観てから既に半年~1年半。やっと2014年に「映画館で」観た映画のひとこと感想を書きました。別の日記ブログに書いた感想も載せてあります。去年は(私にしては)色々あった年でしたが、その隙を縫って?随分映画を観に行っているのがわかって・・・ちょっと呆れました(^^;
以下、鑑賞順です。
『マッキー』(監督・脚本:S・S・ラージャマウリ 2012 インド)
観た直後のメモには、「予告編の主人公(生まれ変わった後)の可愛らしさ?とかカッコ良さ!?につられて観に行ったはずが・・・自分的にはまさにホラーだった。血みどろだし、痛そうだし、(考えてみると)元々「虫」は苦手だし。夢に出てきたらヤだな~」などと、さんざんな言いよう。(観たのは1年半も前なので、内容については、大半忘却の彼方~。はっきり覚えてるのは、画面の鮮やかな色合いだけかも。インド映画の敵をやっつける際の徹底ぶりに、私は時々ついていけなくなるんだけど、この映画ももしかしたら、そういうタイプだったのかな~(^^;)
☆ 『ゼロ・グラビティ』(監督・共同脚本:アルフォンソ・キュアロン 2013 アメリカ=イギリス)
家族の間で、観に行った人は皆褒めていたという珍しい作品。(メモも残っているものの、別のブログにこんなに長い感想書いてたなんて、本人はすっかり忘れてました(^^;)
http://blog.livedoor.jp/hayasinonene/archives/35524344.html
『コールド・ウォー 香港警察 二つの正義』(監督・脚本:リョン・ロクマン サニー・ルク 2012 香港)
メモには、「香港の警察も、内部では結構大変そうやな~と。でも今となると、私なんかには”組織”というモノ自体、奇っ怪というか不思議というか、権力闘争も含めて、”異世界”のものに見えてしまうから・・・」などと。なんだか他人事風な書き方だけれど、映画自体は「サスペンス・アクション超大作(チラシより)」として、私にも十分面白かった。
『アメリカン・ハッスル』(監督・共同脚本:デヴィッド・O・ラッセル 2013 アメリカ)
10部門?でアカデミー賞にノミネートされながら、無冠に終わったのだとか。(ちょっと残念) 主要キャストが5人もいて、皆上手いというか迫真の演技で、とにかく全体のアンサンブルが素晴らしいと思った。「実話に基づく作品」だそうだけれど、トンデモナイ人たちがトンデモナイこと企んで、でもどこか「ダメ人間」風?のヤツばっかりで・・・(^^;。
メモには、「クリスチャン・ベールが、初めて理屈抜きにいいと思った~」とか「エイミー・アダムスもジェニファー・ローレンスもハマリ役というならまさにそう! でも、なんでこんなヒトばっか出てくるの~?」とか。結局巻き込まれてしまう市長(ジェレミー・レナー)のこぢんまりした?リアルさに、ロバート・デ・ニーロ(久々のギャング役)の何気なさ・軽さ・オソロシサ・・・などなど、やっぱり演技人の顔ばっかり記憶に残っている自分~(^^)。
『ザ・マスター』(監督・脚本:ポール・トーマス・アンダーソン 2012 アメリカ)
去年の3月、サクラの花の咲く頃に観た映画だったとは(^^;。主演のホアキン・フェニックスとフィリップ・シーモア・ホフマンが、ヴェネツィア国際映画祭で最優秀男優賞を同時受賞した・・・と後で聞いたものの、演技人の凄みとしては、ホフマンはフェニックスに負けっぱなし?に見えて、ちょっと悲しかったのを思い出す。(今となると、あれがホフマンの良さのような気もしてくるけど)
http://blog.livedoor.jp/hayasinonene/archives/37074661.html
『名探偵 ゴッド・アイ』(制作・監督:ジョニー・トー 2013 香港・中国 広東語)
アンディ・ラウが、ここまで変なヒトを演じるとは!(^^;;(探偵が盲目だという設定は、別にヘンじゃないんだけど)
『アナと雪の女王』(監督:クリス・バック ジェニファー・リー ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ&ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオズ)
映像(視覚)の美しさに比して、聴覚的には(私には)苦痛もあった作品。吹き替え版の歌(特にアナ)の声がカン高く聞こえて、ヴォリュームが大きすぎる?のも相俟って、「英語版が観たかったな~」と。
