自宅の庭にはドブネズミが巣を作っていて、毎年のように姿を現す。
初めて生きているネズミの撮影に成功しました。(札幌市厚別区)
写真は4月16日朝の8時に撮影したもの。
祖母によればこの時間帯によく見られるらしい。
9時に何気に窓を見るとまたいた。種名はドブネズミ。
ちょうど1時間後の出来事だがきっと同じ個体かもしれない。
スズメがネズミの前にやってきとたんネズミは逃げてった。
普通は逆のかもしれないが、ネズミはやっぱりかわいかった。
物置の横に掘られていたネズミの巣。
物置の横にはもう一箇所穴が掘られているが、写真の巣の横に祖父がネズミ退治の餌の入った箱を巣の横に置いたが、次の日には箱ごとなくなって餌のひとつもこぼれていなかった。
名前を忘れてしまったが生ゴミを肥料に変えるこの緑色の箱の横に、穴が掘られている。
中のものを食い荒らしているのだろう。
毎年こんな感じで被害が出ていて、暖かくなるとイチゴなんかも器用にもいで何個か持っていってしまう。
今まで家の中は被害に遭ったことがないのが唯一のすくい。
ネズミはかわいいけどかなり汚い。
祖父ががんばって駆除しようとしているがなかなか上手くいかないようである。
この背中に毛の薄い尻尾。ちょっと憎たらしいけど僕がもし捕らえてもどうすることもできずに逃がしてしまうだろう。情けない…
17日の5時過ぎ
庭のふちでなにやら野菜を食べている。種は同じでも16日に見た個体とは明らかに違う。
残飯をあさったものの可能性が高い。捕らえようと近づく僕に気づいたのかちょっと逃げたと思ったら、あの緑色の箱の横の穴に入ろうとするが、ふさがれているので入れない。
ここでこの箱の横の穴は完全にネズミの仕業であることがわかった。
動きが遅いのでその後虫網で捕獲成功。
昨日のネズミとは明らかに早さが違う。今回の個体はネズミ退治用の餌を食べたからだろうか、あるいはお腹に赤ん坊がいるのかもしれない。
ギャーッギャーッとサル山のサルのような鳴き声で唸っていた。
動きを封じるため虫かごにすことにした。
そのためもし逃げてしまっても安全な逃げ場のない玄関へ移動して作業開始。
結局撮影のため1度放してみた。
かわいい!!
こんなかわいい動物を祖父は退治しようとしているのか!!
リスとさほど変わらないように見えてきた。
かなり寄る。
この角度から見ると典型的なネズミ。
これが悪人面にはどうしても見えない。
無理もない。ネズミにはそんな気はさらっさらないのだから。
ただその習性が人間にとって都合の悪いものであっただけの話だ。ネズミはただのかわいそうな動物なのである。
人間の僕はそれを承知で、簡単に捕まえ虫かごにそのかわいそうな動物を入れた。
そしてそれを祖父に渡す。
祖父は喜んでいる。僕はちょっと複雑な気持ちだった。
虫網で捕まえて虫かごに移す。
虫のような扱いをされたこのネズミを、祖父は前仕掛けた餌で時期に死ぬだろうとこのままの状態で夜を迎えさせた。
やはり僕はかわいそうだと思ってしまった。
やっていることと思っていることが矛盾していたのだろう。そしてそれが複雑な気持ちの表れだったのかもしれない。
僕はもうネズミの捕獲はしたくない。もう1匹の個体は捕まらないでくれと強く思った。
僕は虫も…ネズミ1匹も殺せないなんてなんて…
日頃はそう目にする機会がなかったネズミ。それが立て続けに僕の前に現れて、最後には捕獲されてしまった。
リスはだめでネズミは取っていいだなんで人はかってなことをかんがえるなぁ~
そして次の日の朝、そのネズミは祖父の言ったとおりに息絶えていた。
学校からの帰宅後、その死骸をどうしたか聞いたら生ゴミに出した、といっていた。
また祖父のネズミ捕りを続けるという…
ということで、僕からの「ネズミ捕り」の見方が悪すぎたのだろう。
ネズミ目線の考えと、人間目線の考え、どちらかしか通すことができない時、中立の立場の僕は人間の味方をした。
「僕はもうしません」と言ったが、荒らされる側に立っていない僕にはその苦労がまだわからないから言えた言葉なのかもしれないし、大事に育てている野菜やせっかく溜め込んだ残飯を荒らされるのもたしかにいやだ。
僕はかわいいからネズミに少し同情してしまった節もあるかもしれない。
実際に害虫ならためらいつつも僕でも殺せただろう。
これだから現代の若者はといわれてしまうのかもしれないが、僕はこの言葉を言われるのが1番嫌いである。
