ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

44話 三人のコック (サンジ登場-3)

2015年08月14日 | 東の海編



レストランのコック兼接客の「パティ」は、口は悪いが、レストランをこよなく愛するコックだった。


そんなパティがレストランで見たものは、ウェイターのサンジが客のフルボディ海軍大尉を、
血まみれにつるし上げている所だった。
「大切なお客様を傷つけるとはどういうことだ!!」と憤るパティに、怒り心頭のサンジは答えた。
「客がどうした。こいつは大切な食い物を粗末にしたうえ、コックを侮辱しやがった!!頭に血が上るんだよ!!てめぇみたいなつけあがったカン違い野郎を見るとよォ!!!お前がどれほど偉いんだ・・!!」
その怒りに満ちたサンジの目に、海軍大尉はゾッとした。

そこに、コック長兼オーナーのゼフとルフィが天井に穴をあけて落下してきた。ゼフは状況を見るなり、サンジを義足でぶっ叩き、ついでに海軍大尉も蹴り飛ばした。
フルボディ大尉は、3人の乱暴なコックを見て「ここは、まるで海賊船だ・・・」と思った。




その時、海軍の部下が血相を変えて飛び込んできた。
「大尉!!船の檻から海賊クリークの手下を逃がしてしまいました!!」

海賊”クリーク一味”と言えば、この東の海(イーストブルー)で最強と言われる海賊団だ。
次の瞬間、その海兵は背後からの銃弾に倒れた。
海兵を撃った海賊は、餓死寸前のヨロヨロの足取りで席に付き「・・・何でもいい・・メシを持ってこい・・ここはレストランだろ?」と注文した。


パティが歩み出て注文を聞く。 「いらっしゃませイカ野郎。お客様、ヘボイモ恐れ入りますが、代金をお持ちで?」
海賊は、金の代わりに銃をパティにつきつけたか、パティは顔色一つ変えずに「代金払えねェんなら、客じゃねぇ。客じゃねェ奴ァ消え失せろ!!!」と海賊をレストランの外に殴り飛ばした。

パティにぼこぼこにされ、すきっ腹を抱えて甲板に倒れたこの海賊に、サンジは「食え」と料理を差し出した。


海賊は、「面目ねぇ・・!!こんなにうめェめしを食ったのは・・・オレははじめてだ!!!」とぼろぼろと涙を流しながら、サンジの飯にがっついた。
「死ぬかと思った・・・、もうダメかと思った・・・・・!!」海賊がそう言った時、サンジは嬉しそうに「クソうめェだろ」と笑った。



このやりとりを一部始終見ていたルフィは、にぃと笑いながらつぶやいた。
「はは・・いいーコックみつけたぞ!」




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