打に逆転負けを喫した。予選リーグから通算で韓国は8戦全勝、日本は4勝4敗。きょうの3位決定戦で敗れると、日本は負け越してしまう。メダル獲得もさることながら、野球先進国の看板が危うい。

▼相手投手がストレートの四球を出した後の第1投、真ん中に入る甘いスライダーを見逃し、次の外角高めの甘い直球も見送り、結局は鋭く変化する外のスライダーに泳いでボテボテの投ゴロ。似たシーンを何回か見たような気がする。ちぐはぐな戦いぶりにも、メディアから手厳しい批判はあまり聞かれなかった。

▼予選リーグの米国戦では、エースの上野投手を温存し、コールド負けもやむなしと割り切り、準決勝、決勝ではエースの連投で金メダルをもぎ取った日本女子ソフトボールチーム。まさしく勝負度胸を見せつけた。強い精神性を、堅い守備と臨機応変の打撃という確かな技が支えた。

▼北京では男子サッカー、男女バレーボール、野球など、「○○ジャパン」と監督の名を冠した競技の成績がいまひとつ。選手が主役の「なでしこジャパン」(女子サッカー)は大健闘の4位に入った。五輪は短期決戦。監督のカリスマ性や過剰な物語性よりも、選手の伸びやかなプレーに勝利の女神はほほ笑む。

:春秋

山本昌200勝!天国の恩人2人に感謝

2008-08-05 | プロ野球
マサに快挙だ。中日の山本昌投手(42)が4日の巨人戦で今季7勝目を完投で飾り、プロ野球24人目の通算200勝を達成した。42歳11カ月での完投と大台到達は、ともに史上最年長。中日の投手では初の名球会入りとなる。巨人戦の通算39勝も歴代3位タイに浮上した。ドラゴンズ一筋25年、本拠地での達成でナインから胴上げされたベテラン左腕は、お立ち台で目を潤ませた。

無数の紙テープが舞い、チームメートがマウンドに駆け寄る。笑顔でかわすハイタッチ、そして4度の胴上げ。優勝したかのような歓喜の中心で、山本昌は表情を崩した。両親を招待した本拠地ナゴヤドーム、3万8333人の大観衆の前で200勝達成。目は潤み、声は震えた。

「泣かんとこうと思ったけど、胴上げされて…。重いんじゃないかと恥ずかしかったけど、気持ち良かったです。投げる試合は全部勝ちたいと思っているけど、こんなうまくいくとは思わなかった。よくぞ自分がここまでこられたなと、よく頑張ったなと思います」

初回に先制点を献上も2回以降はゼロを並べ、4安打1失点で今季初完投。剛球はなくても球の出し入れ、制球、宝刀スクリューボールで強力打線に連打は許さない。偉業に王手をかけて迎えた大一番での127球に、プロ25年間で培った力と技が凝縮されていた。巨人戦通算39勝目は現役最多、村山実氏(阪神)に並ぶ歴代3位タイ。現役最強の巨人キラーは、若林忠志氏(毎日)の42歳8カ月を抜く史上最年長完投でメモリアル白星を飾った。

40歳を過ぎても先発ローテーション投手として活躍を続ける。「丈夫な体をくれた両親のおかげ」と感謝。そして、今は天国で見守る2人の恩人の名前を挙げた。

1人目はアイク生原(生原昭宏)氏。元ドジャース会長補佐兼国際担当だ。5年目の88年、山本昌は米留学。当時の星野監督が親交のあった生原氏に伸び悩む左腕を預けた。1Aベロビーチドジャースでプレー。ここで指導を受けた。「アイクさんの教えは3つだけ。ボールは(体の)前で離せ、ストライクを投げろ、上から投げろ。基本ばかりでした」。毎日、呪文(じゅもん)のように聞かされた。登板後は反省会。朝4時近くまで投球解説は続き、翌日は球場へ行くとスコアブックと要点を記したメモを手渡された。チームメートの内野手から教えられたスクリューボールにも磨きをかけ、帰国後にブレーク。野球に取り組む姿勢はアイク生原氏から学んだものだった。「オフにいい報告ができる」とロス郊外にある同氏の墓前に報告するつもりだ。

もう1人は高木時夫スカウト。日大藤沢3年時、神奈川選抜に選ばれた山本昌が社会人相手に完封するのを見た同スカウトは、日大に進学して中学の社会科教師になるつもりだった山本昌を口説き落とした。この日の試合前。ナゴヤドーム近くの高木さんの墓前に「力をください」と手を合わせて球場入りし、天国に勝利を届けた。

