むじな@金沢よろず批評ブログ

台湾、国際情勢、アニメなどについて批評

エストニアのバンドVanilla Ninjaが大ブレークらしい

2005-07-01 22:19:39 | 芸術・文化全般
 何気にウィキペディアの英語HP(http://en.wikipedia.org/wiki/Main_Page)を見ていたら、7月1日現在Today's featured articleとして、なんとエストニアの女子ポップスグループのVanilla Ninjaが取り上げられていたので、思わずのけぞってしまった。見出しは、Vanilla Ninja's first single, "Tough Enough"。と思ったら、なんと、見出し項目まであるではないか!→Vanilla Ninja
 ちょうど1年前、わたしは夏休みにバルト三国を8年ぶりに旅行した。エストニアで5年に一度の国民総出の合唱祭が開かれるので、それを見に行くのが目的で、エストニアだけは初めて、ラトヴィアとリトアニアは二度目だった。まあ、率直にいって、合唱祭だけはよかったが、エストニアは人間がまだまだソ連的なくせに妙に北欧だと勘違いしていてプライドだけは高くて、ソ連並のサービス精神のくせに物価だけは北欧並だったので、非常にむかついた。ラトヴィアもリトアニアも、前回行ったときは妙に感動したが、今回はEU加盟の後だったし、そのわりにはサービスがソ連レベルだったから、むかついた。もっともリトアニアはカトリックも多いためか、人々が人なつっこくて情熱的だったから許せるが。ちょうど行ったときは大統領選挙決戦投票もあって、親欧米のアダムクス陣営の事務所に入り浸ったりしていました(^^;。まあ、ここらへんの話は後日改めて詳細を書くとして。
 ともかく、エストニアでも、CDショップも行って、ご当地のポップスを集めたりした。結局、買わなかったのが、Vanilla Ninjaというふざけた名前は、妙に印象に残っている。
 いつの間にか大ブレークしたのはびっくりした。・・・と思ったら、日本語オフィシャルサイトまであるではないか!二度びっくり!エストニアには似たような?コンセプトのバンドに、もっと幼い女の子3人組のIce Creamていうのもあった。
 ただ、スタンダードはLiisi Koiksonだろう。ジャズではHedvig HansonはTule mu juurdeというアルバムのジャケットが♪萌え~で買った。私は主に女性歌手しか聞かないし、しかもあまり知らない国の歌手に関しては、主に歌手の顔で選んで買っているので(わら)、男性歌手は知らん。でも同じ聞くにしても、やっぱり美人のでしょう(^^;)。歌が多少下手でも、ジャケットの顔を見ればいいわけだし。かといって、レバノンの 4 Catsくらい下手だと困るが。
 不思議なことに、日本でも有名なマーヤ、Maarja-Liis Ilus (Maarja) のアルバムはエストニアではなぜか手に入らなかった。世界的になりすぎて、もはやエストニアの歌手というわけにはいかなくなったのか。それにしても地元でアルバムがないというのは変だが。ビョークがアイスランドで売られていないってことはないだろうから。
 エストニアは、何かと虫が好かないところではあったが、それでも欧州の小国からマーヤについで、ヴァニラ・ニンジャがブレークしたことは良いことだと思う。

 ところで、エストニアポップスに興味を持った人に情報:
 エストニアで最も大きなCDショップチェーンは、Laseringというのがある。本店は、私も行ったP醇Brnu 38, Tallinnで、私が行ったときの営業時間は平日が10-19時で、土曜日が10-17時だった。日曜休み。
 マーヤはMaarja official pageがあるがなぜか見えない。Maarja Fan Pageってのがある。