北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

繭探し

2010年12月19日 | 冬の散策日記
天気は曇り。今日は午後からヤママユガ科の繭探し、目標は寄生されていないシンジュサンの繭。


あまり踏み固められていない雪の上を歩くと長靴に雪が入ってくる。自転車では数分でも歩くと結構大変。あまり遠くへはいけない。



繭ポイントに向かう途中はクモガタガガンボの一種をよく見た。
到着するまでは雪上を歩くムシ探しをした。クモガタガガンボは昨日より多かった。



ケムシが元気に路上を横断していた。よく凍らずにいられるものだ。


繭ポイントに到着。
早速ウスタビガの繭を発見したけど木の上のほうについているので採れないし満足に撮影もできない。ここでは以前チーさんも高い場所でウスタビガの繭を見つけているが、それ以外にも今日は新しく高い場所で3個も見つけた。
この場所ではみんな高い所に繭を作ってしまうのかもしれない。

少し移動。

クスサンの繭を数個発見。
ここでシンジュサンの繭を探し始めたが苦戦。



これはカレハガの一種の繭
秋によく見たがこの時期に見つけると栄える。
シンジュサンの繭は前はもう少し奥の方で見つけたがここにはあるのだろうか…



ヤママユガの繭発見!!
これは意外な大物。最初は少しだけ緑色しているので古いウスタビガの繭だと思った。中身は空っぽ。


前から見たかったけどまさか見つかるとは思ってなかったので嬉しい。



ウスタビガの繭
ついに手の届く高さで発見できた。へこみや傷がない綺麗な繭だった。やはりこの繭が1番好き。

結局この日、寄生も何もシンジュサンの繭さえ見つからなかったけど、ヤママユガの繭が見つかったので結果オーライ。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする