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小出力アンプは何ワット必要? vol.2

2019-02-20 | スピーカー

『小出力アンプは何ワット必要? vol.1』の続きです。

小出力アンプを製作するための前段階として小出力アンプの嘘・本当を検証し、

小出力アンプは本当は何ワット必要?かを考えてみたいと思います。

条件は、

(1)スピーカーとリスナーとの距離は2m

(2)人の話し声くらいの音量で音楽を再生する   



(A)小型スピーカー その1 JBL社A120

人の話し声くらいの音量は60dBと言われています。

これを2mの距離で再生するのですが、

音は距離の2乗に比例して減衰しますので

4倍(12dB)加算しなくてはなりません。

そのためスピーカーのすぐ前で発生する音圧は72dB必要になります。

JBL A120の能率は86dB/mです。

つまり、1w入力したとき86dBの音圧の音を発生します。

72-86=-14dB=1/5

アンプは1wの1/2で0.2wの出力が必要です。

これは平均出力です。

音楽のピーク値は平均値の10倍と言われていますので

0.2×10=2w

パワーアンプの出力は2wあればOkということになります。

意外と小さな値だと感じられるかもしれませんが

スピーカーとリスナーの距離が近く、

小音量で再生すれば、必要なパワーはこの程度なのです。

次に1990年代に流行した同じJBL社の4344で計算してみましょう・・・次回に続きます。






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