「もうお前はいらないって言われるまで投げたい」。史上最年長での到達、プロ入り後4年間勝ち星がなかった投手の200勝も初めて。11日に43歳を迎える遅咲き左腕の挑戦は、まだまだ続く。

▼山本 昌(やまもと・まさ=本名・山本昌広)1965年(昭40)8月11日、神奈川県茅ケ崎市生まれの42歳。日大藤沢から83年ドラフト5位で中日入団。タイトルは最多勝(93、94、97年)、最優秀防御率(93年)、沢村賞(94年)、最多奪三振(97年)。06年9月16日阪神戦では史上最年長の41歳1カ月でノーヒットノーラン達成。通算200勝151敗5セーブ。1メートル86、87キロ。左投げ左打ち。趣味はラジコン。



◇中 日 5―1 巨 人
◇ナゴヤドームN(16)中日9勝7敗
巨 人 100 000 000=1
中 日 011 030 00X=5
〔勝〕山本昌 7勝3敗
〔敗〕木佐貫 6勝4敗
〔本〕デラロサ3号(1)(木佐貫)井端4号(1)(木佐貫)

加藤良三氏が新コミッショナー就任

2008-06-20 | プロ野球
日本プロ野球組織(NPB)は18日、東京都港区のホテルでオーナー会議を開き、次期コミッショナーに前駐米大使の加藤良三氏の就任を承認した。7月1日付で就任する。2004年2月にコミッショナーになり07年から代行を務めた根来泰周氏は今月30日で退任する。

NPBは、ポスティングシステム(入札制度)などによる有力選手の海外流出や世界規模の大会の開催、さらにはアジア諸国との連携など、数多くの国際的な問題に対処するため、外交官出身で日米双方の野球に精通している加藤氏の手腕に期待し、就任を要請した。会見した加藤氏は「日本の野球発展に微力を尽くしたい」と意欲をみせた。

また、オーナー会議では野球協約の改定に絡む問題点やNPBの法人格移行についても話し合った。

加藤良三・新コミッショナーの話
「第一歩はコミッショナーとは何たるか、という勉強を加速しないといけない。野球に対する情熱は人一倍持っている。日本の野球発展に微力を尽くしたい」

加藤 良三氏(かとう・りょうぞう)
東京・成蹊高-東大法学部から、65年に外務省入り。オーストラリア、エジプト、米国大使館勤務などを経て、アジア局長、総合外交政策局長、外務審議官などを歴任。01年10月から今年5月まで駐米大使を務め、在任期間は戦後最長を記録した。野球好きとして知られ、米大リーグの試合で始球式を何度も経験している。巨人の長嶋茂雄元監督、ソフトバンクの王貞治監督らとも親交が深い。66歳。秋田県出身。

巨人の加治前、プロ初打席で史上初のサヨナラ本塁打

2008-06-07 | プロ野球
巨人のルーキー、加治前竜一外野手(23)が6日のロッテ3回戦(東京ドーム)の延長10回、史上初となるプロ初打席サヨナラ本塁打の快挙を達成した。

同外野手は10回、右翼の守備で途中出場。その裏、一死走者なしの打席で川崎から劇的な一発を右翼席に運んだ。

加治前は奈良・智弁学園高から東海大を経て、大学生・社会人ドラフト4巡目で入団。広角に長打を期待できる打者として、1日に1軍初昇格を果たしていた。【NIKKEI NET

西武:復刻ユニホームで試合実施

2008-05-21 | プロ野球
西武は20日、球団創設30周年記念イベント「ライオンズ・クラシック」の一環として、前身の西鉄ライオンズの復刻ユニホームを着用し試合を行うと発表した。6月から8月にかけての西武ドームでの計12試合と、7月15、16日のヤフードームでのソフトバンク戦2試合で着用する。

ユニホームは、日本シリーズ3連覇を果たすなど西鉄が黄金期を築いた54~59年に使用したデザイン。西武ドーム内での発表会見では、西鉄の主力として活躍し、イベントのエグゼクティブプロデューサーでもある豊田泰光さんが出席。「涙が出た。僕らの栄光が消えてなくなろうとしている時だったから。(昨年11月に亡くなった)稲尾(和久氏)も天国で喜んでいるだろう」と話した。

