『プリアンプは不必要? vol.1』の続きです。
1980年頃だったとおもいますが、
パッシブアッテネーターやフェーダーという
電源を使用しないプリアンプと同じような機能を持ったオーディオ機器が登場しました。
当時のプリアンプはソコソコのノイズや歪がありましたが
パッシブアッテネーターは
電源をしないため電源ノイズが皆無、
回路がシンプルなため歪の少なく、瞬く間にヒット商品となりました。
それはちょうどCDが普及するタイミングで、
入力切替と音量調節さえあればOKという風潮があったと思います。
また、パーツに放送用やレコーディング用の
『プロ用』のパーツを使用したのも大きかったのでしょう。
今では『プロ用』のパーツは耐久性や信頼性は高いものの
高音質かと聴かれると、必ずしもそうではない・・・というのは多くの方がご存じです。
当時は『プロ用』『業務用』に踊らされた方も多かったように思います。
しかし、僅か数年でパッシブアッテネーターのブームは去ってしまいます。
当時はパッシブアッテネーターを使用する上での注意点が広く知られておらず
オーディオ初心者の方が
『雑誌に出ていたから』
『プリアンプより安価だから』という理由で安易に使用した結果、
『パッシブアッテネーターは音が細い』
『パッシブアッテネーターは音の馬力がない』
『パッシブアッテネーターからはダイナミックな音はでない』
という風評が立ってしまいました。
そして、またプリアンプ全盛の時代に戻りました。
しかし、その後も度々忘れたころにパッシブアッテネーターの新製品が発表されます。
正しい使用法で使用したマニアの方や自作派の方に音質が評価され
現在ではなくてはならないアイテムになっています。
この記事ではパッシブアッテネーターの正しい使用法を解説し
そのうえで、プリアンプとパッシブアッテネーターの音質について書いていきたいと思います。
次回に続きます。
≪11月のイベント『ムジカ&クアドラル新製品発表会』≫
ムジカの新製品Airone(アイローネ)と
クアドラルの新製品はスピーカー2種をご紹介します。
(近日中に映像や仕様を公開します)
日時:11月27日(土)10:30~12:00、13:30~15:00
28日(日)、10:30~12:00、13:30~15:00
(密を避けるための措置で4回同じ内容です)
場所:ムジカ試聴室(ログハウス)です。
入場無料で事前申込の必要もありません。
お気軽にお越しください。
≪11月の勉強会『オーディオファンのためのフィルター講座その3』≫
いよいよ11月の勉強会では低域増強アダプターの製作を行います。
日時:11月6日(土)13:30~15:30
11月7日(日)10:30~12:30
(密を避けるための措置で2回とも同じ内容です)
場所:ムジカ試聴室(ログハウス)
事前申込制です。各回3名で合計6名の皆様で低域増強アダプターの製作体験。
申込は先着順です。
材料費として500円(税込)が必要です。
製作した低域増強アダプターはお持ち帰りいただけます。
ご予約フォーム に『11月の勉強会参加希望』とお書きいただき、お申込みください。
≪試聴とログハウス見学予約状況≫
リアルタイムで更新される予約状況カレンダーを公開しています。
こちらのページから予約状況をご確認ください。
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https://www.musika.jp/en/index.html
And, factory outlet store is here.(on-line, Japanese page)
https://www.musika.jp/nws/outlet