このコーナーでは日本料理レストラン以外のカフェレストランを紹介していきます。不定期更新。
第11回目は、レストラン「Царская охота(ツァールスカヤ・アホータ)」をご紹介します。
名前の意味は「皇帝の狩猟」。今から10年くらい前に建てられたレストランで、ここでは本格ロシア&ウクライナ&コーカサス料理を堪能できます。空港と市街を結ぶコーリスキー大通り沿いにあります。大通りを挟んで向かい側にはЛедовое озеро(レドーボエ・オーゼラ)湖があります。
最寄バス停は「レドーボエ・オーゼラ」。市中心から少し離れているのが難かな?
店内はレンガ&木調インテリアで、心まで温まりそうです。玄関では今にも襲い掛かってきそうなヒグマの剥製が飾ってあります。そして壁などの至る所にクマやキツネ、トリなどの毛皮(尾頭付き)。まさに「皇帝の贅沢な趣味で勝ち取った戦利品たち」です。
テーブル数は50席くらい(?)。
このレストランで下記の料理を注文しました。
・コーカサス風サラダ....野菜の上に茹で鶏ささ身のスライス、コーカサス香味ソースがけ。
・グリーンサラダ....きゅうり、トマトなどの野菜の上にEXバージンオリーブオイル入りバジルソースがけ。
・ウクライナボルシチ....ボルシチの故郷はウクライナ。イチオシ料理で美味しい。
・スペアリブスープ クルトン添え....豚肉のスペアリブがスープ出汁兼具材として入っています。
・カレリア産茸とジャガイモのスープ 麦ご飯&ジャガイモクレープ添え....スープ美味しいですがカレリア産茸をも少し多めに入れて欲しかったな。麦ご飯歯ごたえあり旨、トロロ汁かけて食べたい。ジャガイモクレープは、ジャガの味濃くて旨。
・豚肉のシャシリク(串焼肉)....コーカサスの定番料理。普通は羊肉を使いますが、豚肉を使っているので羊肉特有の癖がありません。
・牛肉のペッパー焼き....脂肪少なめヘルシーな牛肉に黒とローズの丸胡椒をふりかけて、じっくりグリル。
・豚肉の紅色焼き....子豚のロース(背骨入)をじっくりグリル。文庫のように盛られ、赤ピーマン&玉ねぎ入りソースがかかっています。マヨと共に戴きます(個人的にはマヨ不要でOK)。
・コケモモジュース(モルス)....甘さスッキリの国民的飲み物。コケモモは美肌&美白にハラショ。
・ティラミス....もう説明は要りませんね。でもここのティラミスはチーズっぽくなくケーキスポンジでした。それにコーヒー味ではなくチョコ味でした。
・レアチーズケーキ コケモモソースがけ....これも説明要りませんね。甘さスッキリで美味しい。
・カプチーノ....これも説明要りませんね。
サラダは200~300p、スープは200~350p、メインディッシュは200~400p、デザート120p~250p、アルコール類100p~200p、ノンアルコール類30p~100p。
日本では牛肉の方がどちらかといえば脂濃いのですが、ロシアでは牛肉より豚肉の方が脂濃いです。まったり味が好きでない方は鶏肉や牛肉をお勧めします。
このレストランには6年前&昨年も訪れたことがありますが、味は全く変わらず美味しい。
ただちょっと残念だったのは、6年前に訪れたときは「ムルで初めての日本料理(しかもまあまあ正しい料理を出す)」を出したところで当時は知れ渡ったのですが、ここ数年前から日本料理を出さなくなりました(写真)。あるのは「桜茶」だけ。最近市中心に日本料理屋が乱立した影響(現在13軒)と、市内イチの座を「日本料理レストラン KAI」に奪われたからでしょうね。美味しかったのに。
やっぱり相変わらず美味しいですね。もともと美味しいのにプラスしてこの日筆者の誕生日でご馳走になったのですからなお美味しい!
