北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

材箱の動き②

2011年04月17日 | 昆虫の飼育やお話など
材箱の動きを更新して1ヶ月以上がたち、やっとこの記事を書くにいたる生き物が出てきました。

あの記事を更新してすぐに暖かい僕の部屋から材箱を出せといわれ寒い廊下へ、5日前の12日に今度は祖父母の部屋に置くことが認められました。

そんな中、今月の10日に持ってきた太いのもが主体のヤマブドウの枯蔓を11日に材箱に何本か入れたら早速昨日このカミキリムシが出てきました。


アカネトラカミキリ
この種はヤマブドウにつくので、新しく持ってきた枯蔓から出た可能性が高い。
成虫越冬し翌年の春出てくるので、部屋に入れたときの温度変化にいち早く反応し出てくることができた模様。





僕は顔を撮るのが好きなのでいつも今回も顔面アップ。

今日の朝見てみるともう3頭出てきていた。








昼見に行くとまた1頭出てきていた。


結局合計5頭も出てきた。

5頭も出てきたら木の中でこのカミキリムシで他が幼虫が生息できるスペースを奪ってしまっているのではないかと少し心配になったが、初見カミキリムシを出すのが目標の僕の材採では久しぶりの嬉しい成果となった。



ホソサビキコリ 4月10日
カミキリムシの幼虫などを食べて成長するコメツキムシの仲間が出てきたということは、その分(どれくらいかはわからないが)の幼虫が犠牲になってしまったのか…



コメツキダマシの仲間 同じ日
真っ赤



4月9日
ヒラタアブの仲間としかわからない。材箱の中で息絶えていた全身真っ黒のハナアブ。
コメント (4)
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