ムルマンスク便り

-夏の完全白夜、冬のオーロラ- ロシア連邦北西部にあり北極圏最大都市ムルマンスク市(ムールマンスク)の現地情報をお届け。

相変わらず物価が高い

2022-09-10 20:06:41 | 様々な話題
相変わらず物価が高い。数品買っただけで、すぐに1000RUB超えてしまう。
侵攻前だったら、1000RUBあったら買い物かごにいっぱい買えたのに。


物価については、大体の消費が侵攻前と比べて20~30%上昇しているのは、依然として変わりません。


コピー用紙A4(500枚)は更に高い。以前300RUB前後だったのが400~500RUB
漂白剤が入手困難なため、藁半紙色のコピー用紙が登場。その名も「ECO」。物は言いようですね。
色が暗くなっただけで、紙質は同じです。
 
先日子供のために美術学校で使う道具を買いましたが、思わず言葉を失う総額になってしまいました


また、「お値段据え置き」措置を講じている主要食料品もあります。
それは例えば牛乳でよく見られますが、「据え置く」ということだから、どこかがマイナーチェンジされているということ。
写真はリニューアルされた牛乳。漂白剤が入手困難なため、右側の従来品と比べ色が白から藁半紙色になっています
そして側面裏面も、インク量が極力抑えられています
色が暗くなったので不味そうに見えますが、味はそのままですのでご安心を。
(あでも、この前Пятёрочкаで買った自社製品牛乳は、身の毛がよだつくらい苦かったです。きっとロットが悪かったのでしょう。)

9月になりました

2022-09-06 16:52:55 | ムルマンスク市・街の表情
9月になりました。

1ヶ月前くらいまでは、こちら北極圏でも信じられないくらいの暑さでしたが、その後はキュッ・・・と肌寒くなりました。
雨もよく降りましたので、今年はキノコがよく生えてました。食べられる野生のキノコ「パダシーノヴィキ」を沢山食べました。美味しかったです。

そして本日から循環暖房運転が開始されました。それまで外の気温が10℃を下回っていて、部屋も肌寒かったので、ホッとしています

さて、先日久しぶりの北極海ネタが日本で放映されてましたね。遠方ながらニッポン応援してます

【タカオカ解説】世界の大国が豊富な地下資源狙い北極へ!ついに始まった争奪戦、各国の思惑は?日本はどうする?

茹だるような暑さとフクースナ・イ・トーチカ

2022-07-04 23:30:45 | ムルマンスク市・街の表情
▲7月2日15時付 ムルマンスク州の気温の様子。ムルマンスク市は+29℃。(VK「Мурманск」より)

大変ご無沙汰しておりました。公私多忙です。

世界的に異常な暑さとは聞いておりますが・・・。

こちらムルマンスクでも、6月下旬から+30℃前後のピーカン天気が続いております。
ここは北緯69度の北極圏か?と思うくらいの、茹だるような天気です。
+30℃前後で「茹だる」なんて生ぬるい!と鼻で嗤っていらっしゃるかもしれませんが、
-20℃の寒い季節を過ごしてきたムルマンチャーネにとっては、
50℃差もある気候変動は全然全然、生ぬるくないです。
かなりハードです

ムルマンスク市北部にあるセミョーノフスコエ湖やウラ川の畔には、
多くの州民が押しかけ水遊びを楽しんでいます。




▲セミョーノフスコエ湖やウラ川畔で水浴びをする州民(VK「Мурманск」より)

「コレじゃもう、黒海があるソチやクリミアまで南下しに行かなくても、よくねw?」
「もうムルマンスクが、ソチやクリミアを凌駕する『日光燦燦と降り注ぐ保養地』になってもいいんじゃねwww?」

と思わせる陽気が、8月半ばまで続くそうです。

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ところで海外でも話題になっている、マクドナルドの後継「フクースナ・イ・トーチカ
そののムルマンスク店が、6月27日10時にオープンしました。
多くのマックファンが押しかけて、久しぶりの味を堪能していました。
ロシアのあらゆる都市に在住の日本人の方が食レポをUPされていたので、
私もムルマンスク代表で6月28日と7月4日に食レポして来ました。


▲店内の様子。自動注文機で注文するムルマンチャーネ。

メニューを見たんですが、やっぱり数が圧倒的に少ないですね
包装にロゴが入ってなかったり、どたばた間が否めない。
今流行の「ミニマリズム」・・・?