これからはもっと僕自身が強くならなくてはいけないのかもしれない…
初めて生きているネズミの撮影に成功しました。(札幌市厚別区)
写真は4月16日朝の8時に撮影したもの。
祖母によればこの時間帯によく見られるらしい。
9時に何気に窓を見るとまたいた。種名はドブネズミ。
ちょうど1時間後の出来事だがきっと同じ個体かもしれない。
スズメがネズミの前にやってきとたんネズミは逃げてった。
普通は逆のかもしれないが、ネズミはやっぱりかわいかった。
物置の横に掘られていたネズミの巣。
物置の横にはもう一箇所穴が掘られているが、写真の巣の横に祖父がネズミ退治の餌の入った箱を巣の横に置いたが、次の日には箱ごとなくなって餌のひとつもこぼれていなかった。
名前を忘れてしまったが生ゴミを肥料に変えるこの緑色の箱の横に、穴が掘られている。
中のものを食い荒らしているのだろう。
毎年こんな感じで被害が出ていて、暖かくなるとイチゴなんかも器用にもいで何個か持っていってしまう。
今まで家の中は被害に遭ったことがないのが唯一のすくい。
ネズミはかわいいけどかなり汚い。
祖父ががんばって駆除しようとしているがなかなか上手くいかないようである。
この背中に毛の薄い尻尾。ちょっと憎たらしいけど僕がもし捕らえてもどうすることもできずに逃がしてしまうだろう。情けない…
17日の5時過ぎ
庭のふちでなにやら野菜を食べている。種は同じでも16日に見た個体とは明らかに違う。
残飯をあさったものの可能性が高い。捕らえようと近づく僕に気づいたのかちょっと逃げたと思ったら、あの緑色の箱の横の穴に入ろうとするが、ふさがれているので入れない。
ここでこの箱の横の穴は完全にネズミの仕業であることがわかった。
動きが遅いのでその後虫網で捕獲成功。
昨日のネズミとは明らかに早さが違う。今回の個体はネズミ退治用の餌を食べたからだろうか、あるいはお腹に赤ん坊がいるのかもしれない。
ギャーッギャーッとサル山のサルのような鳴き声で唸っていた。
動きを封じるため虫かごにすことにした。
そのためもし逃げてしまっても安全な逃げ場のない玄関へ移動して作業開始。
結局撮影のため1度放してみた。
かわいい!!
こんなかわいい動物を祖父は退治しようとしているのか!!
リスとさほど変わらないように見えてきた。
かなり寄る。
この角度から見ると典型的なネズミ。
これが悪人面にはどうしても見えない。
無理もない。ネズミにはそんな気はさらっさらないのだから。
ただその習性が人間にとって都合の悪いものであっただけの話だ。ネズミはただのかわいそうな動物なのである。
人間の僕はそれを承知で、簡単に捕まえ虫かごにそのかわいそうな動物を入れた。
そしてそれを祖父に渡す。
祖父は喜んでいる。僕はちょっと複雑な気持ちだった。
虫網で捕まえて虫かごに移す。
虫のような扱いをされたこのネズミを、祖父は前仕掛けた餌で時期に死ぬだろうとこのままの状態で夜を迎えさせた。
やはり僕はかわいそうだと思ってしまった。
やっていることと思っていることが矛盾していたのだろう。そしてそれが複雑な気持ちの表れだったのかもしれない。
僕はもうネズミの捕獲はしたくない。もう1匹の個体は捕まらないでくれと強く思った。
僕は虫も…ネズミ1匹も殺せないなんてなんて…
日頃はそう目にする機会がなかったネズミ。それが立て続けに僕の前に現れて、最後には捕獲されてしまった。
リスはだめでネズミは取っていいだなんで人はかってなことをかんがえるなぁ~
そして次の日の朝、そのネズミは祖父の言ったとおりに息絶えていた。
学校からの帰宅後、その死骸をどうしたか聞いたら生ゴミに出した、といっていた。
また祖父のネズミ捕りを続けるという…
ということで、僕からの「ネズミ捕り」の見方が悪すぎたのだろう。
ネズミ目線の考えと、人間目線の考え、どちらかしか通すことができない時、中立の立場の僕は人間の味方をした。
「僕はもうしません」と言ったが、荒らされる側に立っていない僕にはその苦労がまだわからないから言えた言葉なのかもしれないし、大事に育てている野菜やせっかく溜め込んだ残飯を荒らされるのもたしかにいやだ。
僕はかわいいからネズミに少し同情してしまった節もあるかもしれない。
実際に害虫ならためらいつつも僕でも殺せただろう。
これだから現代の若者はといわれてしまうのかもしれないが、僕はこの言葉を言われるのが1番嫌いである。
これからはもっと僕自身が強くならなくてはいけないのかもしれない…