『ベンダ・ビリリ!~もう一つのキンシャサの奇跡』(監督:ルノー・バレ、フローラン・ドラテュライ)ここまで行くと、もう何も言えない・・・。http://blog.goo.ne.jp/muma_may/e/40ce9194a68937cb96cc825af10286e3
『太陽の雫』 (監督:イシュトヴァーン・サボー 1999 ドイツ・オーストリア・ハンガリー・カナダ)親子三代にわたる物語なので登場 . . . 本文を読む
長くなった「ひとこと感想」その9。この映画の主人公は、趣味のアウトドア・スポーツ(キャニオニングというのだとか)では相当な熟練者なのだと思う。「事故」が起きてからの「127時間」に彼が見せる、生き残るための努力・チャレンジは誰にでも出来るようなモノではなく、映画はそれを文字通り息詰まるような映像で見せてくれる。それでも、彼は・・・脱出出来ない。「死」が現実になり始めたとき、彼の前に現れたものは・・ . . . 本文を読む
長くなってしまった「ひとこと感想」その8。ワイズマン監督の第1作(1967)で、裁判所により上映禁止処分を受け、長年にわたる裁判闘争の結果91年に漸く上映可能となった・・・などという説明がチラシにあった。精神障碍のある犯罪者のための州立刑務所マサチューセッツ矯正院での「日常」を、本当に「そのまま」スクリーンに映し出しているように見えて、この監督はこういうやり方でドキュメンタリーを作る人なんだな・・ . . . 本文を読む
ちょっと長い「ひとこと感想」その7。コンゴ民主共和国の首都キンシャサで路上生活を営む、ポリオ障碍者とストリートチルドレンから成るバンド、「スタッフ・ベンダ・ビリリ」を5年間にわたって撮影したというドキュメンタリー。(ベンダ・ビリリというのはリンガラ語(初めて聞いた)で「外側を剥ぎ取れ=内面を見よ」の意味だとか。)内戦が続き、国名がたびたび変わったコンゴのような国で、障碍者」かつ「路上生活者」である . . . 本文を読む
去年オフシアターで観た外国映画は39本。1、2月はそもそも冬で調子が悪くて、3月の震災以降は何もする気になれなくて、家に籠もっていた時期が長かったので、自分ではもっと少ないかと思っていた。ただ、2月に高知県立美術館の冬の定期上映会として「ポルトガル映画祭」(3日間)があったのだけれど、1本も観に行けなかったのは本当に残念。この美術館でのこういった企画は、観に行ったら必ず、私がこれまで知らなかった世 . . . 本文を読む
長すぎる「ひとこと感想」その6。 作り手(監督・脚本・原作:エリック=エマニュエル・シュミット)が元々は劇作家と知って、なんとなく納得するものがあった。私はたまたまこの人の『イブラヒムおじさんとコーランの花たち(原作・脚本)』、『地上5センチの恋心(監督・脚本)を観ているけれど、ある種のファンタジーというか、「作り物」にしかできない楽しみ方?を観客に見せてくれる人だと思っている。今回は「 . . . 本文を読む