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ー いつも模索しながら ー

霊園で「山神家」墓石を見て

2014年11月10日 | 日記

10日(月)は、暖かな日でした。朝方はいくらかひんやりした感じでしたが、お昼からは”シャツいち”で済ませた人もいたでしょう。

霊園を通り過ぎる時、山神さんというお家の墓がありました。読み方はヤマガミさんなのか、サンジンさんなのかは分かりません。日本の人のほとんどは、山の神(ヤマノカミ)で覚え、そう使っているいると思います。読み方もヤマノカミになるケースが多いでしょう。日本では古くから山岳信仰等で山には不思議な魔力もあり、よく分からないことが多いことなどで、山には神が存在するのでは、と敬意を持って崇めてきたようです。いつのころはじまりかは分りませんが、うるさいけど、いないと困る自分の妻を謙遜して他に示す時、「ヤマノカミ」と呼ぶようになり、この語をさらに略して「カミサン」と言うようになったとのことです。近隣の中国には紀元前にも地方により”山の神”に類する仙人の伝説が残っているし、韓国で真偽のほどは分りませんが有史以前にいたといわれる檀君(だんくん)神話(支配者が1908年間生きて、山神になったという話)が残っていると聞きました。日本のヤマノカミは「女神」だったといいます。あるとき突然怒って手がつけられないという点では女神でいいのかも。でもお名前が、ヤマノカミさん の時にはお呼びしたりするのに少々言いにくいでしょうね。(山神さん、お名前を話題にしてすみません、お許しください