月光院璋子の映画日記

気ままな映画備忘録日記です。

7月前半の映画リスト---- (2)

2008年07月10日 | ■2008年 7月の映画鑑賞

★・・・今回初めて観た映画
・・・以前も観た映画

ということで、今月に入ってから観た映画リストの第二弾です。今後も追加していくことになると思いますが、忘れないうちにアップしておくことにしました。

★「ヒルズ ハヴ アイ
(「The Hills Have Eyes 」)
★「ヒルズ ハヴ アイ 2
(「The Hills Have Eyes 2」)

以前観た「ヒルズ ハヴ アイ」は「2」の方だったことを今回初めて知りました。超つまらないという印象しかなかったのですが、「1」があったとは念頭になかったせいか、今回観始めた「1」を途中までその続編が「2だったとは気づかなかったほど。ゲテモノホラーとして単純に観ることをお勧めしますが、アメリカの砂漠での核実験、その犠牲となった人々の殺戮人肉食のホラーよりも怖いのは何か・・・・そういう視点を加えて観るか観ないかで恐怖の種類も変わっていきそうです。

国と国民を守る安全保障政策として核兵器は抑止力として保有されている。そう言われながら、その実験がもたらしたものは何かといえば、自然破壊と町の破壊とそこで平和に暮らしていた普通の人々の人生の破壊ということで、同じ国民ながら棄民として抹殺され忘れ去られた放射能汚染の犠牲者たち。こうした犠牲を要求する国家権力というものを問い告発するテーマがある分、「1」はただのゲテモノホラーに終わっていなくてサスペンス映画として見入ってしまいました。
避難命令を受け入れず町に住み続ける人たちの存在を黙殺して行われた核実験・・・・・住む町を放射能で破壊され、山に逃れた人々・・・その汚染された母体から生まれた次世代の子供たちは原始的な野人として超人的な運動能力を持つ怪物として、世間と断絶した砂漠の岩穴の中で教育も受けることなく生き続けてきた。ドライバーやキャンピングカーで旅行中に人々を襲って食料にすることで。
車社会を象徴する砂漠の中の一軒のガソリンスタンドの主からの情報でルートを外れて踏み入った道、携帯も圏外のその場が殺戮の場と化す恐怖。自分がこういう状況に立たされたらどうしようと状況設定して、いろいろと考えさせられて楽しめましたが、一番いいのはこうした状況に晒されないように気をつけようと。
続けて「2」を見始めたのですが・・・・、あまりのつまらなさに途中で寝てしまいました。
ご参考までに⇒http://thehillshaveeyes.jp/

★「ブラックサイト
ここのブログで取り上げた映画ですが、またまた観てしまいました。
娘はすっかりダイアン・レインのファンになってしまったようです。

★「どら平太」(邦画)
故市川崑監督&役所公司の時代劇。椿三十郎と重なるキャラの主人望月小平太こと「どら平太」の魅力で魅せるまさに痛快時代劇。主人公のキャラが椿と同じなのは、原作者が同じ山本周五郎だから。役所公司は、こういう役どころの方が「Shall we dance」のサラリーマンや「失楽園」などの中年男などよりもずっと似合うのではないか。宇崎竜童と片岡鶴太郎が双方の持ち味を生かして好印象で、菅原文太が決まっていたキャスティングなれど、唯一ミスキャストだったと思われるのが浅野ゆう子。これだけが残念。

ご存じない方のために。
⇒http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD32110/comment.html

★「Diary of the Dead
(「GEORGE A. ROMERO’S DIARY OF THE DEAD」)
これがなかなかよく出来ているホラー映画で、ホラー映画をつまらなくさせているテーマ性の欠落を補う視点が、さらに怖さを助長する仕掛けになっています。別立てのブログで画像をご紹介したいと思います。
ご参考までに⇒http://www.imdb.com/title/tt0848557/

★「Underworld 2 Evolution
ヴァンパイヤライカンと称される狼男の壮絶バトルが繰り広げられる闇の世界という設定のホラーアクション映画第二弾。ヴァンパイヤ族の女戦士セリーンという狼男狩をする役を演じている女性戦士が主役。この女優、あまりにもヴァンパイヤ映画の顔になっているような気がするのは、「ヴァン・ヘルシング」のせいかもしれません。ケイト・ベッキンセールという女優です。
映像がなかなかマイタイプなのですが、彼女のクラシカルな顔立ちや容姿に加えて、スタイリッシュなアクションもまたその映像のテイストを壊さないでくれるので、キャスティングとしては◎ですね。そうしたアクションを披露してくれているケイト・ベッキンセールですが、ベッドシーンは不要だったのではないかと思われるのは、相手役の俳優がイマイチだったせいかもしれません。ヴァンパイヤと狼男の混血の超人という役柄でヒロインの恋人となる存在なれど、スコット・スピードマンという若手の俳優ですが、どうもイメージが・・・・

ご参考までに⇒http://www.sonypictures.jp/movies/underworldevolution/site/home.html

★「First Daughter」 (邦題「ホワイト プリンセス」)
年々いい味わいを出してきている俳優、フォレスト・ウィティカーが監督したファンタジー。ホワイトプリンセスというのは、ホワイトハウス、すなわちアメリカ合衆国大統領府の主、大統領の娘ということで、映画は「昔々、あるところに」という語りで始まるファンタジー仕立てになっているホームドラマ。特別な存在であるホワイトハウスのプリンセス、サマンサの恋と自立の物語。大統領役のマイケル・キートンが年頃の愛娘を持つ父親の複雑な心情を繊細に演じていて好印象。
何といっても存在感が光るのは、サマンサと同室になる女の子、前向きで奔放、知的でコケティッシュな女子学生を演じているエイメリー。
http://www.amerie.net/



★「Pathfinder
http://www.imdb.com/title/tt0446013/

★「27 dresses
(邦題「幸せになるための27のドレス」)
たとえるなら「プラダを着た悪魔」かなと思ったら、何と同じスタッフでした。http://movies.foxjapan.com/27dress/

主演のキャサリン・ハイグルは、年齢とともにだんだん魅力が増すタイプの女優なので、今後が楽しみです。ご参考までに⇒http://www.imdb.com/name/nm0001337/

★「The Jaket」(邦題「ジャケット」)
★「Undead
★「ブラックハウス」(韓国映画)


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