遂に、というかとうとう衆議院が解散してしまった。小泉総理が「郵政解散」が言っているように、郵政改革関連六法案が目玉だった今延長国会。しかし、その影で障害者自立支援法案も着々と審議されていたのである。
法案の中身は是非はともかく、ゆくゆくは介護保険との一体化という規定路線に乗った法案は、さまざまな反対運動をも飲み込んで成立目前まで漕ぎつけていた。しかし、たった一人の政治家の一言で今国会での成立はもうない。
衆議院を通過してはいたものの、まだ参議院を通過していなかった法案は、次の国会でまた最初からのやり直しになるとのこと。障害当事者からはあまり望まれていなかった法案ではあったが、これまで必死になって成立のために努力してきた厚労省の官僚にとっては、相当のショックらしい。障害者のことを自分のこととして捉えられない議員先生のために、必死に根回しをしてきた官僚の努力は水の泡になってしまった…。そんな泣き言まで聞こえてくるほどである。来期の国会で再度法案を提出しても、根回しは最初からなのだから。
9月11日の投票日、私たちにできることは、障害者のことを自分の問題として捉えることのできる人へ投票することぐらいかもしれない。
法案の中身は是非はともかく、ゆくゆくは介護保険との一体化という規定路線に乗った法案は、さまざまな反対運動をも飲み込んで成立目前まで漕ぎつけていた。しかし、たった一人の政治家の一言で今国会での成立はもうない。
衆議院を通過してはいたものの、まだ参議院を通過していなかった法案は、次の国会でまた最初からのやり直しになるとのこと。障害当事者からはあまり望まれていなかった法案ではあったが、これまで必死になって成立のために努力してきた厚労省の官僚にとっては、相当のショックらしい。障害者のことを自分のこととして捉えられない議員先生のために、必死に根回しをしてきた官僚の努力は水の泡になってしまった…。そんな泣き言まで聞こえてくるほどである。来期の国会で再度法案を提出しても、根回しは最初からなのだから。
9月11日の投票日、私たちにできることは、障害者のことを自分の問題として捉えることのできる人へ投票することぐらいかもしれない。