ABARTH&FIAT500用 MT-DRACO with Tan-Ei-Sya
RS209A 裂開鍛造16インチホイール
過酷な耐久試験無事終了です。
引き続いて RS209B の耐久試験の予定です。
非常に過酷な耐久試験の為 一回の試験でパス出来るか毎回フィンガークロスの心境ですが・・
JWL基準と比較しますと
JWL基準 TWS VERSION2 MT-DRACO
半径方向負荷耐久試験 50万回転 100万回転 200万回転
回転曲げ疲労試験 10万回転 20万回転
13°衝撃試験 230mm 255mm
JWL基準に対して、回転曲げ疲労試験で200%up
(恐らく既存の鋳造ホイールではかなり厳しい条件です)
横剛性確保を重視してのMT-DRACO独自基準
半径方向負荷試験は実に400%up という途方もない厳しいテストを実施してます。
既存アフターホイールの場合は最大でも120万回転試験と思います。
更に、JWL基準にはありませんが
Tan-Ei-Syaさん独自試験として
① 90°衝撃+半径方向負荷耐久試験 100万回転
② 13°衝撃+半径方向負荷耐久試験 60万回転
追加2項目を実施してます。
①はタイヤ装着し車両装着と同じ状態で固定、インナー側に1/2インチの高さから
1tの衝撃を加える90°インナーリム衝撃試験を行ったうえで、
更に半径方向に負荷(PCD98の場合35kg荷重)を掛け既定の回転数にて
試験を実施します。
想定として、縁石等による衝撃を受けた後の安全性にも配慮してます。
②もタイヤ装着し車両装着と同じ状態で固定、アウター側に1インチの高さから
JWL規格に準じた負荷を1回落下させる13°衝撃試験をしたうえで、
更に半径方向に負荷(PCD98の場合35kg荷重)を掛け既定の回転数にて
試験を実施します。
想定として、路面からの過大な衝撃を受けた後の安全性に配慮してます。
単に軽さだけを求めてよりお安いホイールを製作する事は可能なんですが、
私自身が自らの愛車に装着したいホイールを追い求めた結果ですね・・・
出来立てホヤホヤの RS209A 写真データが届きまして・・
アルミ合金無垢の状態。
現物は未だ確認していないのですが、
塗装を行わずにクリア塗装のみもひょっとして良いかもしれません。
当初の予定納期は2019年2~3月ですが、耐久試験が1回で終了しましたので
多少納期は早まると思います。
MT-DRACO with Tan-Ei-Sya
* RS209A 16×7.OJ +33.5 4-98 CB58.1 単体設計重量6.62kg
4本set ¥400,000(税抜)
* RS209B 16×7.OJ +33.5 4-98 CB8.1 単体設計重量6.87kg
4本set ¥272,000(税抜)
既に初回製作分は専用部材手配済みの為
引き当て可能は残り 4set 分のみとなってます。
思うに・・
現状の既存アフターホイールで同等かこれ以上の真円度と精度そして横剛性の高さ
を持ち合わせるホイールは世界中探してもないと思います。
ご興味ありましたら連絡お待ちしております。
mtakek9x1007@silk.ocn.ne.j
Mobile:080-6689-9950