ムルマンスクへお越しの際は是非お越しください。
<アクセス>
所在地 пр. Кольский, 86 (Первомайский район)
電話 25-5224
営業時間 12:00-24:00
注)写真
1枚目:店の外観
2枚目:店内。レンガと木調で統一され、至る所に「戦利品」が飾られている。
3枚目:スープ3番勝負・その①。カレリア産茸とジャガイモのスープ 麦ご飯&ジャガイモクレープ添え。
4枚目:スープ3番勝負・その②。スペアリブスープ クルトン添え。
5枚目:スープ3番勝負・その③。ウクライナボルシチ。ここのボルシチ本当に美味しいです。
6枚目:メインディッシュ4番勝負・その①。ポークソテー(6年前に撮影されたもの)。
7枚目:メインディッシュ4番勝負・その②。牛肉のペッパー焼き。
8枚目:メインディッシュ4番勝負・その③。豚肉のシャシリク。
9枚目:メインディッシュ4番勝負・その④。豚肉の紅色焼き。
10枚目:寿司料理、今はお休み中(6年前に撮影されたもの)。
11枚目:ティラミスとカプチーノ(少し飲んでしまいました)
12枚目:ここのレストランのオーナー(6年前に撮影されたもの)。
13枚目:花束とクマの毛皮と筆者(花束の方は筆者へのプレゼントですが、クマさんの方は違います)
第11回目は、レストラン「Царская охота(ツァールスカヤ・アホータ)」をご紹介します。
名前の意味は「皇帝の狩猟」。今から10年くらい前に建てられたレストランで、ここでは本格ロシア&ウクライナ&コーカサス料理を堪能できます。空港と市街を結ぶコーリスキー大通り沿いにあります。大通りを挟んで向かい側にはЛедовое озеро(レドーボエ・オーゼラ)湖があります。
最寄バス停は「レドーボエ・オーゼラ」。市中心から少し離れているのが難かな?
店内はレンガ&木調インテリアで、心まで温まりそうです。玄関では今にも襲い掛かってきそうなヒグマの剥製が飾ってあります。そして壁などの至る所にクマやキツネ、トリなどの毛皮(尾頭付き)。まさに「皇帝の贅沢な趣味で勝ち取った戦利品たち」です。
テーブル数は50席くらい(?)。
このレストランで下記の料理を注文しました。
・コーカサス風サラダ....野菜の上に茹で鶏ささ身のスライス、コーカサス香味ソースがけ。
・グリーンサラダ....きゅうり、トマトなどの野菜の上にEXバージンオリーブオイル入りバジルソースがけ。
・ウクライナボルシチ....ボルシチの故郷はウクライナ。イチオシ料理で美味しい。
・スペアリブスープ クルトン添え....豚肉のスペアリブがスープ出汁兼具材として入っています。
・カレリア産茸とジャガイモのスープ 麦ご飯&ジャガイモクレープ添え....スープ美味しいですがカレリア産茸をも少し多めに入れて欲しかったな。麦ご飯歯ごたえあり旨、トロロ汁かけて食べたい。ジャガイモクレープは、ジャガの味濃くて旨。
・豚肉のシャシリク(串焼肉)....コーカサスの定番料理。普通は羊肉を使いますが、豚肉を使っているので羊肉特有の癖がありません。
・牛肉のペッパー焼き....脂肪少なめヘルシーな牛肉に黒とローズの丸胡椒をふりかけて、じっくりグリル。
・豚肉の紅色焼き....子豚のロース(背骨入)をじっくりグリル。文庫のように盛られ、赤ピーマン&玉ねぎ入りソースがかかっています。マヨと共に戴きます(個人的にはマヨ不要でOK)。
・コケモモジュース(モルス)....甘さスッキリの国民的飲み物。コケモモは美肌&美白にハラショ。
・ティラミス....もう説明は要りませんね。でもここのティラミスはチーズっぽくなくケーキスポンジでした。それにコーヒー味ではなくチョコ味でした。
・レアチーズケーキ コケモモソースがけ....これも説明要りませんね。甘さスッキリで美味しい。
・カプチーノ....これも説明要りませんね。
サラダは200~300p、スープは200~350p、メインディッシュは200~400p、デザート120p~250p、アルコール類100p~200p、ノンアルコール類30p~100p。
日本では牛肉の方がどちらかといえば脂濃いのですが、ロシアでは牛肉より豚肉の方が脂濃いです。まったり味が好きでない方は鶏肉や牛肉をお勧めします。
このレストランには6年前&昨年も訪れたことがありますが、味は全く変わらず美味しい。
ただちょっと残念だったのは、6年前に訪れたときは「ムルで初めての日本料理(しかもまあまあ正しい料理を出す)」を出したところで当時は知れ渡ったのですが、ここ数年前から日本料理を出さなくなりました(写真)。あるのは「桜茶」だけ。最近市中心に日本料理屋が乱立した影響(現在13軒)と、市内イチの座を「日本料理レストラン KAI」に奪われたからでしょうね。美味しかったのに。
やっぱり相変わらず美味しいですね。もともと美味しいのにプラスしてこの日筆者の誕生日でご馳走になったのですからなお美味しい!