6月28日には豊田さんが始球式に登場。7月15日のヤフードームでは、元西鉄のバッテリー、池永正明さんと和田博実さんが始球式を行う。




稲尾和久、追悼チャリティー試合

2008-05-11 | プロ野球
昨年11月に亡くなった元西鉄ライオンズのエース稲尾和久さんの故郷、大分県別府市の市民球場で10日、追悼のチャリティー試合が行われた。

地元のクラブチーム「大分ソーリンズ野球倶楽部」と、歌手の山本譲二さんが総監督、稲尾さんの後輩で元西鉄のエース池永正明さんが監督をそれぞれ務める「山口きららマウントG」(山口県防府市)が対戦。池永さんらが「稲尾さんに恩返しを」と発案し、実現した。

一度雨で延期となり、この日もあいにくの雨だったが約280人が観戦。試合は山口が8-1で勝ったが、池永さんは「今日は勝ち負けは関係ない。雨でも大勢の観客が集まり、稲尾さんも喜んでくれたはず」と目を細めていた。



清原、2軍で603日ぶり実戦!

2008-05-03 | プロ野球
オリックス・清原和博内野手(40)が3日、昨年7月の左ひざの手術後、初めて試合に出場した。北神戸あじさいスタジアムでのサーパス-阪神戦に「5番・DH」で出場し、2打数1安打1四球2打点。二回にはタッチアップで全力疾走を見せるなど、603日ぶりの試合で、順調な回復ぶりを見せた。

久しぶりに味わう緊張感を堪能した。2軍戦ながら、観衆は異例の多さの5621人。両親と妻子もその中にいた。06年9月8日の日本ハム戦(スカイマーク)以来603日ぶりの実戦。清原が戦場に帰ってきた。

「試合に出られて、ワンランクアップしたことはすごくうれしい。今のボクには満塁ホームランよりも、ゴロを打って走り出したときに、少しでも痛みが少ないほうがうれしいことです」

一回一死満塁では、金村大の直球を捕らえた二ゴロで1打点。第2打席は二回無死一、三塁。伊代野の直球を中前へ適時打。続く相川の四球で満塁となり、一輝の右犠飛で二塁から三塁へ全力疾走した。本屋敷コンディショニングコーチも「びっくりしました。想定外です」とコメント。“うれしい誤算”だった。

4月中旬に現役を引退した前パイレーツの桑田真澄氏(40)と会食したことも明かした。「酒を飲みながら、(桑田は)やり遂げた、スッキリした表情をしていた。彼のように自分の中でも『燃え尽きた』と思えるように頑張りたい」と言葉に力を込めた。

「(1軍復帰の見通しについては)やってみないと何試合かかるかもわからない」。2打数1安打2打点から始まった復活ロード。今後も2軍戦の出場を続けるが、1軍は借金10と低迷。1日も早く、救世主となる。



阪神:金本、通算2000安打を達成

2008-04-12 | プロ野球
プロ野球・阪神の金本知憲外野手(40)が12日、横浜スタジアムで行われた横浜戦で通算2000安打を達成した。七回の第4打席で、19打席ぶりの安打となる右前打を、寺原隼人投手から放った。プロ野球37人目(日米通算のイチロー外野手、松井秀喜外野手を除く)。金本は今月3日が誕生日で40歳と9日。落合博満(現中日監督)の41歳4カ月、新井宏昌(現ソフトバンクコーチ)の40歳2カ月に次ぎ、史上3番目の高齢での到達となった。

金本は東北福祉大から92年にドラフト4位で広島入りし、03年から阪神。06年4月、連続試合フルイニング出場の世界記録「904」を達成し、その後も継続している。




ダルビッシュ、開幕戦完封勝利

2008-03-20 | プロ野球


20日パシフィックリーグが開幕した。

◇ソフトバンク4―3楽天
ソフトバンクが2年ぶりの開幕戦勝利。2点を追う9回、無死二、三塁から柴原が逆転サヨナラ本塁打。楽天は打たれたドミンゴが大誤算で、岩隈の好投も見殺し。

◇オリックス2―1西武
オリックスは同点の8回1死二、三塁からラロッカが中犠飛を放ち勝ち越し。金子から菊地原、加藤大への継投で逃げ切り。開幕戦3年連続勝利を飾った。

◇日本ハム1―0ロッテ
日本ハムはダルビッシュが完封し2年ぶりの白星発進。6回1死満塁に稲葉の遊ゴロで奪った1点を守った。逆にロッテは5回二死満塁を生かせなかったのが響いた。