MT-DRACO

My Last Summer Wine
-『少年』の心を持つクルマ趣味人へ-

FIAT500足回り検証

2012-03-17 17:02:48 | FIAT

一か月ほど前ですがMT-DRACOスポーツスプリングを装着された500Cのオーナー様からご相談を受けました。

当初純正ショックとの組み合わせにてスポーツスプリングを装着されなかなか気に入って頂いていたようなんですが

その後、社外品のショックとの組み合わせに変更した所走行中にコトコト音が出るとの事・・・

こういったご相談・・・

通常のアフターパーツメーカーですと   「お買い上げ及び装着されたお店にご相談下さい!」  

もしくは   「純正ショックとの組み合わせにて開発しておりますので、純正に戻してください!」

そしてクレームではないいわゆるコンプライアンスですとたらい回し状態になったりするんですが・・

 

クルマ趣味人の愛車への拘りはとっても重要と常日頃考えてますので、上記の建前論をお伝えしたうえで

装着された矢東タイヤさん江戸川店と連絡をとって先日検証してまいりました。

早速試乗してみると低速走行時に後方より微かなコトコト音が・・

今回一緒に検証していただいた矢東江戸川の平野氏、経験豊かな頼れるメカニックさんで

チェック後の対応もなかなか手際が良く大助かり!

もっとも、当初伺った内容で交換したリヤショックの全長が長いのではと考えていたのですが

特に問題無し・・・

因みにフロントはとチェックしてみると・・・・・・

純正ショックと比べると微妙に長いようでリフトアップ状態ですとスプリングへのプリロードが掛かっていない様子。

この段階で本来は純正ショックに戻すことになるのですが・・・・

結局、オーディオ関係のデッドニングに使用する制振マットを加工してスプリング台座部分に入れる事に。

更に、平野氏リヤのスプリングも脱着して台座部分も綺麗に清掃して万全を期して作業を終了。

結局、例のコトコト音なんですが・・・

完璧には解消されなかったのですが当日夜にオーナー様から連絡があり 

「微かなコトコト音、明らかに小さくなったようです・・・」

 

で、後日談なんですが最初に装着作業を担当されたメカニック氏によるとどうやら装着作業前から

コトコト音は出ていたような・・

まあ、こういった音の問題はなかなか原因究明に行きつくのは結構大変な作業の繰り返しになってしまうのですが

私的には出来る限りご相談に乗りたいと思ってます。

 

今回、本当に面倒な作業を快く協力していただいた矢東タイヤ江戸川店さん

信頼の於けるショップさんですので今後もMT-DRACOとしては応援したいですね!!

http://www.yatoh.co.jp/group/tokyo/edopht-2.html

 

余談ですが、足回りに関して私も幾つか車高調の開発を色々と検討しているのですが・・・

一番の悩みはフロントのストラット、構造的に容量アップする為のシリンダー口径を大きく出来ない上に

ストラット取り付けポイントが高い位置にある為正立及び倒立にしてもガス室を確保すると車高調整シロが

多くても30~40mm程度しかなく今一歩・・・・

容量確保の為には別体タンク仕様にして理想とするしなやかな乗り味を突き詰めると伸び側と縮み側を別設定できる

2wayとして更に純正ではトーコントロールしか出来ないのでキャンパー調整も可能にしたいと考えてます。

課題は・・・・     お値段  ・・・・

 ←コレ、LOTUS用別体タンク付き2wayダンパーです。

アバルトにお乗りのオーナー様から約1年以上前からご相談を受けてますので何とか商品化に漕ぎ着けたいと

思ってますのでご興味ありましたら是非、ご連絡下さいませ!!

(この指とまれで・・・・ 2~3セットにて限定生産?!)

『残念ながらMT-DRACOとしてお勧め出来る既存の社外品ショック及び車高調は今の所ありません・・・』

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« MT-DRACOコンセプト | トップ | パーツ装着ダブルヘッダー?! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

FIAT」カテゴリの最新記事