このブログを訪れるユーザーさんの大半は、市政、特にムルマンスクの市政にはあまり興味をお持ちでないと思いますが、最近こんなことがありましたので、報告。
任期満了に伴い、3月1日(日)にムルマンスク市長選挙がありました。
この日に開票した結果、
1位 サフチェンコ氏
2位 スボーチン氏
3位 ・・・
となりましたが、1位と2位が僅差だったため、2週間後の3月15日(日)に決選投票が実施されました。
この結果、無所属前副知事のセルゲイ・スボーチン氏(写真左)が、前職のミハイル・サフチェンコ氏(写真右)を大差(26.5%差)で破り、新市長になりました。
サイトによると、今後も統一ロシアに所属する気は無いそうです。
![](http://www.kp.ru/upimg/5a3e8f353c90697f8fa8aa939d18ebfb3dd46ab0/568740.jpg)
サフチェンコ氏の敗北の原因は、外国人で市政に疎い筆者にはよくわかりませんが、噂によると
○ハイパーマーケット「オケーィ」を建設する際、労働者を休日返上で働かせた。
○商業第一主義者である。
○景気が悪くなった。もううんざりだ。
などなど。本当かどうかわかりませんが、市長を選ぶのは政府ではなく市民なのですから、市民の生活を蔑ろにしてはいけませんね。
一方、スボーチン氏は選挙を睨んで、その以前から地元ケーブルテレビ「アルクチクTV」に専用番組を作り、「Честь, совесть, и закон(名誉と良心と法律)」のキャッチフレーズを掲げ、市民からの質問に回答したり、自身の展望を説明したりなど、ムルマンチャーネのハートを実に巧妙に掴んでいました。
ムルの町とムルマンチャーネのハッピーライフのために、頑張ってください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_do.gif)
p.s.余談ですが、昨日オケーィで買い物をしていたらスボーチンご夫妻に酷似した方々が買い物をされていました。
正にこの顔でしたよ!スボーチン氏の顔って、なんとなく東洋人ぽくないですか?
「居酒屋のカウンター席に座って、熱燗とお通しを堪能している実年サラリーマン」
を髣髴とさせるのですが、いかがでしょう。こんな感じの日本人、見かけたことありませんか?
任期満了に伴い、3月1日(日)にムルマンスク市長選挙がありました。
この日に開票した結果、
1位 サフチェンコ氏
2位 スボーチン氏
3位 ・・・
となりましたが、1位と2位が僅差だったため、2週間後の3月15日(日)に決選投票が実施されました。
この結果、無所属前副知事のセルゲイ・スボーチン氏(写真左)が、前職のミハイル・サフチェンコ氏(写真右)を大差(26.5%差)で破り、新市長になりました。
サイトによると、今後も統一ロシアに所属する気は無いそうです。
![](http://www.kp.ru/upimg/5a3e8f353c90697f8fa8aa939d18ebfb3dd46ab0/568740.jpg)
サフチェンコ氏の敗北の原因は、外国人で市政に疎い筆者にはよくわかりませんが、噂によると
○ハイパーマーケット「オケーィ」を建設する際、労働者を休日返上で働かせた。
○商業第一主義者である。
○景気が悪くなった。もううんざりだ。
などなど。本当かどうかわかりませんが、市長を選ぶのは政府ではなく市民なのですから、市民の生活を蔑ろにしてはいけませんね。
一方、スボーチン氏は選挙を睨んで、その以前から地元ケーブルテレビ「アルクチクTV」に専用番組を作り、「Честь, совесть, и закон(名誉と良心と法律)」のキャッチフレーズを掲げ、市民からの質問に回答したり、自身の展望を説明したりなど、ムルマンチャーネのハートを実に巧妙に掴んでいました。
ムルの町とムルマンチャーネのハッピーライフのために、頑張ってください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_do.gif)
p.s.余談ですが、昨日オケーィで買い物をしていたらスボーチンご夫妻に酷似した方々が買い物をされていました。
正にこの顔でしたよ!スボーチン氏の顔って、なんとなく東洋人ぽくないですか?
「居酒屋のカウンター席に座って、熱燗とお通しを堪能している実年サラリーマン」
を髣髴とさせるのですが、いかがでしょう。こんな感じの日本人、見かけたことありませんか?
まぁ外国人の目からするとそうですよね。毎日マスメディアに登場するのはエブドキーモフ氏でしたから。
それにいつだったから、州知事の活躍ぶりと市長の地味すぎぶりを書きたてた「市長はどこ?!」という見出しの新聞を見たことがあります。
まずお伝えしますが、州知事のエブドキーモフ氏は州知事職を解任されたそうです。
と書くと、統一ロシア惨敗による引責辞任ぽいですが、事態はまだ複雑不明瞭なのではっきりしたことは言えませんが。
エブドキーモフ氏は、スボーチン氏と知事&副知事スクラムを組んでいた時代から仲良しでした。
今回の選挙では、建前上は同政党(統一ロシア)の党員であるサフチェンコ氏を支持していましたが、
本音はスクラムを組んでいた同志、無所属のスボーチン氏を推していました。
これを知った統一ロシアは、エブドキーモフ氏解任をしたらしいです。
最近のニュースではエブドキーモフ氏の建前と本音を垣間見るコメントが掲載されています。
「市長選でサフチェンコ氏が続投したら勿論歓迎はする。でも就任式はしない。だって訓令をなにひとつ実現してないんだからね。」
「スボーチン氏は今は無所属だが、ゆくゆくは統一ロシア党党員になることを希望する。」
州知事は法律により、市民ではなく政府が指名します。
この写真をクリックすると関連記事(露)にジャンプしますのでご覧ください。
「存在感が薄かったのは、不実行の男だったから」
ということになりますか。
実際、エブドキーモフ氏はムルの経済コネを掌握していたようで、強かった。強すぎました。だから尚更、存在が薄れてしまった。
新市長はそこらへんにいるオッサンって感じで。
まあ、政治家は実行力よねえ。お顔はあんまり関係ないですなあ。
ルックスも実行力もある、ハイスペックな市長だったら、もっと他にできることありますって