坂野直子の美術批評ダイアリー

美術ジャーナリスト坂野直子(ばんのなおこ)が展覧会、個展を実際に見て批評していきます。

東日本大震災復興支援アートアクション

2011年03月27日 | アーティスト
美術界においても、美術館や個展会場などで大震災の義援金を募るコーナーが設けられていますが、若いアーティストの発表の場として、廃校を利用したギャラリーを展開している〈千代田アーツ3331〉では、日比野克彦さんを中心に、参加アーティストに呼びかけ、作品の販売やワークショップを通して、被災地に心をつなぐアクションが行われています。
ハートマークビューイングというプロジェクトは、それぞれが心をこめてつくったハートマークの作品を被災地に飾ろうという試みで、岐阜や京都でもすでにワークショップが開催され、色とりどりのハートマークができています。
掲載写真は、京都会場のものですが、今できることの一歩が託されています。
千代田アーツ3331では、4月2日、3日にワークショップが開かれる予定で、作品の販売も行われ義援金として、日本赤十字社をとおして被災地におくられます。

◆主催 3331ARTs Chiyoda 千代田区外神田6-11ー14