昔のつてを頼り「日本の金型会社のダナン事務所」に出張した。
9日から、1泊か、2泊かは内容次第ということで。
まずは出だしからつまずいた。 予約はベトナム航空のサイト、しかし
コードシェア便である4桁の数字、それでもベトナムエアラインの窓口に行くと
これは「運航会社がエアーパシフィックだから300m先の窓口に行けとの指示」
仕方く「ノイバイ空港の一番はじの該社でチェックイン」制限区域に入り、仕方なく
又300m歩き「プライオリティパスで入れるラウンジへ」ここではのんびり朝食を済ました。
そろそろ搭乗時間なので「モニターで確認することなく搭乗ゲートへ」あれ???
10:55発のフライトが12:15になっている??? カウンターに行って確認すると「簡単にディレー」だと告げられる。
良くある話だが、がっかりさせられる。(この会社とVietJet,オンタイムよりもディレー便が多い気がする!)
結局1時間以上遅れて目的地ダナンへ、ダナンは雨、しかも涼しい(寒い)
grabを頼んだが、間違って国際線へ行ってしまう始末、連絡し来てもらい30分のロス。
良くある話だが「grabは空港などでは、乗り場が制限されている」タクシー会社からは
コンペジターとして嫌がられているからだろうが? 雨の中濡れて待つ。
仕事も終わり、ようやくりリゾート気分になろうとしていたその矢先
どうもおなかの具合がおかしい。トイレへ行くと「ひどい下痢」吐き気も出てきた。
(昨日の雨模様と異常な気温、風邪でも引いたのだろうか?)
あわててホテルへ戻ると、「なんということだろう、寒い」がたがたふるえるように寒い
まずいな?と思い、とりあえず「持っていた解熱剤を1.5倍飲む」 そしてベッドへ。
1時間ほど眠っただろうか?トイレへ行きたくなり起きた、少し薬が効いただろうか?
この機を逃しては・・・と借りてたレンタルバイクで近くの薬局へ。「コロナの検査キットを2つ」
そして体温計と薬を買って急いでホテルへ。(こんな場所でコロナになったらシャレにならない!)
帰る頃にはまたまた「寒くなってきた」 ガタガタ震えながら「コロナ検査」・・・・・・・・
「よかった陰性だった」まずは安心したが、熱を測ると8度6分。参った
買ってきた薬を飲み「着れるもので一番暖かそうなものを着てベッドへ」それからはトイレとベッドの
往復だった。何度か「電話が鳴ったような気がしたが? 出る元気は無かった」
気づいて時計を見れば、15時過ぎにベッドに倒れこんでから12時間夜中の3時だった。
少し熱は下がったようだ。・・・次に気づいたのは「朝焼けに照らされた海が見えたので、5時ごろか」
結局昨日は帰れず11日になってしまった。 少しゆっくりとしようと夕方便を取っていたが
午前便に変更し何とか昼過ぎにハノイに戻れた。全く散々な「リゾート地への出張であった」
夜電話をくれたのは5歳友人と【母上】だった。5歳友人から
頼まれていた「ダナンでステッカーブックを買えたらお願い。」の確認電話と、連絡のないことを心配しての
連絡だった。幸い悪くなる前に「約束は果たせたが」・・「早く帰ってきなさい」とのアドバイス。
聴けば彼女の妹さんも同じ症状で寝込んでいるという。・・・・
何とかダナン空港で少量のお土産を買い、ステッカーブックと共に帰れたのが唯一の救いだ。
思えば「散々なリゾート出張だった」 以前は出張慣れして年100日も出張していたが
このような事は2度目だった。やはり、健康第一である。
悲惨な出張のホテルからの眺め、最高の眺めだが、最低の健康状態だった。
この時期のダナンとしては「異常な気象と気温だった」
全くこの環境を満喫することなく帰ってきてしまった。