それでも、「姉妹」の話だということもあってか、自分の子どもの頃の暮らしを思い出したりも。(ヒロイン2人の衣装が、色彩・質感ともリアルでとても美しく、子どもの年齢でこの映画を観ていたら、後から姉と一緒に、いろんなドレスの絵を描いただろうな~とか)
(『名探偵 ゴッド・アイ』と両方についての感想?を貼っておきます。)
http://blog.livedoor.jp/hayasinonene/archives/37793263.html
『キャプテン・アメリカ/ザ・ウィンター・ソルジャー』(監督:アンソニー・ルッソ ジョー・ルッソ)
メモには、「先に観に行った家族2人が、それぞれ「結構良かったよ」。映画好きの知人からも勧められて」とある。若い友人は、「キャプテン・アメリカのキャラ自体が古すぎるし、今更映画にするのは無理があると思ったんだけど・・・でもこの映画で、彼の身の潔白が証明されないままでも、仲間がついていく気になるのは、彼が絶対に裏切らない、嘘をつかないって判ってるからなんだよね。ああ、そういうキャラなんだなあ・・・ってのは、改めて思った」。(普段クールな彼としては、珍しい?反応)
アメコミについて予備知識ゼロの私でも、「キャプテン・アメリカ」が「盾」しか持たないことに驚いたり、演じる人たちの運動能力?に感心したり、スカーレット・ヨハンソンのカッコ良さにワーキャー(内心)したり、「ウィンター・ソルジャー」の暗い悲しみ、その迫力に目がテンになったり・・・と、結構忙しく、楽しんで観られた1本(^^)。
『鑑定士と顔のない依頼人』(監督・脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ 2013 イタリア)
メモには、「予告編や、先に観た知人からの情報で、もう最初から、『何のために、主人公の周囲でこういう風に事態が動いていくのか・・・』という目でずっとスクリーンを見つめていたせいで、『ダマされてショックを受ける』喜び!に出会い損ねた気がした。こういう警戒心って、やっぱり良くないなあ。これだけでも、ある種ネタバレみたいなもの。その昔、初めて『スティング』を観たときの驚き!と喜びを思うと、私はやっぱり、映画は『本当に何も知らずに』観たい」。(「意味がわかる」「謎が解ける」よりも「ダマされる」方が、もしかして好きなの?→自分)
『バックコーラスの歌姫たち』(監督:モーガン・ネヴィル 2013)
メモにはタイトルのみ。でも、アメリカのショー・ビジネスの層の厚さとシビアーさ、その中で所謂マイノリティの女性たちが受けてきた差別、幸運・不運の数々・・・バック・シンガー女性の「表情」の語るものを見ていると、彼女たちの「歌」がなぜこれほど魅力的なのかが、自然に納得できるような気がして、この「シニアになって初めて観た」映画(しかもそれはドキュメンタリー)を、「記憶の小箱」に大事に入れておきたい・・・と思った。音楽が好きな人なら誰でも、観たら何かを感じる・・・そんな作品だったと思う。
http://blog.livedoor.jp/hayasinonene/archives/38464365.html
『ポリス・ストーリー/レジェンド』(監督・脚本:ディン・シェン 中国 普通語)
メモには、色々ジャッキー・チェンのことを書いた後で、最後に、「悪役(とも言い難いんだけど)の若い俳優さん(リウ・イエ)も、演技力のある人で印象的。(リウ・イエという名前はおろか、実は顔さえ覚えてない自分。でも、彼は独特の雰囲気のある人で、私は映画で見かけるたびに、なぜか「あ、あの人だ」と気づく) ジャッキーはもちろんだけど、この人についても、なんだかちょっとシミジミしちゃった。(これからも応援するからね~みたいな感じで)」
http://blog.livedoor.jp/hayasinonene/archives/38620065.html
『ノア 約束の舟』(監督・共同脚本:ダーレン・アロノフスキー)
聖書に不案内で、「ノア」という人物・その行為について、一般的にはどう思われているのかわからないのだけれど・・・映画の最後でノアが飲んだくれて?いる、その気持ちはなんとなく、想像できそうな気がした。(私の勘違いかもしれないけれど、あれほど信仰心に篤かったノアからすれば、「神」に裏切られた・・・とまではいかなくとも、少なくとも「自分はわかっていなかった・・・」と、思っただろうな~と。)