6月28日に行ったとき最初フィレオフィッシュとシェイクを頼もうとしたんですが、メニューにありませんでした。
チキングランドとかいう、揚げチキン&チーズ&ベーコンがサンドされたバーガーを頼みました。
でもチキンの下味がされてないようで、ソースはかかっているんですが、何だか物足りない味でした。
ポテトは塩を節約しまくって、芋の味しかしませんでした。


▲7月4日 注文メニュー。コカコーラまだある。ヨカッタ。


▲7月4日 チーズバーガー。歯形が付いてて、モウシワケナイ。厚さと味は同じでした。

7月4日に行ったときはチーズバーガーを頼みました。ミートパティはより薄くなったような気がします。
ナゲットはやはり身が薄くなった気がしますが、味も食感も前のままでした。
ポテトは塩が少し感じられました。
フィレオフィッシュとシェイク、やっぱなかった・・・。ビックマックも・・・。

はやくマックが戻ってきて欲しいですね。

そうそう。KFCとBurgerKingはまだありますよ。
メニューはそのままですが、ドリンクがもう殆ど国産のものばかり。

火災相次ぐinムルマンスク州

2022-06-05 15:55:57 | 様々な話題
春になると、森林火災のシーズンが始まります
森林火災は送電線の断線やショート、火の不始末などが主な原因で、それを強風が煽り、毎年大規模な火災が発生します。
毎年だいたい100万~200万ヘクタール、3万~4万件の被害が出ているようです。

また日本のメディアでも報道されてますが、ウクライナ侵攻後、ロシアの市区町村も不審火騒ぎが相次いでいます。


6月3日にはモスクワ市西部のビジネスセンターで大規模火災が発生しました。配線ミスによるショートが原因とされています。



ムルマンスク州でも火災が相次いでいます。以下は住居空間を除いた場所で発生した火災の一覧。火災原因はまだ解明されてません。

・3月2日 ムルマンスク市の港に繋留されていた漁船が火災。
・3月3日 セヴェロモルスク市の建設会社で火災。
・3月11日 ムルマンスク州国道沿いで凍結剤散布車が火災。
・3月18日 ムルマンスク市コーリスキー大通り沿いの廃屋で火災。
・3月19日 ムルマンスク市チェリュースキンツェフ通り沿いの廃屋(蛸の壁画があることで有名)で火災。
・3月20日 セヴェロモルスク市の税務署で火災。
・3月23日 ムルマンスク市の9階建て集合住宅の入口に置いてあったゴミ袋が火災。
・3月24日 ムルマンスク市ユージナヤ通りにあるガレージで火災。
・3月24日 ムルマシー町のトルゴーバヤ通りにある重車両6台が火災。
・3月27日 ニーケリ-町のカフェで火災。
・4月10日 ムルマンスク市レニンスキー地区にある廃市場で火災。
・4月11日 ムルマンスク市の港に繋留してあった船舶「キエフ号」が火災。
・4月12日 ムルマンスク市コーリスキー大通り沿いにある家具ショッピングセンターで火災。
・4月14日 ムルマンスク市レニンスキー地区ロボヴァ通りに駐車してあった車両が火災。
・4月15日 ムルマンスク州北部のサフォノワ町にあったベビーカー2台、そり、スノーモービルが火災。
・4月18日 セヴェロモルスク市キーロワ通りにガレージ傍に駐車してあった車両が火災。
・4月24日 ズヴェロ集団農場で火災、30平米全焼。
・4月26日 ムルマンスク市子供病院で火災(配線ミスによるショートが原因)。
・5月11日 ムルマンスク市コプィートワ通りに駐車してあったウラル社製重車両が火災。
・5月12日 コワ湾に繋留してあった船舶が火災。
・5月13日 セヴェロモルスク市駐車してあったラーダ社製車両が火災。
・5月24日 ムルマンスク市南部のパヴロワ通り廃屋で火災。
・5月25日 ムルマンスク州北部にあるヴィジャエヴォ町に駐車してあった車両が火災。
・5月31日 ムルマンスク市南部のピエルヴォマイスキー地区のごみ置き場で大規模火災。
・6月3日 ムルマンスク市に駐車してあった車両で不審火、別の場所にあるガレージと車両も火災。
・6月3日 ムルマンスク州中央にあるアパチット市の工場とガレージでも大規模火災。

・・・ほぼ毎日です。

最近の状況を鑑みてか、5月下旬に職場でビル火災を想定した避難訓練がありました。
12年間同職場に勤務していますが、社内で避難訓練があったのは、今回が初めてです。
日中市内のМЧС России(ロシア民間防衛問題・非常事態・自然災害復旧省)の職員の方が数名訪れ、非常サイレンおよび非常通路の確認とそれに従った避難訓練が実行されました。
うちの職場は語学学校で子どもから大人まで集うので、点呼と安全な誘導は非常に大事です。

