夢畑通信『畑の花』 田舎暮らし体験日記

北海道に移住して二十数年。田舎での子育てを終え、残された夫婦は新たな楽しみを見つける旅を続けます。

印刷作業が終わり封入作業中です。

2020-03-28 08:06:00 | ブログ
三日間続いた印刷作業も昨日の夜で終了。昨日からは封入作業が始まりました。
今日、明日でそれも終り30日(月曜日)に郵便投函しようと思っています。



そもそもこの通信を書き始めたのは1996年。つまり24年前です。
農家を志し北海道に移住したのが27年前の秋。
すべてが初めてのことだから、周りの言うことばかり聞き、疑問にも感じなかった。農協の営農指導、農家さんからの助言、普及所のアドバイスを貰いながら、とにかく若者らしく一生懸命に汗を流していました。
でも、なかなか思うように行かなくってね。
ホント先行きが見えないし、お金はすっからかんになるしでヤバかった。

「どうせ失敗に終わるなら、終わる前に自分の思う通りのやってみよう」と始めたのが『夢畑』でした。

当時は本当に少なかったと思います、農産物の宅配。――――「ラデッシュボーイが始まった頃だったかなぁ~?」
ジャガイモやカボチャトウモロコシは宅配のスタンダードにならないでしょ。売れるわけないのです。
だから、野菜を売るだけじゃなく、移住した思いや考え、家族の成長のストーリーを添加してお届けする『夢畑』をスタートさせました。
今では当たり前になったパーソナルコンピューター(パソコン)も各家庭に入り始めストーリーを込める手段としてホームページを立ち上げたのもこの頃です。(個人の農家のHPなんてものも検索してもヒットしなかった)



子供の成長記が終わった2年前に『夢畑』は終了して、今は『連農園』に名称を変えましたが、この通信は24年続いています。
24年間、応援し続けて頂けるお客様がいます。本当に有難いこと。
その間、家族も色んな事がありましたねぇ~。
最初は手書きでコピー機を使ってたな。
二か月ごと、年間6回も発行していた頃があります。
印刷機もスピードが速くなった。一番最初に使ったプリンターはジーガージガーってうるさくって遅かった。
過去、最高で2000枚ぐらい送ってたっけ、、、。

そんなことを考えながら春の通信ができ上がりそうです。


印刷始める前のインクのカートリッジ基地

よく「連さんはネットで販売してんでしょ?」って聞かれますが、それは「違います!」
手段としてHPやメール(今ではSNSも)は活用していますが、お手紙の通信で販売させてもらっています。そんな大切な大切なお便りです。
是非届いた方は一読くださいね。また、興味ある方はお知らせくださいね。

HP『連農園』も月曜日、価格表を書き換えますのでご参考にしてください。
まだ、手紙を折る作業、糊付け作業、切手を貼る作業も全て手作業です。アナログですが心を伝えたい。そんなちっぽけな農園ですが宜しくお願いします。

と言うことで3月最後の週末、コロナ騒動は続きますがお気をつけて素敵な週末をお過ごしください。僕は作業!作業!


印刷終わった時のインクのカートリッジ基地。だいぶ少なくなりました。