ムルマンスクへお越しの際は是非お越しください。
<アクセス>
所在地 пр. Кольский, 86 (Первомайский район)
電話 25-5224
営業時間 12:00-24:00
注)写真
1枚目:店の外観
2枚目:店内。レンガと木調で統一され、至る所に「戦利品」が飾られている。
3枚目:スープ3番勝負・その①。カレリア産茸とジャガイモのスープ 麦ご飯&ジャガイモクレープ添え。
4枚目:スープ3番勝負・その②。スペアリブスープ クルトン添え。
5枚目:スープ3番勝負・その③。ウクライナボルシチ。ここのボルシチ本当に美味しいです。
6枚目:メインディッシュ4番勝負・その①。ポークソテー(6年前に撮影されたもの)。
7枚目:メインディッシュ4番勝負・その②。牛肉のペッパー焼き。
8枚目:メインディッシュ4番勝負・その③。豚肉のシャシリク。
9枚目:メインディッシュ4番勝負・その④。豚肉の紅色焼き。
10枚目:寿司料理、今はお休み中(6年前に撮影されたもの)。
11枚目:ティラミスとカプチーノ(少し飲んでしまいました)
12枚目:ここのレストランのオーナー(6年前に撮影されたもの)。
13枚目:花束とクマの毛皮と筆者(花束の方は筆者へのプレゼントですが、クマさんの方は違います)
●気温に関して
4月後半から5月いっぱいのソチの気温は12~20℃位でしょう。勿論プラスです。日本の春くらいだと思います。また年間で最も雨量が少ない季節のようです。
しかし、嘗て気温が一桁台のときもあったようです。春の装いに暖かい上着を持っていった方がいいと思います。
●気をつけなければいけないことに関して
ロシア連邦とアプハジア共和国(元グルジア領)の堺にある都市ですので、コーカサス系の人が多く出歩いています。
1)テロ
2)盗難
3)売春&ナンパ
4)猫(猫アレルギーの方限定)
1)~3)について:
去年8月にソチの近くのローと言う浜辺で爆弾テロがあり、そこに保養に来ていた男女(いずれもロシア人)が被害に遭い死亡しました。
常時警察がパトロールしていますが、国境近いし、コーカサス人が多いので、きな臭いことが時々あるようです。
ですので、
①夕方夜間の外出・行動は極力控える。止むを得ない場合、誰か現地民数人と共に行動すること。
②不審物に近寄らない。見つけたら即その場を離れ、警察に通報すること。
③不審な人に近寄られたら、対応せず無視。からまれたり、強奪・暴行を受けた場合、無理に抗うことはしないこと(命を落とす可能性有)。そして警察に通報すること。
④人気の多いところ、逆に人気が無いところの行動はなるべく控える。
⑤携行品は手元に置き、決して目を離さないこと。置き引きやスリ、路上強盗が多いです。
⑥ナンパや性的な勧誘があったら、下手にあしらったり喜んでたりせず断固拒否し無視する。相手はとても強引です。相手の隙を狙い、貴重品類をくすね取ったり、美人局でかつあげしたりetcします。
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4)について
街中を歩いていると一日平均20~30匹の猫に遭遇します。猫好きには嬉しい出会いですが、アレルギーのある方は注意。
猫好きの人も、猫に気を取られている間に不審者や不審物が現れる可能性がありますので、ご注意。
また猫は、皮膚病やダニ&蚤を保有している可能性がありますので、触らない方がいいでしょう。
詳しくは弊ブログの、ソチ特集をご一読ください。
http://blog.goo.ne.jp/murmansk/e/bf093bbac26f8d17cf5bd6256f9dbf65
緊急連絡先(公衆電話から無料でかけられます)
火事 01
警察 02
救急 03
あとは「地球の歩き方(ダイヤモンドビッグ社)」をご購入し、熟読されることをお勧めします。
それから、日本外務省HP海外渡航情報のロシアとコーカサス諸国の情報ページもチェックを。
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/
いってらっしゃませ :)