北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

いろいろ観た日

2011年04月01日 | 冬の散策日記
少し風はあるものの天気は晴れ。
散策日和日よりだったので近所を散策した。


根元から折れているカラマツの材をちょっと崩すと中なら大きなカミキリムシの幼虫出てきた。
こんな大きいのは材箱のスペースを考えたら入りきらないので、どこにでも個体数の多いノコギリカミキリだとかってに決め付けて元に戻しておいた。



クロハナアブの仲間がもう出てきていた。
下校中毎日通る日の光を効率よく浴びる国道の北側斜面でもない限り、森の中ではまだフキノトウはほとんど出ていないのでこのアブはきっと大変だろう。
雪の上は寒いのでベンチの上で休んでいた。

エルタテハらしきチョウもすごい速さで飛んでいたが撮影できず。
ようやく春の兆しが目で見えるようになってきたが明日辺りからまた雪が降るらしい。このとしの冬はかなり手ごわい…



明らかにカモメのようは鳥が森の上を通り過ぎていった。
アオサギも3回見たがタイミングが合わず撮影にはいたらなかった。


いままでやるやるといってサボってきたぜフ卵探しを今日ようやくやった。


クヌギカメムシの一種の卵
ここまでかたまって産み付けられているのははじめてみた。



冬芽に擬態したカギシロスジアオシャクの幼虫(中央の冬芽が幼虫です。)
これは前nomさんのところで見たのですぐにわかった。



アカシジミの卵が見つかった。
この卵は前も見ているが、よりによって成虫を見たことがないのに卵だけはなんでこうも見つかるのだろう。



オオミドリシジミの卵
そう考えるとこのチョウは個体数のわりには卵がよく見つかる。
いつもそうやって考えすぎるがいつもよくわからないで僕の疑問は終わってしまう。
そしたら新たな疑問として、近所には僕の未見のゼフィルスがいったいどれくらいいるのか少しきになってきた。



おそらくジョウザンミドリシジミの卵(手前の冬芽が撮影の妨げになっていたので除去させていただきました。)
新しいのをようやく見つけた。探した甲斐があった。

目線の高さに枝のある木を見つけるのに苦労した。
探し始めると時間が経つのを忘れるが次第に足が冷たくなってくる。

そうして外はだんだん暗くなり今日は切り上げた。
次回もちょっとがんばってみようかなと思う。


       
                  最後にミズナラから違う木が生えている異様な光景
コメント (4)
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