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(監督:ダグ・リーマン 原作:桜坂洋)
私に「ライト・ノベル」の存在を教えてくれた若い友人は、「今度、ラノベがハリウッドで映画化されるんだって。トム・クルーズが気に入ったから・・・とかいうんだけど、よりにもよってなんでアレが?っていうヤツ(笑)」などと言っていた。(お蔭で?私は、映画より先に原作を読んでしまった(^^;)
でも、映画はソコソコ上手く映像化していたと(私は)思う。原作はごく若い人たちの話で、その一生懸命さゆえにラストが辛いのだけれど、映画では大人が主人公で、ラストもハッピーエンドの娯楽作品になっていた。でも・・・トムさんが主人公ならこれでもいいかな~なんて、私は思った。一種変わったタイム・パラドックス物だけれど、映画の方を観たら、逆にトム・クルーズがなぜ気に入ったのかがなんとなく解った気もして(^^)。
☆ 『チョコレートドーナツ』(監督・脚本・製作:トラヴィス・ファイン)
古くからの映画館で、「好評につきロングラン!」となった映画。(リピーターのお客さんも見かけた)
http://blog.livedoor.jp/hayasinonene/archives/39309787.html
『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』(監督:エドガー・ライト 脚本:エドガーライト、サイモン・ペグ 2013 イギリス)
メモには、「私以外にもお客さんが数人(女性ばかり~)」などと。
http://blog.livedoor.jp/hayasinonene/archives/39935682.html
『罪の手ざわり』(監督・脚本:ジャ・ジャンクー)
どうも私は、この監督さんの映画を「続き物」みたいに感じているらしい。(記憶を探ろうとすると、全部いっしょくたになって、引きずり出されてくるような気がする(^^;)
http://blog.goo.ne.jp/muma_may/e/3408ac8921139cc25780e113a0a0f40e
☆ 『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』(監督・脚本:リチャード・カーティス)
父親役のビル・ナイ(大好き!)も良かったけれど、息子役の俳優さん(ドーナル・グリーソン)の初々しさも印象的(^^)。
http://blog.goo.ne.jp/muma_may/e/3583f6c3484d9ac4bad16d8fff0f5616
『猿の惑星:新世紀ライジング』(監督:マット・リーヴス)
観た後よほどクタビレタのか、メモにはタイトルのみ。(あの主人公シーザーの苦渋に満ちた瞳の色は、今も忘れられない・・・)
http://blog.livedoor.jp/hayasinonene/archives/40941937.html
『リスボンに誘われて』(監督:ビレ・アウグスト 原作:パスカル・メルシエ 2012 ドイツ・スイス・ポルトガル)
何も知らずに観たのだけれど、キャストの豪華さに驚かされた1本。(シャーロット・ランプリング、マルティナ・ゲデック、メラニー・ロラン、レナ・オリン、トム・コートネイ、ブルーノ・ガンツ、あ、クリストファー・リーも)
私がこれまで見たことがないくらい、普通に知的に「紳士」してる?ジェレミー・アイアンズと一緒に、リスボンの路地をどこまでも歩いて行きたくなった。(中年以降のオトナのファッションも素敵~♪)
☆ 『ベイマックス』(監督:ドン・ホール クリス・ウィリアムズ ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ)
メモを見たら、「12月30日に家族4人で観に行った」とあった。そう、この映画はそうだったんだ・・・(ショウコさんが17日に亡くなって、19日がお葬式で・・・そんな年の暮れ、珍しく家族みんなで観に行ったのに、なぜか私はぜ~んぶ忘れてた。薄情なヤツ(^^;)
http://blog.goo.ne.jp/muma_may/e/8737a4a18e0fe87b5955fb52fa421eb3
(20本)
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