『小出力アンプは何ワット必要? vol.1』の続きです。
小出力アンプを製作するための前段階として小出力アンプの嘘・本当を検証し、
小出力アンプは本当は何ワット必要?かを考えてみたいと思います。
条件は、
(1)スピーカーとリスナーとの距離は2m
(2)人の話し声くらいの音量で音楽を再生する
(A)小型スピーカー その1 JBL社A120
人の話し声くらいの音量は60dBと言われています。
これを2mの距離で再生するのですが、
音は距離の2乗に比例して減衰しますので
4倍(12dB)加算しなくてはなりません。
そのためスピーカーのすぐ前で発生する音圧は72dB必要になります。
JBL A120の能率は86dB/mです。
つまり、1w入力したとき86dBの音圧の音を発生します。
72-86=-14dB=1/5
アンプは1wの1/2で0.2wの出力が必要です。
これは平均出力です。
音楽のピーク値は平均値の10倍と言われていますので
0.2×10=2w
パワーアンプの出力は2wあればOkということになります。
意外と小さな値だと感じられるかもしれませんが
スピーカーとリスナーの距離が近く、
小音量で再生すれば、必要なパワーはこの程度なのです。
次に1990年代に流行した同じJBL社の4344で計算してみましょう・・・次回に続きます。

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