ムルマンスク便り

-夏の完全白夜、冬のオーロラ- ロシア連邦北西部にあり北極圏最大都市ムルマンスク市(ムールマンスク)の現地情報をお届け。

北極ふたり旅

2009-11-23 00:00:00 | 北極海航路
・・・オーロラツアーのお知らせの前に。

こんな記事を見つけました。
昨年夏に日本から、「おしん」の作家として有名な橋田壽賀子さんと、「おしん」で母親役を演じた女優泉ピン子さんがムルマンスクにお見えになったそうです。北極点を目指して旅立ったふたりを待ち受けていたのは果たして・・・・?!
どなたかご覧になりましたか?

【TBS 北極ふたり旅】2009年4月25日14時ON AIR
http://www.tbs.co.jp/program/hokkyoku_futaritabi.html
※動画を見つけました。こちらからどうぞ。

ロケが昨年7月にあったそうで、ちょうど筆者がソチから帰宅した頃でした。
お会いしたかったなあ。

ソチからムルへ飛行機で移動・ユーテイルの紹介

2009-11-16 00:00:00 | ムルマンスク⇔ソチ 3866kmの旅
いよいよ帰路。ソチ近くのアドレル空港へ。
またタクシー料金が上がりましたよ。ソチ→アドレル空港1,100ルーブル。ぴぃぃ~(泣)。


今回もアドレル→モスクワ→ムルマンスクの経路で帰宅しました。
今回利用した交通手段はユーテイル航空。英語ではUTair(ユーティーエアー)、ロシア語ではЮтэйр(ユーテイル)。これまでモス→ムルへの直行便はありませんでしたが、今夏から就航するようになりました。
機内サービス&料金はいたって普通ですね。アエロフロート・ドンやアエロフロートノルドよりは若干安いみたい。
サービスに関しても、前回みたいに大きな黒ゴミ袋を持って回収しに来ることはなかったし。


シートにもたれかかり機内紙にざっと目を通すと、なんとムルマンスクの記事が・・・・。
今夏就航したので特集を組んだのでしょう。カラー4頁にわたって凡そこんなことが書かれていました。
     
ユーテイル表紙     記事1       記事2       記事3        記事4 ※記事1~4は、クリックすると大きくなります


今オーロラは夏も姿を見せる

  最も頻繁に旅行する国民として知られている日本の観光客が、団体で今夏ムルマンスクを
 訪れた。
  北極圏最大都市ムルマンスクの主要観光名所を訪れたあと、その日出づる国からやって来
 た好奇心旺盛な観光客はガイドにこう詰め寄った。
  「すみませんが、オーロラはどこですか?
  ムルマンスクで最も鮮やかな自然現象(=オーロラ)が見られる、と本で読んだものですから。
  是非お目にかかりたいのですが・・・!」


これ、実話だそうです。捏造してません・・・・・・よね?ウチの旅行団ではありません・・・・・・よね?
アリョーシャ募集のツアーなら、旅行説明会の時点で「夏にオーロラは見られません!」とハッキリ教えますが。

或いは、地球の歩き方・ロシア2008~2009年版(ダイヤモンドビック社)を読まれた方でもご存知ですね。

5~8月にご覧になりたい方は、南極大陸へどうぞご旅行ください。その期間南極は極夜なのでご覧になれると思いますよ(旅行できるか知りませんが)。オーロラは、空が暗いときしか見えません。そして天気がいいこと。太陽活動云々言う前のこと。これ、大前提。


一部ロシア&東欧専門旅行会社で実際、夏季ムルマンスク旅行の公募はされています(ただし目が飛び出るほどの高額)。今夏に日本人観光客が来るかもという情報はあるわけですが、実際来たという話は聞きませんでしたが・・・。


特集にはこのオーロラ珍エピソードの他に、「英雄都市ムルマンスク」の歴史、ムルマンスク州で採取できる天然鉱物とそれで作られる土産品、トナカイの工芸品、年間気温や気候、宿泊施設案内、レストラン情報などが紹介されていました。


        幸せの木                 サーミ族の人形 


さてソチからムルマンスクに戻ってきたことろで次記事は、
「極北ロシア・ムルマンスク オーロラツアー」参加者募集のお知らせです。