かれこれ6年前、初めての野毛屋さんで乗ったのは勇治船長のアオリイカだった。
(毎度。)
(久し振りの第三忠丸。)
(潮はこんな感じ。)
(いざ出船。)
(釣りスタート。)
(1杯目。)
(風があるけど涼しいから良し。)
(見えないけど2杯入ってます。)
(タコエギの残りはこれだけ。)
買い足した先から失ってくのが金銭的に痛いし、何より海底にゴミを残しちゃうのが心苦しい。
(風で波が立ってきた。)
(先週乗った一之瀬丸さんもいた。)
(波も立ってきたぞ。)
次の流し変えでの1投目。
(出たぞ良型750g。)
(サルベージ。)
(沖あがり。)
ここ数年、秋には俊船長のスミイカに必ず乗ってる。
そこにマダコという新たな軟体系の釣りものが野毛屋さんに加わるのは嬉しい限りだ。
20年前くらいにマダコをやってた、と勇治船長が言ってたから「復活」なんだね。
夏休みの8月11日(火)に予約を入れて、いつもよりちょっと早く出た4:45着で9番目。
(毎度。)
釣り座は日陰になる左舷狙いのところ、前から埋まっていたんで艫2番目をチョイス。
マダコは予約で満員だそうだけど、フグ船はお客が少なくて左舷だけに寄せるそうだ。
(久し振りの第三忠丸。)
予報では気温35℃で強烈な陽射しだろうけど、風が吹くのがありがたい。
釣り座で準備しながらお隣り大艫の20年野毛屋さんに通う常連さんとお話ししてると、久し振りにお会いした花王迷人劇場さんが水汲みバケツを2つ持って来てくれた。
左舷の後ろ2席は循環海水が出ないとのこと。
教えていただいて助かりました。
(潮はこんな感じ。)
この日の操船は勇治船長。
フグ船はユキちゃんが担当し、健船長はマダコ釣りをやるそうで竿を手に右舷胴の間に乗った。
反対側で残念。
近くで健船長の釣りを見てみたかったな。
(いざ出船。)
出船して、30分ほど走るとアナウンスがある。
横浜や川崎方面じゃなさそうだな、と見ていると着いたのは第2海堡のすぐ近く。
(釣りスタート。)
仕掛けはタコベイトとヒラヒラのフラッシャーが着いた飾り糸に専用スナップでタコエギ2つを装着、オモリは30号指定だ。
仕掛けを落とすと海堡の基礎石だろうゴツゴツしたゴロタ場。
釣り方は、竿先を下げてオモリを着底させたまま小刻みに叩きに叩く、とにかく叩いてアクションで寄せる作戦だ。
すると一投目でガッツリ根掛かり。
いきなりスターティングラインナップのエギ2つを失ってテンション降下。
参ったね。
前回の一之瀬丸さんでも一投目からやらかしたし、進歩がありませんな。
根掛かりを怖がると叩きが中途半端になるから、積極的に叩く中で危険を察知したら即、底を切るようにする。
叩いて叩いての中で聞きを混ぜると重みを感じ、更に叩いて頃は良しと大きくアワセると、グニ~ンと来た。
(1杯目。)
開始15分で小型なものの1杯目をゲット。
慌ててバケツで海水を汲んで洗濯ネットへイン。
早い時間で型を見れて一安心だ。
(風があるけど涼しいから良し。)
海堡周りを暫し流して2杯目を追加したものの、やっぱり小型。
(見えないけど2杯入ってます。)
前回の一之瀬丸さんでは最大が550gだったから、それを超える型が欲しいな。
大型を狙える釣り方ってあるのだろうか。
(タコエギの残りはこれだけ。)
海堡周りで更にタコエギを1つ消失。
買い足した先から失ってくのが金銭的に痛いし、何より海底にゴミを残しちゃうのが心苦しい。
花王迷人さんがDAISOエギをタコ用に改造したそうだから、今度見習ってみようかな。
(富士山を見ながら。)
(富士山を見ながら。)
海堡の次は中ノ瀬に移動。
ここはあっても粒根程度だから根掛かりの確率は低い。
積極的にキャストして探りますよ。
積極的にキャストして探りますよ。
船中ポツと揚がり、ここでも小型を追加。
頻繁に反応が出ない中、同じように叩き続けるには体力もだが集中力と忍耐力が必要だ。
どっちも野毛屋さんの湾フグ釣りで鍛えられたから、愚直な釣りものは合ってるような気がするな。
(風で波が立ってきた。)
次は根岸湾をあちこち探る。
ここでもポツと追釣するもバラシも増える。
小型が多いからかアワセが上手く決まってないようだ。
度々タコエギのカンナをチェックして、先が甘くなったらヤスリで研ぎますよ。
タコエギはローテーションしているもののアタリ色は分からない。
周りを見てると白に乗ってるのが多い気がするけど、白系のエギは1投目で消失してるのですよ。
なあに、色に頼らずアクションで獲ればよし。
叩け!叩け!叩けー!
(先週乗った一之瀬丸さんもいた。)
積極的に叩く中で重みを感じ、オリャ!とアワセをくれるとグーンと竿先が突っ込んだ。
根掛かりか?と思ったらギリギリと何とか巻き揚がる。
こりゃデカダコだー。
重みから2kgは超えるぞ。
気付いた勇治船長が伝えた健船長が右舷から飛んで来てタモを手に待ち構える。
バレるな、バレるなよ、と願いながらギリギリと巻き続けると、薄茶の個体が上がってきた。
来たかー!大型!
でも、見ると足が見えない。
「岩かー!」
健船長とハモったね。
何と、薄茶色の漬物石くらいの岩でした。
「色がタコそっくりだったなー」
と言い残して健船長は右舷に戻って行った。
(波も立ってきたぞ。)
次の流し変えでの1投目。
根の窪みに落ちるような感触で急ぎ底を切るとズンと重みが加わった。
アワセを入れて巻き揚げると、さっきの岩ほどでないもののタコなら今日イチサイズの重みだ。
ゆっくりしっかり巻き、水面に上がって来る姿を確認すると今度は足が見える。
タコだ、と視認してそのままブチ抜いた。
(出たぞ良型750g。)
揚がったのは今日イチの良型。
このサイズが獲れると嬉しいぞ。
このサイズが獲れると嬉しいぞ。
更に次の投入で連チャンで掛けてそれなりの重さ。
揚がったのは、
(サルベージ。)
タコエギ2つ。
本日3つを消失してるから2個回収は嬉しいぞ。
最後は終了間際に小型を揚げて終了。
沖あがり。
(沖あがり。)
結果は6杯。
巻きバレと掛け損じが4つあったから打率は6割。
上手くすればもう少し数を伸ばせたかな。
操舵室の勇治船長から「幾つ釣った?」と聞かれたから良い線行ってたのか、と思ってたら3番手の釣果だった。
及第点の成績かな。
冷凍保存用のマダコが確保出来たし、満足の夏休み釣行でした。
叩き疲れたけど。
・マダコ : 6
・タコエギ : 2
船中:1~10
小潮
🐙