白夜シーズン到来

2022-06-03 12:00:00 | ムルマンスク市・街の表情
さあ、夏到来です。
ムルマンスクでは5月中旬まで雪が降ってましたが、その後+15℃を越える日々が続き、5月31日から集中暖房が止まりました。
風が温かく、人々もTシャツにウィンドブレーカーを羽織って散歩してたり日向ぼっこしてたり。気持ちよさそうです。

こんな感じでいつもと変わりない夏の日々を過ごしている・・・・・・ようですが、市中心にあるカフェのメニューを見てると、尋常でない現実にいることを思い知らされます。

メニューによると、ラテ300ccが最高値350RUB(740円)で販売されています。

5月22日から白夜シーズンが始まりました。真夜中でも、夕方4時ぐらいの明るさが62日間続きます。


学校の授業も終わり、9月の新学期を迎えるまでの3ヶ月間、子ども達はは夏休み。長いですね~。
テスト、評価、執筆活動などの仕事が立て込んでましたが、ひと段落つきました。

夏休みを快適に過ごすため、ムルマンスク州の大半の人はソチ、アドレル、ロストフ・ナ・ダヌー、クラスノダール、クリミア半島など南方へ移動します。それで交通手段や宿泊先を押さえるために、通常4月からネットで自力で手配したり、旅行会社に照会したりします。

でも今年は・・・・南方はきな臭いことになってますよね。ひょっとして流れ弾に当たるかもしれない・・・。
南方移動を躊躇っている方々もいらっしゃいます。


こんな記事を見かけました。
年金受給者は無料で南方へ飛行機移動可能
https://www.tv21.ru/news/2022/05/18/pensionery-iz-murmanskoy-oblasti-smogut-sletat-na-yug-besplatno
年金受給者はムルマンスクからモスクワ、サンクトペテルブルク、ソチ、ゲレンジーク、カリーニングラード、ロストフ・ナ・ダヌー、アナパへの航空往復旅費が無料になるというもの。
ロシアの年金受給者の多くは、年金だけでは足りないので働いて生活しています。特に高齢者は、新型コロナで労働移動が制限されていたので、生活が苦しいです。それで年金機構が希望している年金受給者にクーポンを発行し、それを航空会社で引き換えます。
「おっ、これは今期限定の強行手段か?」なんて思ったりもしましたが、そもそも極北および同等の地域に住んでいる非就労年金受給者は、2年に1回ロシア連邦の領土を通過する旅行の補償を受ける権利があるそうです。年金基金の報道機関によると、年金受給者が保養地への往復旅費を補償された年の1月1日から翌年の12月31日までの2年間が考慮されるそうです。


そうそう、旅行関係でこんな記事も見かけました。
ムルマンスク鉄道駅で質の悪い切符が販売されている!
 
通常なら写真右のような長方形のしっかりした紙質の切符を渡されます。
しかし現在は、写真左のような感熱式レシートに打ち出されるそうです。
これだと写真のように印字が薄れてくるし、大事なQRコードが役に立ちませんね。
全くどうしたことでしょう・・・。

第77回対独戦戦勝記念日パレード

2022-05-10 21:06:14 | ムルマンスク市・街の表情
お久しぶりです。
ここのところ学校行事や日本文化行事、記事執筆など多忙を極めているので、なかなか書けずにいました。


さて、毎年5月9日はロシア各地で戦勝記念日を祝うパレードが開催されます。
今年は特にウクライナ情勢に絡んで一層このパレードが注目されました。
ムルマンスク市で行なわれた戦勝記念日パレードは、次のビデオをご覧ください。4分40秒ぐらいから始まります。
ムルマンスク市は第2次世界大戦時、ナチスドイツ軍と壮絶な戦いが繰り広げられた都市として、終戦後にソ連政府から「ГОРОД-ГЕРОЙ(英雄都市)」の称号と金星記章が授与されました。

主観ですが、今年はよく予行練習してましたね。5月4~6日の3日間連チャン、19時頃から2時間ぐらい?
練習中道路はもちろん通行止めになるので、モロ仕事時間にガッツリあたって、通勤に不便でした。
職場が極近くにあるんですが、ときどき大きなアナウンスが聞こえたり、教室が小刻みに振動してました。

▼ГОРОД-ГЕРОЙ МУРМАНСК. ПАРАД ПОБЕДЫ 2022


私はいつも「後でインターネット視聴派」です。
豆のように小さい日本人が、あんな人だかりでベストな場所を確保できる可能性は少ないし、
それにまだ新型コロナ感染の脅威もまだ消えていませんしね~。
パレード当日は夕食の準備と美容院、それから仕事が9時まであり、忙しかったです。

