昨年来よりTwinairと同時進行でアバルト500のファインチューニング。
実走行を繰り返しながら開発進行中です。
開発途中段階ですので一部仕様変更等あるかもしれませんがかなり良い感じに仕上がりそうです。
BOSHのシャーシダイナモでのノーマル測定では・・・ 125.9kw/171、2ps
一応、開発車両はアバルト純正オプションのエッセ・エッセKIT仕様ですがなかなかの実力。
アクセルの踏み加減でも前後しますが最大ブースト圧は標準モードで1.2kg、スポーツモードで1.4kg
(おおよそ0.2kgほどオーバーシュートする事があります)
もっともレブリミット近くになるとTwinair同様に徐々に過給圧は下がってますから比較的安全マージンがあるように思います。
レブリミット手前での燃調がやや濃いめなので(A/F 10~9)チューニングベースとしてはうってつけかもしれません。
余談ですが・・・
最近のエコカーエンジン、アイドリング~フルスロットルまでほぼ理論空燃比の14.7に限りなく近かったりします。
実際に長距離走行でもマフラーテールエンドは真っ黒けなのでまずは吸気系の変更がかなり有効。
MT-DRACO的には素っ気ないエンジンヘッド周りは今少し色気を出したいところなのでTwinair同様にアルミプレートを製作・・・
既存アフターパーツメーカーの量産品では望めない?! アルミ削り出しステー&ステンレスボルトナット。
某有名なんちゃってカーボン吸気ケース(実は薄肉ステンにフィルム貼ってます)の鉄チン芋ネジとは違います^^;
色々とレイアウト検討中ですがこのパターンがかなり良さそう・・・
同時に過給エンジンの場合は吸気温度の管理が重要ですので純正インタークーラーの両サイドマウントはレスポンスには有利なのですが前置きインタークーラーの直接走行風が当たるレイアウトが正解!
現状はこんな感じですね・・・
インタークーラーとパイピングの取り回しが中々手ごわい位置関係でかなり苦労してます。
海外もの及び既存他社前置きインタークーラーですとシリコンパイピングにて自由度を求めますが
やはりアルミパイピングとの比較では圧損がかなりありますのでこのあたりは大変ですが頑張りどころかも・・
アバルトで更なるファインチューニング、STEP2&3をご検討中のオーナー様
ご興味ありましたらご連絡下さい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます