(監督:李 相日 脚本:奥寺佐渡子 原作:吉田修一 2025)
6月11日~7月2日の3週間で、ほぼ10日おきに3回映画『国宝』を観ました。
劇場版のアニメーションは、2回観ることが珍しくないのですが実写版の映画を、これほど短期間に続けて3回観たのは初めてです。
感想を書くのは手に余るので、「体験メモ」(感想メモですらない)としてその後読んだ原作小説のことや、若い友人の感想を先に書いてから映 . . . 本文を読む
NHKのTV番組《ダーウィンが来た!》枠で2本「聞いてびっくり! 鳥語講座」と「都会に進出! 森の小鳥シジュウカラ」《ワイルドライフ》枠では「新発見! 言葉でつながる小鳥たち」
これら3本を観て、わたしはこの若き研究者の
ファンになってしまった~(^^)
何がいいって、とにかく楽しそう。
研究をするのが、小鳥の話をするのが
楽しくてたまらないという雰囲気が伝わってくる。
わからないこと . . . 本文を読む
杉井光の小説は、以前よく読んだ。
若い友人が「ラノベ」に興味を持っていた頃で
わたしにも回してくれたのだ。
若い登場人物たちの会話が
小気味よくポンポンと弾むようで
その自在さが気持ち良かった。
ここまでヘタレな主人公(少年)って
見たことないなあ…なんて思いながら
ドクターペッパーばかり飲みたがる少女探偵?や
その周辺の若い人たちのあれこれを
楽しんでいた記憶が . . . 本文を読む
ダラダラ日記ブログの方でたま~に書いてる
「シネマおもちゃ箱」の記事がたまってきたので
続きをこちらにも載せます。
いつもながらの「映画感想ムダ話」ですが
おヒマなときにちょっとでも
見て下さったら嬉しいです。
(前回の記事はこちらです)https://blog.goo.ne.jp/muma_may/e/6ea13bd73ad587786405f64d8e679c05
. . . 本文を読む
(監督・脚本:ウディ・アレン 2020 スペイン=アメリカ=イタリア 原題:Rifkin’s Festival)
ウディ・アレン監督の映画は、わたしはこれまで「苦手…」と思うことが多くて…
でも、この映画は好き! 昔観た『世界中がアイ・ラブ・ユー』も珍しく自分が気に入った映画だったけれど、これで2本目が現れたわけで、ちょっと嬉しい~(^^)
今回気に入 . . . 本文を読む
ブログサービスの終了ということを考えてもいなかったので
文字通りのショック!でした(^^;
でも、19年もの間「無料で」書く場を提供していただいたわけで
その裏側でお世話して下さっていたスタッフの方々には
心からお礼を申し上げたいです。
読んで下さった、時に書き込んで下さった方々には
「書き続ける」勇気と元気を与えていただきました。
本当にありがとうございました。
. . . 本文を読む
『高野豆腐店の春』(監督・脚本:三原光尋 2023)
全力疾走する82歳?を見たのは初めてかも。(『大いなる不在』いつかきっと観るぞ~などなど)
https://blog.goo.ne.jp/muma_may/e/cf9089f2341654034dd8e6ec72fddbb5『月』(監督・脚本:石井裕也 原作:辺見庸 2023)
自分は余程腹が立ったんだろな~と思わせる感想が、日記ブログに . . . 本文を読む
『オッペンハイマー』(監督・脚色・共同製作:クリストファー・ノーラン 2023 アメリカ)
家族全員が観た映画… というだけでも、その注目され方がわかるけれど(監督がこの人だから?)、わたしはこの映画のことがあまりよくわかってないのだと思う。何種類かの時間軸が交錯して、ただでさえよく知らない人のことを理解するのをムズカシクしている。マンハッタン計画って、こういうものだったの?とか、 . . . 本文を読む
今回(2024)のオフシアター映画は、わたしには感想が書きにくい(ほんとは書けない?)作品が多かったんだと思いました。なんだか勝手な文句ばっかり言ってるようで、書いていても気分良くなかった。もっとさらっと「ひとこと」だけのメモにすれば良かった… などと、書き終わってからぼやいてます。
(でも考え始めると、書き始めると、ウソ(きれいごと)書いてもしょうがない…と思ってし . . . 本文を読む
昨年オフシアター(自主上映会)で観た映画は、高知県立美術館冬の定期上映会での原一男監督特集が最初でした。
「原一男監督全作品上映」ということでしたが、若い友人の「全部観たい」に釣られて?わたしも結構たくさん観ることに。(別行動だったのになぜか引きずられる自分(^^;)3日間で計21時間以上という、わたしにとっては「大時空旅行」になりました。
『ニッポン国 VS 泉南石綿村』(2017)
ずっ . . . 本文を読む
「なぐりがき映画日記」さえメンドウ?になって
もっと好き勝手に書こうと「シネマおもちゃ箱」を始めました。
どう違うんだと言われても「本人の気分が違う」だけですが(^^;
配信・録画で観た映画が多く
スクリーンで観たものも少数混じってます。
ケナシテル?みたいなのもありますが
ただ、思ったことをそのまま書いてるだけ(あはは)
格調の高い映画はケナシニクイ?のか
あんまり取り上げていま . . . 本文を読む
記事のタイトルを考えようにも、ロクなことが浮かばない。
アタマの中が溶けたアイスになっていた夏。
それでも、「秋」の気配は空にも風にも。
ようやく朝晩涼しくなってきたのも嬉しい。虫の声も聞こえます。
映画の感想は中々書けませんが、日記ブログに書いたメモ?をこちらにも載せます。
枯れ木も山の賑わいで、ちょっとでも見て下さったら嬉しいです。
『名探偵コナン 100万ドルの五 . . . 本文を読む
(監督・原案・共同脚本:ビクトル・エリセ 2023 スペイン)
ただじっと見ているだけで、なぜか心地よい… そんな映画と、わりと相性がいい方です。(内容がちゃんと理解できてるかどうかに、本人はあまり拘りません)
自分がさまざまな予備知識(スペイン内戦前後の歴史とか監督の履歴とか)を欠いているせいで、映画の中で起きていることの意味が、よく分かっていないのだとは思います。主人公の映画 . . . 本文を読む
(監督:荒井晴彦 原作:高井有一 2015 詩:茨木のり子)
この映画の作り手が何を表現したかったのか、わたしは映画の最後の最後で、わからなくなりました。(この映画についてメモしておきたいのはそこなので、唐突な書き出しになりました)
映画のラスト、茨木のり子の有名な詩「わたしが一番きれいだったとき」が流れます。(読んでいる声は里子のものです)
けれど、主人公里子の最後のセリフは「わたしの戦争 . . . 本文を読む
(監督・共同脚本:セドリック・クラピッシュ 2022 フランス=ベルギー 原題 "En corps" )
「とても美しいダンス映画」… ひとことで言うと、わたしにとってはそういう記憶が残った作品だった。
映画の冒頭、「ラ・バヤデール」(最近読んだバレエ漫画「テレプシコーラ」で覚えた名前~(^^;)のステージで踊る主人公を観ることができる。クラシック・バレエの名作で、白 . . . 本文を読む