先週いつもの横浜都筑の協力工場、トライバルオートさんにてFIAT500 1.4L スポーツマフラーの装着。
30代の拘りオーナー様、ニューチンクは閃き衝動買いだったそうですがマフラー装着に関してはかなり慎重に色々と
お勉強?! されたようで現状のFIAT500用マフラーは殆ど全てチェックされたそうです・・・・
な・なんと、MT-DRACO謹製ロケットランチャー 2本お買い上げ・・・
そう! 装着用と自宅展示用に ・・・・
なわけはないか・・・
拘りオーナー様にお勧めの The best quality!!
工作精度とそのクオリティーは圧倒的、既存社外品マフラーとは全く別次元の仕上がりです。
外観品質だけでなく不快な低周波音をカットしつつ中高回転域での心地よいのびやかなサウンドチューニングを
コンセプトに企画開発するアフターパーツメーカーは稀と思いますが他社マフラーを色々と試して最後にたどり着く?!
そんな想定で開発しましたが最近はより若いオーナー様からのご指示が増えてきているのは嬉しい限りです。
既に、お気づきと思いますが・・・
テールエンド形状が既存品と少々異なるようで・・・
スラッシュカット!!
実は、初期ロットは同様のシャープなスラッシュカットにてリリースしたのですが
直後に道路交通法が改正になりあの忌まわしい外突要件2.5Rが施行された為テールエンドに無垢ステンレスの
削り出しテールエンド仕様に変更しました。
今回のオーナー様は是が非でもスラッシュカットにとの事で約1.5か月程お待ち頂いて特注にて製作。
テールエンドの形状違いはそれ程大変とは思われないかもしれませんが、コレかなり大変な作業!
製作用ジグは既に2.5Rテールエンド用になっている為結局SACLAMさんの職人芸に頼って無理くりお願いする事に!
既存量産マフラーでは完全に試作品扱いになってしまいます^^;
今回の装着作業、純正マフラーの差し込み部分の固着で外す作業に結構手間が掛かりましたが
一旦外せればそこからはサクサクと装着完成なんですが・・・
今回は純正ゴムブッシュの劣化の為ブッシュ交換も同時に実施。
純正マフラーと比べるとかなりコンパクトで重量も半分以下になります。
実際、純正マフラー取り外しの際には結構な重さなので1人作業には十分注意が必要(ぎっくり腰・・)
テールエンドのY字部分のTIG溶接、とっても大変です。
更に、大変なのがMT-DRACOプレートのTIG溶接。
通常はフラットな部分にスポット溶接ですね・・・ コスト全然違いますから ・・・
このあたりは往年のアバルトのウエットサンプからのインスピレーション(笑
何気ない外観ですが・・
リヤエンドの見え方にもかなり苦心してまして太鼓部分のレイアウトも下に垂れ過ぎず程よい分量に!
テールエンドも通常のW出しのように単純に平行に出てると丸みのあるチンクのリヤフォルムとのバランスが今一歩・・・
この微妙なオフセットの位置関係を決めるだけでSACLAMさんと、あ~でもない・・・こ~でもない・・・・
工芸品と変わらない作り込みをしている為、チンク用マフラーは残念ながら大量に在庫していませんので
ご興味ありましたら先ずは在庫確認をお願い致します。
在庫切れの場合1~2か月程お待ち願う事もありますので・・・
http://minkara.carview.co.jp/smart/userid/634913/blog/26824517/
多分9月下旬に再び遠征かも・・・デス
また寄られてください!
オシャレなフィアットお待ちしてます(^^)
又、お暇なときに井戸端会議しましょ。
6pot ・・・ お待ちしてます(笑
装着した帰りも窓を開けて、ドラコマフラーの音を聴きながら帰ってきました。
音量重視ではなく音質に拘ったドラコマフラーは僕が求めていたもので、ホント出会えたことに感謝です。
眺めてヨシ!
聞いてヨシ!
これからチンクに乗る楽しみがまたひとつ増えました
ありがとうございました。