オーロラ出現報告(2022年2月&3月)

2022-04-22 18:00:00 | オーロラ
2022年2月と3月にムルマンスク州内上空に出現したオーロラの報告です。
ひさびさの紹介です。

  
▲2022年2月1日
左:無題(V・ジガーノフ氏、キーロフスク市)
中:無題(A・カザンツェフ氏、テリベルカ村)
右:無題(D・カプカネツ氏、ザアジョールスク市)


  
▲2022年2月2日 
左:無題(V・ジガーノフ氏、キーロフスク市)
中:無題(A・コヴァリョフ氏、カンダラクシャ市)
右:無題(V・イストミン氏、キーロフスク市)


  
▲2022年2月3日
左:無題(A・ヴェルラン氏、キーロフスク市)
中:無題(D・ヤコヴレフ氏、テリベルカ村)
右:無題(M・アプレスニン氏、コヴドール市)


 
▲2022年2月4日
左:無題(L・トリフォーノワ氏、ムルマンスク州)
右:無題(V・イストミン氏、キーロフスク市)



▲2022年2月7日
無題(A・ステパーネンコ、ムルマンスク州)


 
▲2022年2月10日
無題(D・コレーエフ氏、ムルマンスク州)


  
▲2022年2月12日
左:無題(V・ジガーノフ氏、キーロフスク市)
中:無題(M・アプレスニン氏、コヴドール市)
右:無題(T・イワノワ氏、ムルマンスク市)


 
▲2022年2月13日
左:無題(V・コリンコ氏、ポリャールヌィエゾーリ市)
右:夜の中に(A・ジュルバ氏、ムルマンスク市)



▲2022年2月22日
無題(M・ミシュチン氏、ザアジョールスク市)

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▲2022年3月06日
無題(K・バカノフ氏、ムルマンスク州)



▲2022年3月08日
無題(N・クラコワ氏、ムルマンスク州)



▲2022年3月20日
無題(V・ジガーノフ氏、ムルマンスク州)



▲2022年3月23日
無題(I・スネトコフ氏、ムルマンスク州)



▲2022年3月26日
無題(M・モロゾフ氏、ポリャールヌィエゾーリ市)


   
▲2022年3月27日 左から
1番目:無題(R・ソロヴェフ氏、キーロフスク市)
2番目:無題(O・ミハイレワ氏、キーロフスク市)
3番目:無題(V・ジガーノフ氏、キーロフスク市)
4番目:無題(P・コヴァリ氏、ムルマンスク州)


    
▲2022年3月28日 左から
1番目:無題(A・セルギエンコ氏、キーロフスク市)
2番目:無題(G・イリイン氏、ムルマンスク州)
3番目:無題(M・モロゾフ氏、ムルマンスク州)
4番目:無題(V・コリンコ氏、ムルマンスク州)
5番目:無題(N・パンコワ氏、ムルマンスク州)



▲2022年3月30日
無題(V・ペトケーヴィチ氏、ムルマンスク州)


 
▲2022年3月31日
左:無題(V・ペトケーヴィチ氏、ムルマンスク州)
右:無題(A・チモフェーヴァ氏、アパチット市)

春の訪れ

2022-04-20 12:00:00 | ムルマンスク市・街の表情
雪も積もることがなく、気温も+5℃前後。
重い防寒着から少しずつ解放され、歩きやすくなりました。
このまま春に向かって欲しいです。


見出し写真はスヴィリステーリ(Свиристель)、和名でキレンジャクです。
北半球の寒冷地に生息しています。
オーロラ出現報告でもお馴染みの写真家、ノヴィコフ・V氏によるものです。
先日このスヴィリステーリが木にたくさん止まっていて、
ホイッスルのように「リリリリーーー」という鳴き声で春を謳っていました。



春を告げる鳥といえば、スヴィリステーリの他に有名なのはこのスネギリ(Снегирь)、和名でウソです。
鮮烈な橙色の腹部が印象的で、「フィーフィー」と鳴きます。
オーロラ出現報告でもお馴染みの写真家、ケトケーヴィチ・V氏によるものです。



先々週からネコヤナギの蕾が膨らみ始めました。
ガクと産毛に覆われていて、可愛いらしいです。

製紙の値段がロシアで3~4倍に高騰

2022-04-17 12:00:00 | 様々な話題
ロシアでの各製品の値段の高騰が、世界各地で報道されています。
こちらでも、全体的に20~30%物価が上がったように感じます
砂糖は侵攻が始まってすぐ在庫がなくなりましたが、露政府のコントロールにより、
現在はどの店にも在庫が見られるようになりました。

