今日1月8日は、「ロックの日」です。
ロックの日といえば、6月9日というわかりやすい日付もありますが……それとは別で、1月8日もあるのです。
というわけで、こういう日付によくやっているロック関連動画特集をやろうと思います。
今回のテーマは、ヴィンテージ...…“蔵出し”です。
Youtubeで音楽関連動画を見ていると、こんなレアなコラボが、こんな意外なカバーが、という動画に遭遇出することがあり、そういったものをストックして適宜ブログの記事に貼り付けてるわけなんですが、それらの動画をすべて載せられるわけでもなく、いつかブログに貼ろうと思いつつ機会を逃している動画がたくさんありました。それらを一挙に蔵出ししようというわけです。
主に、昨年書いた記事の関連で載せようと思いつつも割愛した動画を中心に紹介していきたいと思います。
ダーティ・マック。
ストーンズの主催したロックンロールサーカスにおいて、その場かぎりで結成されたスーパーグループです。
ジョン・レノンがボーカルギター、エリック・クラプトンがギターを弾き、ストーンズのキース・リチャーズがここではベース、ドラムには、ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンスのミッチ・ミッチェル...…という伝説すぎるバンドとなりました。
曲は、ビートルズのYer Blues。
The Dirty Mac - Yer Blues (Official Video) [4K]
ロックがNOばかりをいっていることに対してYesを前面に出した曲。
ジョン・レノンはYesの人であるとこのブログではいってきましたが、それを体現する一曲です。
ジョン・メイヤーがカバーする、ボブ・ディランのLike a Rolling Stone。
John Mayer “Like a Rolling Stone” Live at Howard’s Birthday Bash (2014)
ディラン本人も登場してもらいましょう。
昨年、ディランのアルバム『ビリー・ザ・キッド』が50周年だという話を書きましたが、1973年にはもう一枚アルバムを出しています。
そのタイトルは、みずからの(芸)名を冠した『ディラン』。
懐かしの曲カバー集みたいなアルバムですが、そこでエルヴィス・プレスリーの「好きにならずにいられない」をカバーしています。
Bob Dylan - Can't Help Falling in Love (Official Audio)
1月8日が「ロックの日」というのは、エルヴィス・プレスリーとデヴィッド・ボウイという二人のロックスターの誕生日だから。
ということで、エルヴィス本人も。
曲は、「アメリカの祈り」です。
Elvis Presley - An American Trilogy (Aloha From Hawaii, Live in Honolulu, 1973)
話の流れで、デヴィッド・ボウイも。
Ziggy Stardust です。
David Bowie - Ziggy Stardust (2023 Remaster) [4K Upgrade]
ボウイについても、このブログでは何度か書いてきました。
既存の秩序に対する反逆としてのロックを象徴する一曲として Rebel Rebel がありますが、この名曲をブルース・スプリングスティーンがカバーしています。
Rebel Rebel (Live at Consol Energy Center, Pittsburgh, PA - 01/16/16 - Official Audio)
ブルース・スプリングスティーンは、昨年デビュー50周年を迎えたということもあって、よく名前が出てきました。私の動画ライブラリにも、スプリングスティーンの動画がたくさんあります。以下、それらをいくつか。
アクセル・ローズとともに、ビートルズのCome Together。これは、かなり意外な組み合わせに思えます。
Axl Rose and Bruce Springsteen perform "Come Together"
トレイシー・チャップマンとの共演。
曲は、スプリングスティーンの My Hometown です。
Tracy Chapman and Bruce Springsteen - My Hometown (Live 2004)
ビリー・ジョエルとの共演。
曲は「明日なき暴走」。これは以前どこかで載せたような気もしますが……
Bruce Springsteen and Billy Joel perform "Born to Run" Hall of Fame 25th Anniversary Concert
昨年は、ビリー・ジョエルについても記事を書きました。
アルバム『ピアノマン』が50周年...…ということは、ビリー・ジョエルのほうが音楽業界の先輩ということで、これは意外な気がしました。当該記事でも書いたように、ビリー・ジョエルという人はブルース・スプリングスティーンのようになりたいけどなれないというところがあるように思われるのです。
ビリー・ジョエルが出てきたついでに...…彼がAC/DCのブライアン・ジョンソンを迎えてカバーするYou Shook Me All Night Long。あまり接点のなさそうな組み合わせですが…
Billy Joel & Brian Johnson: You Shook Me All Night Long (Live at Madison Square Garden 21/03/2014)
同じ曲を、本家AC/ DCとスティーヴン・タイラーの共演で。
こちらは違和感のない組み合わせです。
AC/DC with Steven Tyler - "You Shook Me All Night Long" | 2003 Induction
この動画が、20年ぐらい前のもの。
スティーヴン・タイラーといえば、昨年は喉の不調でフェアウェルツアーをキャンセルということがありました。再びその雄姿をステージ上で見せられるでしょうか……
昨年紹介したスティーヴィー・ワンダーのアルバム『インナーヴィジョン』に収録されている代表曲の一つHigher Ground。スティングと共演する動画がありました。
Stevie Wonder & Sting - "Higher Ground" | 25th Anniversary Concert
ローリング・ストーンズとティナ・ターナー。
ライブエイドでの共演からおよそ4年後、ロックンロール栄誉の殿堂で共演していました。後方にブルース・スプリングスティーンの姿も見えます。
Rolling Stones Perform "Honky Tonk Woman" with Tina Turner and Others
両者とも、昨年は大きな話題がありました。ティナ・ターナーは死去、ストーンズは新作を発表という正反対の話題でしたが……
ちなみにストーンズは、ティナのそっくりさんを帯同してツアーすることになってるそうです。
昨年はプログレの話をよくしてましたが、そこでロバート・フリップと妻トーヤの夫婦漫才動画がたくさんありました。
そこでも書いたように、非常にツボをついたロックの名曲が並んでいるわけですが、その中からフーの My Generation。
Toyah & Robert's Sunday Lunch - My Generation
例によって衣装がアレですが……今回はぎりぎりセーフということなのか、外部サイトでも視聴可となっております。
昨年はジェフ・ベックの訃報があり、彼の動画をいろいろと載せていましたが、こんなコラボもありました。バディ・ガイとともに、Let Me Love You。
Jeff Beck ft. Buddy Guy - Let Me Love You (Live At The Hollywood Bowl)
昨年は、ドリー・パートンがロックの名曲をカバーするアルバムをリリースしたという話がありました。
そのなかには、当然クイーンの曲も含まれています。
We Are The Champions と We Will Rock You。鉄板の2曲を、通常とは逆の順番でメドレーしています。
Dolly Parton - We Are The Champions/We Will Rock You (Official Music Video)