2022年にオフシアター(映画館などでの興行以外)で観た映画は、外国・日本合わせて11本。(21年には5本だけだったようなので、これでもたくさん観られたということになるのかな(^^;)
感想もロクすっぽ書いてない1年。世界的にも、日本国内でも、いろんな事件があり過ぎて、自分がどうやって暮らしてたのか思い出せない始末。
それでも映画はいいですね~
家で観ることが圧倒的に多くなってしまいましたが、やっぱりスクリーンで観るのは最高の贅沢! めったに観られなくなると余計に、そんな風に感じます。
『チイファの手紙』(監督・脚本・原作:岩井俊二 2018 中国)
外国(中国)で日本人監督が映画を作るのって、大変なことなんだろうな~って、こういう映画を観るといつも思う。
https://blog.goo.ne.jp/muma_may/e/3d4f406d31a07d68bf022e357ff67f3c
以下は美術館ホールの定期上映会「ルイス・ブニュエル監督特集で観た2本。
『昼顔』(監督:ルイス・ブニュエル 1967 フランス=イタリア)
『哀しみのトリスターナ』(監督:ルイス・ブニュエル 1970 スペイン)
昔の映画をもう一度観ると、かつてそれを観ていた自分が、傍に坐って一緒に観ているような気がして嬉しい(^^)
http://blog.livedoor.jp/hayasinonene/archives/56680488.html
『台北ストーリー』(監督・共同脚本:エドワード・ヤン 主演・製作・共同脚本:ホウ・シャオシェン 音楽:ヨーヨー・マ 1985 台湾)
エドワード・ヤンの作品というので楽しみに観にいったはずが、今全然思い出せない。音楽がヨーヨー・マで、主演はホウ・シャオシェンだったんだ~(でも覚えてない)
覚えてるのは、「日本の映画も一時期こんな感じだったな~」とか、「一緒に将来を考えてるようでも、男性と女性では、見えてるモノが全然違うから」とか、漠然と思ったことだけ。(台湾と日本、そこまで違わないんだな~というのは、いつも思う)
『ロスバンド』(監督:クリスティアン・ロー 2018 ノルウェー=スウェーデン)
『50年後のボクたちは』よりもノンビリゆるーい、善意と無邪気さでできてるような映画(両方とも大好き!(^^))
http://blog.livedoor.jp/hayasinonene/archives/56850982.html
『天才ヴァイオリニストと消えた旋律』(監督:フランソア・ジラール 原作:ノーマン・レブレヒト 2019 イギリス=カナダ=ハンガリ ー=ドイツ 原題: "The Song of Names")
思い出そうとしても映画の暗さ(物理的にも心情的にも)にメゲてしまって、感想を書けなかった記憶がある。ナチスによるユダヤ人虐殺の話なので、暗いのは当たり前だし、犠牲者の名前を残そうと、こういう方法が使われたということを初めて知ったのも衝撃的だったのに。(ゾンダーコマンドと呼ばれた人たちのメモや僅かの写真くらいしか知らない)
それでも、ヴァイオリンの音色は美しかった。(こども時代を演じた少年は、たぶん本当に弾いているんだろうと思った)青年との弾き比べのシーンが一番印象に残ったのは、純粋に「楽しそう」だったからかもしれない。
『ゴヤの名画と優しい泥棒』(監督:ロジャー・ミッシェル 2020 イギリス 原題:The Duke)
イギリスの社会問題を描くにしても、こういうやり方もあるのね…と。
https://blog.goo.ne.jp/muma_may/e/53f019fcc1be623021dc849f3978f2fa
『Ribbon』(監督・脚本・企画:のん 2021 日本)
映画館で『さかなのこ』を観た後、すぐにこの映画の上映会があったせいか、とにかくのんさんというのは不思議な人だなあ…と。
こちらは美大生の卒業制作展がコロナ禍で中止になる話。若い「学生」「美術方面に関心がある人」があのコロナ騒動をどう感じ、どうとらえたか。映画の作り手がそれをどう察して、どう力づけようとしたか。先の見えない苛立たしさ。1年かけて制作した作品が公表できなくなった悔しさ、寂しさ、持って行き場のない怒り… 若い人たちから見たコロナ禍の現実を、高齢者の自分も垣間見せてもらった気がした。
一方で、いかにも美大生らしい主人公女性(のん)が思い浮かべる、作り出す、世界の可愛らしさ、美しさも観ていて楽しかった。(安易にラブ・ストーリーを混ぜないところもよかった(^^))
『モロッコ、彼女たちの朝』(監督・脚本:マリヤム・トゥザニ 2019 モロッコ=フランス=ベルギー)
フェミニズムを感じさせる映画にも色々あるんだ…と、教えてもらった気がした。
https://blog.goo.ne.jp/muma_may/e/60acf5f178838032c4cbf4baec0e00ac
『サマーフィルムにのって』(監督・共同脚本:松本壮史 2020 日本)
今、チラシを出してみたら、表側に「わたしたちの青春は、傑作だ。」「映画作りに夢中になった高校最後の夏。」そして「恋×友情×時代劇×SF×青春映画の新星!」とあった。
確かに… 恋、友情、時代劇、SF、青春映画、のどれか一つにでも食指が動くなら、観て後悔はしないと思う。 あくまで個人的な好みで、だけれど、今思い出してもちょっと欠点が見当たらないほど、若い人たちの清々しさ(なんせ18歳)、一生懸命さ(勝新大好き!「座頭市」作りたい!!)、悪気のなさ(悪役っぽくても悪役じゃない)、そして可愛らしさ~(主人公ハダシのガニ股がいいの(^^))に満ちていたから。
(それでも、最後に見られる作品の映像は、信じられないほど?ちゃんと「時代劇」してて、作る過程のドタバタドサクサなんて全然見えない。久々に「映画」の魔術を実感させてくれて、オミヤゲまでもらった気分になった)
『ディリリとパリの時間旅行』(監督:ミッシェル・オスロ 2018 フランス=ベルギー=ドイツ)
パリの文化と観光のPVを見てるような気もした。すっきりそう思って観られた方が楽しめたかもしれない、(ニューカレドニアから来た少女ディリリのデザイン(ファッション込み)が好きだった)
https://blog.goo.ne.jp/muma_may/e/f08ce9815031624ab6eeaf77b0dc0f4b
右側に集中して出た
腰に出て背中に出て耳がある日聞えなくなって耳鼻科に行ったら耳の中に帯状疱疹が出てるつて言われたの
痛くて辛かったわ
今から3年ほど前の話し
大きなスクリーンで映画を見ると、感動もひとしおよね♪
あちこち繰り返すなんて
ほんともう何とも言えない…
みゆきんさん、どうぞ身体大事にしてね。
って言っても、なかなかそうはいかないのかもしれないけど…
冬は雪の始末が大変だから、余計に心配してます。
せめて春が早く来るよう祈ってます。