日本であまり報道されていない製品の値段の高騰があります。製紙商品です。
オフィス用コピー用紙や感熱紙が、通常価格の3~4倍に跳ね上がっています。
こちらでもA4コピー用紙(500枚入)に関して言うと、侵攻前230RUB(当時で360円相当)だったのが、
現在は1000RUB前後(1570円相当)です。
文房具やハイパーマーケットで在庫を見かけなくなりました。あっても高額です

「ロシアは資源国だし、製紙工場もあるから、自前でできるんじゃないの?どうしてそんなに高騰してるの?
と思ってたら、回答を見つけました。どうやら製造過程で使用される薬品(漂白剤)を、輸入に頼っているようです。
ソース:https://ren.tv/news/v-rossii/954114-kak-v-rossii-spravliaiutsia-s-rezkim-podorozhaniem-bumagi
記事の内容を掻い摘むと、
「紙は木だけで作られているわけではなく、
外国の薬品が生産に使用されることが多く、
それを単に使い果たしたためこのような事態になっている。
代替薬品を見つけ生産できるようにする計画を実施している。
ロシア産業貿易省も一週間以内に製紙の供給の安定化を期待している。」


露政府は欧米が課した経済制裁のブーメランを涼しい顔して無敵な微笑を浮かべて、
更に欧米メディアにカメラ向けられた庶民の多くも経済制裁など痛くも痒くもないと強がってます。
でもまあ、末端で生きている我々一般庶民の生活は本当のところ困窮に向かってますので。

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侵攻開始した時期って丁度会計年度末で、各省庁に報告書作成し提出しなければなりませんでした。
またこの時期こちらの語学学校では期末試験シーズンで、テスト用紙を印刷しなければなりません。
本っっっ当に不便なんですよね

製紙価格の高騰はレシートにも波及しています。レシートは感熱紙です。
公共交通機関を利用する際に写真のような半券をくれます
2枚が写っている写真の方(左)は、郊外バスを利用した際の2人分料金を印刷したものです。長さが半分に。
手が写っている方(右)の写真は、市内バスを利用したときの1人分料金を印刷したものです。
前はこの倍の長さでしたが、エラく短くなりました。
車掌さんが毎回ちぎり難そう、カッターで指を怪我しないか心配です。
 
スーパーや銀行もレシートが必要か否かを聞いてくるようになりました。
毎度キャンペーンをレシートに長々印刷していた店も、極力短くするようになりました。


それから学校関係ですが。
4年生以上の学生が受験する「全ロシア確認テスト(Всероссийская проверочная работа)」が、
9月10月に延期
されました。通常3月4月に実施されます。
「新型コロナ感染症のリスクを下げるため」と露教育省は3月22日付けで説明してますが、妙なんですよね。
全国1日の感染者数も11000人台(ムルマンスク州では20人前後!)まで低下しているのに。
本試験と追試験で対応できないの?と考えてしまいます。
そのせいで、学生の皆さん来学期早々テスト地獄です・・・9月10月の全ロシア確認テスト(延期分)、
秋に実施のギフテッド教育機関「シリウス」出題のテスト、そして来春受験の全ロシア確認テスト!
「侵攻に伴うコピー用紙の価格高騰に対応する節約のため」なら、ハラオチですが。


そう、これも学校関係ですが、終業式が早まるようです。
通常終業式は5月25日前後で、その後3ヶ月の長期休暇に突入します。
ところが今年は5月13日が終業式のところが多いようです。
私も勤め先で勉強している生徒さんに聞いてみましたが、学校により来月13日だったり、通常通りだったり。
終業式が早まった学校は今、この短期間でプランを消化するため、毎日大量の宿題を課しています
理由は不明ですが、この時期丁度期末テストだし、
「侵攻に伴うコピー用紙の価格高騰に対応する節約のため」なら、ハラオチです。


資源節約になってエコロジー?まあ、言われてみれば、そうですね

ムルマンスク州の除雪列車

2022-04-15 12:00:00 | ムルマンスク市郊外
鉄ちゃんに嬉しいニュースかもしれません。

ムルマンスク州キーロフスク市からやって来た除雪列車です。

ホラー映画に出てくる肉挽き機?
名作「風の谷のナウシカ」に登場する蟲たちのTOP、王蟲を思い出させるお口。
「王蟲の怒りは、大地の怒りじゃ・・・」